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2019/01/22

大山公園(下池) 2018/10/12

10:00-13:20  曇り時々晴れのち雨
 
 この日は,飛島に渡ろうと朝早く仙台を出て酒田港に行ったのだが,残念。
 荒天のため,この日は欠航となっていた。
 風が強くて風向きが悪いと欠航になってしまう。次は翌日の便となる。

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 こういうことは何度か経験していたが,一旦仙台に帰ってまた酒田に来るより,酒田のビジネスホテルに泊まった方が安上がり,ということに,今回,ようやく思い至った。
 さっそく,電話をして,この日の宿を確保。翌日に向けての態勢を整える。

 さて,この日1日暇になったし,この周辺のどこに行こうか。
 朝飯を食べながら悩む。

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 発着所2階の「海鮮どんや とびしま」のワンコイン朝食。
 
 久しぶりのどんがら汁に間に合ってテンション上がるが,付いているはずの刺身を付け忘れられてしまったのが残念。最初に気付けば良かったが,気付いたのは食べ終わったあと。こういうときは,ありがち。ツキがないときは,こういうもの。
 
 で,悩んだ挙句,結局,鶴岡に向かうこととした。

 向かったのは鶴岡の高館山。
 何の前知識もなかったが,鶴岡と言えば高館山,というイメージがある。
 行ったことがなかったので,車のナビに案内してもらい,着いたのは,大山公園。

 ここが高館山だった。

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 地図を見ると,あ,そうか。ここが,かの有名な下池のある所だった。
 一旦,山の方に登って行くが,とても静かで鳥の気配が少なかったので,やはり,下池の方に向かうこととする。

 山から見た下池はこんな感じ。

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 カモ類がたくさん入っていそう。

 降りる所を探してうろうろしているうち,聞きなれた声がするので,双眼鏡で確認すると,鶴岡の町の上空をマガンたちがこちらに飛んできていた。

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 さて,下池の方に降りると,池に接した遊歩道にこんな看板があった。

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 知らないで来たのだが,なんと,ここはラムサール条約登録湿地だった
 調べてみると山形県唯一の登録湿地で,10年も前に認定されていたらしい。

 カモのシーズンはこれからのはずなのだが,すでに,水面にはカモ類がどっさり。

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 数の多さの力。

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 さすが。

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 カモとり権兵衛の沼のような密度。

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 シーズン初期ながら,この数には圧倒される。
 ほとんどがまだエクリプスなのだが,換羽するとさらに見事な光景になるだろう。
 
 このときのフィールドノートが見当たらくなってしまったが,コガモ,マガモ,ヒドリガモ,ハシビロガモ,オナガガモなどがいたように記憶している。
 さきほど鶴岡市上空を飛んできたと思われるマガンの群れも,カモ類に混ざって,水面に浮いていた。

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 遠くには,ここ山形県の県の鳥に指定されているオシドリの姿も。

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 カンムリカイツブリが1羽いたが,これは幼鳥。

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 カンムリカイツブリはこの子1羽だけだったが,ここで生まれたのだろうか。
 水面がすごくにきやかだったので,水辺の遊歩道に佇んでいるだけでも十分に楽しめたが,せっかくなので,沼をひと周りする遊歩道を歩いてみた。
 
 途中,遊歩道が分岐するところがあったので,寄り道してみたら,こんな銅像があった。

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 銘板には加藤嘉八郎とあった。
 スマホで調べたら,酒の大山,加藤嘉八郎酒造の創設者その人だった。
 そうだった。ここは,かの有名な酒の大山の土地でもあった。
 
 歴史もあるすごい所に何も知らずに来てしまっていた。
 
 遊歩道では,アカゲラやコゲラ,カラ類などが見えたが,撮影は叶わず。

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 雰囲気が良く,ここは,葉が茂る前の春早い時期はとても面白いかもしれない。
 途中,水面が動いていたので見てみると,鯉がいた。

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 山形では,鯉の甘煮(うまに)をお正月などハレの日に食べる習慣があるので,鯉は身近な魚になっている。
 こんな鯉もいた。
 
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 黄金の鯉。
 誰かが放したものが大きくなったものだろう。
 これだけ目立っているのに,よくアオサギなどに食われずにここまで大きくなったと思う。ここまで大きくなれば,アオサギも飲み込めないだろう。
 ただ,大きな魚ほど好きなミサゴもいるようなので,安心はできないかな。
 
 一回りして元いた場所に戻ると,そのアオサギがいた。

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 目の前を飛び,そして,なんと水面に降りた。

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 こんなアオサギの姿を見た記憶がない。
 カモやカイツブリの仲間のように,水面に浮かんでいるように見える。

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 この後,普通に水面から飛び立ったのだが,もしかすると,長い足が底にまで届いていたのか。
 
 飛島に渡れず,行くところがなく来たところだったが,非常に良いフィールドだった。
 この日は半端な季節で,天気も良くなかったが,良い時期に来れば,もっと楽しめると思う。
 
 カモ類はこれから繁殖羽になりきれいになって,さらに種類が増えるだろうし,ハクチョウ類やオオヒシクイも来るようだし,猛禽も期待できるようだ。カワセミもいそう。夏にはトンボの仲間も多いのではないだろうか。春にはギフチョウも出るフィールドのようだ。
 
 近くにあれば,毎週でも通いたいようなところだった。

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 この後,せっかく酒田まで来たのだから,遅い昼食はラーメン。

 山形はラーメンがおいしい所で,酒田のラーメンも全国区。
 酒田のラーメンは,自家製麺の割合が8割以上。かの佐野実が自家製麺をやるきっかけになったのは酒田のラーメン屋であったことは有名。スープは,昆布,煮干し,トビウオなどで出汁を取ったさっぱり系のスープが中心。そして,ワンタン麺のワンタンは皮が薄く,レンゲでスープとともに口に運ぶと,とろっと,口の中で溶ける。
 
 これまで,酒田では,満月,花鳥風月,新月,味龍,三日月軒などに行ったことがあるが,このうち,三日月軒は何軒かあり,この日は行ったことがない三日月軒に行ってみた。

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 酒田の人は幸せだ。

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