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2019/08/26

羅臼 2019/03/23

13:00-17:00 曇りのち時々雪

 この日の午前を無駄に過ごしてしまった後,羅臼に向かった。
 この日の宿泊地となる。

 まずは羅臼港を覗くが,何もいない。
 粘ることなく,知床半島の岬先端に向け進む。

 すると,最初のトンネルを抜けた辺りで道路わきに小さな鳥の群れが見えた。

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 お,久しぶり。
 ハギマシコだ。
 お腹の渋いピンクがとても良い。

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 ハギマシコはこの後もいくつかの群れが観察できた。

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 この日,ここでは,道端に小さな鳥が見えたら,スズメではなく,ハギマシコだった。

 さて,羅臼では,流氷が漂着する1月下旬から3月上旬にかけて,観光船が3~4社から出て,流氷の上に大量の魚を撒いて,オオワシやオジロワシたちを集め,カメラマンに撮影させている。羅臼では,冬の観光の目玉のひとつだ。
 何年か前に,そうした船のひとつに乗船させてもらったことがあるが,この3月下旬ではもう時期外れ。
 
 しかし,自然の餌を糧にしているワシたちはまだいるはず。
 運が良ければ,出会えるのではないかと期待していたが,これは的中。

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 車を運転しながらでも,一本道の車道から見える木々に止まっている姿を何羽も観察することができた。
 本州で見るトビの密度より高かったかもしれない。

 そして,思わぬ近くを飛ぶ姿も。

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 低空を飛び,カメラのファインダー一杯になるオジロワシ。
 
 若ワシも。

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 そして,オオワシも。

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 翼の長さと幅,特に幅がまさにワシ。
 迫力がある。

 さらに先に進むと,海の上をオジロワシが飛んでいるのが見えたので,車を停め,何となしに眺めていると,ふわりと海に飛び込み,大きな魚を捕らえた。

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 見ることを優先してしまい,その瞬間を撮影することはできなかったが,こんなに近くからオジロワシの狩りを見ることができたのは,たぶん私の人生で初めて。この体と風貌なので,その迫力はミサゴなんかの比ではない。あえて「ミサゴなんか」と言っても良い気持ちになる。
 写真には残っていないが,しっかりと目に焼き付いた。大,大収穫。

 そして,さらに感動したのが,オオワシたちが北に渡っていく姿。

 知床半島の先端方面に向かう一本道をずっと走っていくと,オオワシたちが溜まっている所があって,

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 上空にもオオワシがいるな,と何となく見ていると,

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 複数羽がひとつの視野に入る。

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 そして,どんどん高度を上げて,タカ柱ならぬ,ワシ柱。

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 上下の画面では7羽だけ見えるが,当然,肉眼ではもっと見えた。
 20羽までは達しない小さな群れだったが,感動。

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 これも,狙ってきて見たのではなく,たまたま。

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 思いがけない出会いの嬉しさ.

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 日常生活では,サプライズの嬉しさというのは皆無なのだが,鳥見をしていると,こういうことがある。
 これも人生初の光景だったが,もしかすると,人生最後の光景になるかもしれない。
 いつかは宗谷岬でワシの渡りを見てみたいという夢があったが,まさか知床半島でも見ることができるとは。
 ワシタカ好き,タカの渡り好きの鳥見人の垂涎の光景。

 北に飛んで行ったように見えたが,どこに向かったのだろう。
 
 オオワシたちを見送って,そろそろ夕方の時間になるので,引き返すこととし,宿に向かう。
 
 宿に到着する少し手前に漁港があったので,ちょこっと覗いてみると,なんと…,防波堤にオオワシとオジロワシが10数羽。
 防波堤に向こう側に良い狩場(餌場?)があるようだった。

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 そろそろ薄暗くなってきて,雪も降ってきていたが,補正すれば何とかなるだろう,という気持ちで,車の中からの撮影をしばらくの間楽しませてもらった。

 このときの写真を何枚か連張りして残しておこう。

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 これでこの日はお終い。

 午前中はスカだったが,その分を上回る収穫が午後にあった日だった。

【観察できた鳥】

オオセグロカモメ,シノリガモ,スズガモ,ヒドリガモ,ウミアイサ,ワシカモメ,ハシボソガラス,オオワシ,ハギマシコ,オジロワシ,ヒメウ,ハシブトガラス


【その他写真】

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