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2019/03/15

苫小牧研究林 2019/02/09

09:00-15:20 晴れ

 この日午後7時の船便で仙台に帰る予定。

 早めに鵡川から移動してきたので,夕方までたっぷり時間がある。
 ゆったりした気持ちで,のんびりと鳥見ができた。

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 歩き始めてすぐにヤマガラやハシブトガラが寄ってきた。

 ここは,冬になると,小鳥たちの方から人に寄ってくる。

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 ここでは,何年も前,餌台を取り払ったら,人の手から直接ひまわりの種などを食べるようになり,今は,人を見ると寄ってくるようになった。

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 私もやったことがあるが,手のひらに感じる小鳥たちの足の感触がとても心地よかった。
 ヤマガラにハシブトガラ,そして,シジュウカラ,ヒガラ,ゴジュウカラ,…。
 
 ただ,昨年5月に来たとき,栄養不足で羽に元気なく,やせたヤマガラと出会ったことがあった。5月も下旬で,自然の餌が豊かな時期だったが,寄って来て餌をねだってきた。
 この時期に餌をねだるような鳥はこのヤマガラ1羽だけだった。
 もしかすると,巣立ち以来,人の手からの餌で生きてきて,自分の力で餌を取れる力が付いていなかった個体だったかもしれない。
 
 スズメの巣立ち雛が冬を越すのが2割くらい,という厳しい世界なので,あのまま弱って死んだか,動きが鈍くなってハイタカなどに食われた可能性が高いように思っている。

 人と鳥がふれあうのは悪いことではないと思うのだが,私も少し考えた方が良いかもれない。

 さて,この日は,キバシリがとてもよく目についた。

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 私には見分けがつかないが,北海道にいるのは亜種キタキバシリらしい。

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 木々を飛び移りながら,下から上に,幹をらせん状に回って餌を探す。

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 ゴジュウカラのように下向きになることなく,必ず,下から上に動いていく。

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 下から上にだけ一方向に動くので,飛び移ったときは木の下にいることが多く,ちょうど人の目線の高さに近くなる。だから,とても目に付く。

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 現場ではよくわからなかったが,写真を整理していると,何やら細かなものを飛び散らかしていた。

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 そのせいか,しばしば目をつむる。

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 シギチの仲間も餌取りのとき,よく目をつむるが,この鳥も。

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 こんなめんこい表情になる。

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 適当に選んだ写真の中に,こんなにたくさん,目つむり写真があった。

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 人だったら目をつむるとボツ写真になるが,これは全然OK。

 そして,こんなめんこい仕草(?)も見せてくれた。

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 お尻をあげて,…。

 そして,…,

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 んこっ!

 もう一発。

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 めんこいったら,ない。
 
 ただ,他にもいた鳥見の人たちは,キバシリにあまり興味がなさそうだった。
 なんぼ見ても見飽きることはないと思うのだが…。
 
 こちらの方は,何年か前から女性層を中心に大人気になっている鳥。

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 エナガの亜種シマエナガ。
 本州にいる亜種エナガとは,顔の黒い線がないだけが違う。

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 それだけの違いなのに,森の妖精とか,雪の妖精とか言われて,もてはやされている。

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 たしかに,めんこいことこの上ない。
 しかし,数年前からのシマエナガ人気がシマエナガだけにとどまって,他のめんこい鳥たちへの広がりがないのがとても残念。
 
 シマエナガ自身に罪はないのだが,この鳥を見ると,やや複雑な思い。

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 この日も,シマエナガ狙いの人がずいぶん粘っていた。

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 と言いつつ,他人につられる人なので,私も,つい…。

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 私も純粋に好きなのだが,この鳥の写真は人に喜ばれるので,お土産用に撮影。

 こちらはお土産にできない方。

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 おケツ。
 たぶん,写真集にもない貴重な写真。

 これは,ふっわふわの毛玉になった瞬間。

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 やっぱりめんこいなぁ。
 
 ただ,このようにゆっくり鑑賞できるのは,写真で瞬間を切り取ったから。
 実際には,すばしっこく動き回って,じっとしていることはほとんどない。
 
 亜種エナガも共通なのだが,冬のこの鳥の本来の魅力は,ジュルジュルと独特の声を出しながら,集団で木々の中を素早く動く姿だと思う。

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 写真の世界ではめんこだけのことが多いが,本物は生き生きと動き回っている。

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 この亜種シマエナガは,基本,北海道に来ないと見ることができないが,亜種エナガはその辺にたくさんいて,ジュルジュルと鳴きながら動き回っている。
 シマエナガとエナガは違うところはない。
 
 上のシマエナガの写真にも写り込んでいたが,何の木かわからないが,ヌルデのような感じの実が生っている木があり,その実に,多くの鳥たちが集まっていた。
 さながら鳥のレストラン。
 
 シマエナガのほか,ヒヨドリに,

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 シロハラ,

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 そして,アカハラ。

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 アトリもいた。

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 集まるところには集まるもので,この実に集まった鳥ではないと思われる鳥たちも,近くをちょろちょろ動き回って賑やかしていた。

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 この実は,誰の仕業かわからないが,雪道のところどころに落ちていた。

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 何の実だったんだろう。

 そういえば,こんなのも落ちていた。

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 猛禽類の食痕。
 白と黒の毛があったので,コゲラっぽく思ったが,よくよく見ると,羽毛ではなく,毛のよう。哺乳類だとして,何が考えられるだろう。
 この日,ハイタカは目視したが,ここにはオオタカもいるようだ。フクロウだったら丸呑みかなぁ。

 ルリビタキは青くないタイプの子が少なくとも2羽は入っていた。

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 ルリビタキは青くなくっても,喉の白い三角がめんこ。

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 広場の方の水場には,ヤマガラが来ていた。

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 流れる水が凍って,大きな氷の塊りができているが,水温はどのくらいだったのだろう。
 冷たそうで気の毒だが,餌だけでは水分を取り切れないだろうからやむなし。
 今の時期の凍るような冷たい水で水浴びもしているんだろうなぁ。
 
 時間が来て車に戻ると,クマゲラの声が聞こえてきた。
 目で観察することはできなかったが,いるにはいるようだ。

 朝ガッチガッチに凍っていたペットボトルのお茶は,この日1日では溶けきれなかった。

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【観察できた鳥】

マガモ,ダイサギ,オオハクチョウ,ハシブトガラ,ハシブトガラス,ツグミ,ヤマガラ,コゲラ,シジュウカラ,カケス,ホオジロガモ,ヒヨドリ,キバシリ,ルリビタキ,ヤマゲラ(?),ホシハジロ,ミソサザイ,ゴジュウカラ,アカゲラ,ハイタカ,アトリ,シロハラ,クマゲラ


≪付記≫

 今回,ここで初めてタヌキを見たのだが,東屋の下をねぐらにしていたよう。

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≪その他≫

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