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2020/01/05

八戸-苫小牧航路 2019/12/29-30

(29日 八戸 ⇒ 苫小牧)  08:45-15:00  晴れ
(30日 苫小牧 ⇒ 八戸)  09:30-15:30  曇り

ミツユビカモメ,コアホウドリ,クロアシアホウドリ,フルマカモメ,ハイイロミズナギドリ,シロエリオオハム,ハイイロウミツバメ,ハシブトウミガラス,ウミスズメ,ウトウ (10種) ※ 外洋性海鳥のみ抽出

 青森の八戸港と北海道の苫小牧港を結ぶ航路での海鳥観察。
 29日,30日往復2日分をまとめて記録する。

 冬,この海域は,北西風が吹き荒れ,海が大荒れになる日が多くなり,ひどいときは船の揺れでデッキに立っているのも大変になる。そういうときは,風の反対側のデッキにいても,回り込んでくる波しぶきで体も機材もずぶぬれになる。一番困るのは,デッキに出ないよう乗務員から指示されること。
 そういう時期に入ってきたのだが,常用しているスマホ用アプリWINDYを見ていたら,この日が奇跡的に風が止まる予報だったので,1週間ほど前,衝動的に船と宿の予約をしてしまった。
 しかし,予報は変わるもの。
 行きの航路では,白い三角波が海上を覆い,小さな鳥を肉眼で探すことがむずかしい状態となり,レンズに付く波しぶきを拭き拭きの鳥見となった。帰りの航路は,幾分,条件が良くなったが,波は収まらず。

 さて,今回のメモ。

 今回は,ミツユビカモメとコアホウドリが大量にいた。
 ミツユビカモメとコアホウドリの回,と言ってもよいくらい。

 往路では,ミツユビカモメの大きな群れと何度も遭遇。
 たぶん,航路沿いだけで,数万羽はいたように思う。
 アカアシミツユビカモメなどが混ざっていないか,とは思ったが,あまりに数が多く,探すことさえ叶わず。

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 ときどき現れた子どもたちは,翼に黒いラインが入っている。

1912292810 1912292757

 おとなたちよりカッコ良い。

 おとなは,個体による初列風切の換羽状態の違いを楽しめた。

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1912294373 1912301233

 ミツユビカモメは,船に並行して飛んでくれる個体が多く,とても撮影しやすかった。

 コアホウドリも,往路・復路合わせて,200~300羽は観察したと思う。

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 長くてカッコ良い翼を堪能。

1912302072 A1912295387

 コアホウドリも,条件が良いとき,次々と船に並行して飛んでくれることがあるが,今回はそういうことはなく,また,近くに寄ってくることもほとんどなかった。
 こんな至近距離で観察できたのは,ほんの数回。

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 表情までわかる。
 何を考えているんだろう。

 数が多かったので,今回は,帰ってから個体差を楽しめるよう,翼の裏も撮影。

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A1912291152 A1912291188
A1912291346 A1912291449
A1912293461 A1912293517
A1912294137 A1912294169
A1912295145 A1912295251
A1912295404 A1912300403
A1912302084 A201912300030

 1羽1羽,翼の裏の模様が違うのが楽しい。

 アホウドリも期待していたが,今回は見つけられず。
 クロアシアホウドリも観察できたのは1回1羽のみだった。

 ミツユビカモメがこれだけ多いと,ミツユビカモメが獲った魚を狙うトウゾクカモメもいる。
 復路ではミツユビカモメを襲って餌を奪っている姿も観察できたが,往路で撮影できたのはこんな姿。

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 魚を奪ったオオセグロカモメを追いかけるカモメのさらに後ろを追いかけていた。
 なんとも要領の悪い奴。

 トウゾクカモメは往路復路とも何度か姿を見せてくれたが,復路で,1度だけ,船の至近距離を並行して飛んでくれたことがあった。

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 連射,連射。ドーパミン出まくり状態。

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 独特の尾の形までばっちり。
 こんなことでチョー幸せになる。

 フルマカモメは航路を通じて観察することができず,今回の航路では,局所的に集まっていた。

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 一番よく見る淡色型のほか,黒色型も,そして,白色型も観察できた。

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 残念ながら遠くからの観察になってしまったが,白色型を観察するのはホントーに久しぶり。
 しかも,この群れには少なくとも2羽の白色型がいた。

 ミツユビカモメやコアホウドリの数が多かったのが津軽海峡より南側の海域だったが,苫小牧に近い海域ではハシブトウミガラスやウミスズメ,黒いミズナギドリなどが観察できた。

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 このミズナギドリ,顔がハシボソミズナギドリっぽいが,ハイイロミズナギドリで良かったのだろうか。

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 航路で見る海鳥は,ウミスズメ類を除き,体をひるがえしながら飛ぶタイプが多いので,海上を真っ直ぐに飛ぶ飛び方で,すぐにアビの仲間とわかる。

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 その場で識別できなかったが,撮影した写真を拡大してみると,すべてシロエリオオハムだった。

 そして,航路では,思いがけない鳥と出会うこともある。

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