蒲生 2022/06/01
06:10- 晴れ
前夜,5/28の画像を整理しているうち,コアジサシたちにまた会いたい気持ちが募ってきた。
この日は,時間的に潮の引き方が微妙だったので,蒲生干潟北側の向洋海浜公園にある高台の駐車場に車を駐車して,波打ち際沿いに砂浜を歩いていった。
このコースは,駐車場の下がちょうどサーフポイントなので,サーファーたちで賑わっていることが多いが,シロチドリたちと出会う確率が高い。
コアジサシ保護のために土盛りされた七北田川河口近くでも繁殖しているが,サーフポイントに隣接したこの周辺でも,以前から繁殖している。人が多くても影響はないようだ。ドッグランさせるような人も繁殖地にまでは入り込まない。
冬はミユビシギたちもいて楽しめるところ。
さらに進んで,コアジサシ保護の盛り土の近くまで行くと,お約束どおり,ここにもいる。
前回来たときから4日しか経っていないが,賑やかになってきた感じ。
しばらくして子どもたちが生まれると大きな群れになるのでもっともっとにぎやかになる。
コアジサシたちは盛り土の上に営巣しているとは思うのだが,下にもいた。
見ていると,お腹を砂の上につけ,短い脚で砂を蹴り出しながらぐるぐる回転し,砂に窪みを作っていた。
何をしていたのだろう。営巣の練習? 遊び? それともホントっこの営巣準備?
盛り土をしたからって,その上に営巣するとは限らない。
次に来たとき,どうなっているか楽しみ。
ただ,ここは釣り人やサーファーたちの通り道になることもあるので,どうかなぁ。
そういえば,こちらの方は早朝ドッグランさせる人もいるかもしれない。
盛り土の上にもいたが,抱卵している姿やヒナに餌を持ってきている姿はよくわからなかった。
ただ,プロポーズのために魚をプレゼントしようとして振られた姿は観察できた。ちょっと気の毒。
ハシブトガラスが飛んできたとき,集団でモビングして追い払っていた。ということは,ここにコアジサシたちのコロニーが形成されつつある,ということか。
何を思ったかヒバリがここに降りたときがあったが,こちらは1羽だけの力で追い払われていた。
シロチドリもここで営巣すると思うのだが,コアジサシたちが来たことで,この場所から追い払われないだろうか。仲良くやっていけるのだろうか。
それもどうなっていくのか楽しみ。
盛り土の上を観察できる堤防の上にいると,コアジサシの飛翔姿も堪能できる。
にぎやかな声とともに集団で飛んでくる。
背後が七北田川河口なので,飛び込んで魚を捕る光景も楽しめる。
この日の子たちは魚捕りが上手で,魚を捕った瞬間を撮影させてくれるチャンスはくれなかったが,魚をくわえている姿は捉えることができた。
これは,プロポーズ用の魚かな。受け取ってくれたかな。
ここから河口側を臨むと,朝のこの時間,ちょうど順光になるので,楽しく撮影もできた。
空バックも良いが,人工物バックも良い。
干潟の方には,先日いたメンバーと同じく,ソリハシシギとキアシシギ,コチドリがいた。
しばらく間を置いてから,天気の様子を見て,また来てみよう。
次の箇条書きは,次回のお楽しみ観察ポイント。
- 盛り土の下で窪みを作っていたコアジサシたちはここに営巣したか。
- コアジサシたちはカップルができ,抱卵を始めているか。又は,ヒナに給餌を始めているか。
- シロチドリはコアジサシたちに追い払われずに仲良く一緒にいるか。
【観察できた鳥】
オオヨシキリ,ヒヨドリ,カワラヒワ,ツバメ,ハクセキレイ,シロチドリ,ウミネコ,コアジサシ,ヒバリ,コチドリ,カワウ,ダイサギ,キアシシギ,ソリハシシギ,コヨシキリ,トビ,ミサゴ,チュウシャクシギ,ハシブトガラス,スズメ,アオジ (21種)
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