鵡川ほか 2020/01/11
09:30- 雪のち曇り
(鵡川)
トビ,オジロワシ,オオセグロカモメ,スズガモ,シノリガモ,ホオジロガモ,クロガモ,コガモ,アメリカヒドリ,ヒメウ,ホシハジロ,ワシカモメ,シロカモメ,ハシボソガラス,カワウ (15種+)
(北大苫小牧研究林)
ダイサギ,マガモ,シジュウカラ,ヤマガラ,ハシブトガラ,コゲラ,ヒヨドリ,ハシブトガラス,アカゲラ,ミソサザイ,トビ,ゴジュウカラ,フクロウ (13種)
いつもの北大苫小牧研究林に行こうか迷っていたが,午前中は天気が悪い予報だったので,車の中からでも観察できる鵡川(むかわ)に行くこととした。
鵡川漁港の港内は前回来たときとほぼ同じ。
クロガモやスズガモ,ホオジロガモ,ヒメウ,ホシハジロ,ヒドリガモなど。
先日,福島県新地町の河口で久しぶりに出会えたのだが,ここにもいた。
北海道まで来てアメリカヒドリでもないが,いればいたで嬉しくなる。
近くにいたコガモたちも雪の中。
カモたちの体にもどんどん降り積もってきた。
港内を移動してカモメ類に目を向けると,オオセグロカモメにシロカモメ。
シロカモメもオオセグロカモメも近付いても飛んで逃げる気配がない。
特に,上下のシロカモメは,いるのに気付かないで至近距離まで寄ってしまい,近すぎて画面に全身が入らなかったので,離れて距離を取ってから撮影した。
地元の宮城県ではシロカモメの割合は非常に少ないが,ここでは,20羽程度いたカモメの半数近くがシロカモメだった。
ところ変われば鳥変わる。
複数のシロカモメがいると,いつも,小さなのがいないかと探すのだが,今回は残念。
しかし,個体の特徴がいろいろ。
薄汚れたようなこっ汚い頭のヤツもいた。
なんて書くとセクハラ,モラハラで叱られてしまうか。
…,よく見ると,斑の細かい模様が,個性的で,きれい。味わい深いです。
シロカモメのほか,ここにはワシカモメも。
周囲にシロカモメがおり,また,天気が悪かったせいで,黒っぽく見え,すぐにワシカモメと気付かなかったが,オオセグロカモメよりはずっと色が薄かった。
それにしても,このワシカモメ,頭から胸にかけ,もや~っとした灰色が濃かった。
そういえば,この時期にしては,やけに頭が白いオオセグロカモメもいたっけ。
なんだろ。
このヒトにだけ,先に春が来ていたのかな。
防波堤から港の外を覗き込むと,すぐそこにオジロワシがいて,飛んで行った。
北海道の普通種。
前回来たときもいたっけ。
シロカモメたちは,雪が降りしきる波打ち際に。
いい感じ。
美しい。
寒かったけど。
マガモたちもどさどさと降っていた雪の中。
🎵 あのまちは雪のなかぁ,このまちも雪のなかぁ,電信柱もポストもふるさとも,ゆきぃのなかぁ~
しょうがなぁい,しょうがなぁい,ゆ~きの日はぁ,しょうがなぁい~ 🎵
ということで,鵡川はお昼前に切り上げ,移動。
午後からは天候が回復したので,北海道大学苫小牧研究林を歩いてみたのだが,種類も数も全然出ず。
キバシリもエナガも,クマゲラやヤマゲラも。エゾライチョウも!
いなかったわけではなく,タイミングが悪かったのだと信じよう。
フクロウを見てから,早々に宿に帰った。
笑っている?
あ,そういえば,昨年の6月1日にきたとき,ここにアカガシラサギが来ていた。
北海道でも希少な飛来だったと思う。
とても警戒心の強い個体で,撮影の難易度が高く,とてもとても面白かったっけ。
ブログ更新をさぼっている間のことだったので,ここに備忘メモとして置いておこう。
「0003 北海道/道南」カテゴリの記事
- 鵡川ほか 2020/01/11(2020.01.17)
- 苫小牧研究林 2019/03/21(5)(2019.05.28)
- 苫小牧研究林 2019/03/21(4)(2019.05.26)
- 苫小牧研究林 2019/03/21(3)(2019.05.09)
- 苫小牧研究林 2019/03/21(2)(2019.05.08)
コメント