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2018/11/30

蒲生 2018/08/25

10:00-12:00 晴れ
 
 前週は4種のシギと出会えたが,この日は,10種のシギ・チドリと出会うことができた。
 フィールドノートを落としてしまい,手元に記録がなくなってしまったので,今回も写真のデータを頼りに種ごとに記載していくこととする。
【キアシシギ】

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 前週も観察できた大人のキアシシギ。

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 まだ夏羽で,胸の波模様がきれい。
 一応気を付けてはいるのだが,こちらではなかなかメリケンと出会うことができない。

 この日は前週観察できなかった子どもも観察できた。

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 羽が新鮮できれいだ。
 生まれたばかりなのに,長い距離を飛んできて,ここまでたどり着いている。
 これからも,長い距離を飛んで,南下していく。 

【ソリハシシギ】
 
 キアシシギ同様,前週にも観察していたシギ。
 前週は2羽だけだったが,ずいぶん数が増えていた。

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 上の写真はその一部。

 前週いたフラッグ付きの個体も残っていた。

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【アオアシシギ】
 
 前週はコアオアシシギが2羽入っていたが,アオアシシギは今季初。
 コアオアシシギより身近なシギで,姿も良いが,涼やかな声も良いシギ。
 
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 結構気が強いところもあって,周りでコサギやダイサギが騒いでも,飛んで移動したりすることもなく,ここに留まっていた。

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【アカアシシギ】
 
 アオアシシギを観察していたら,その奥に赤い足のシギが見えた。

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 アカアシシギとの出会いは意外に少ない。

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 ただ,ここ蒲生では,過去に何度か出会うことができていた。

 サギたちの中にいると,こんなにちっぽけ。

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 ソリハシシギとのツーショット。

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 アオアシシギとのツーショット。

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 幸運なことに,アオアシシギと接近遭遇する場面が何度も観察できた。

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 アカアシシギは観察できる機会が少ない鳥だけに,アオとアカの組み合わせは貴重。
 もっと近くだったら良かったのだが,贅沢は言うまい。

 ソリハシシギ,アオアシシギとは,こんな感じでここにいた。

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 足の赤っぽいオレンジ色がとても嬉しい。

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 多くのシギと同様,この鳥も,餌を探して水にくちばしを入れるとき,やはり,目をつぶっていた。

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 かわいさを見せてくれる瞬間。

 この子,よく見ると,足は赤いけれど,くちばしが赤くない。
 羽縁が白く,体全体に白斑が散らばっている感じ。

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 この子も今年生まれの子どものようだ。

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 北海道の野付半島でも繁殖しているようだが,この子はどこから来たのだろう。

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【キョウジョシギ】

 キョウジョシギは,英名でTurnstoneというように,太くて丈夫なくちばしで石をひっくり返しながら食べ物を探すイメージ。
 
 しかし,この日は,石がほとんどないこの干潟にも姿を見せてくれた。

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 キョウジョシギも,羽縁が淡く目立つ幼鳥だった。
 体にUの字がたくさんある感じ。
 3~4羽いたように記憶しているが,すべて幼鳥。
 
 食べていたのは,カニ。

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 石をひっくり返すようなことをしなくっても,カニは,その辺に,うじゃうじゃ。7年前の震災直後は,カニもいなくなっていたが,だいぶ復活してきた。
 
 鳥の子どもも,人間の子ども同様,怖いもの知らずで,しかも,好奇心いっぱい。
 じっとしていると,どんどん寄って来て,かなり近づいてくれることがある。

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 そういうあどけない気持ちが愛しい。

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【ダイゼン】

 乱暴な分け方だが,海辺にはダイゼン,田んぼにはムナグロが来る。
 海に近いここでは,定番のダイゼンが来ていた。

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 夏羽から冬羽に移行している途中で,体全体がまだらになっている。
 
 カニがうじゃうじゃいるので,この鳥も,カニを食べていたが,ゴカイも食べていた。

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 ちぎれないよう,そ~っと引っ張って,…

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 ここまで伸びる。

 面白いので,もう一度。

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 さらに,もう一度。

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 ゴカイを美味しそうに食べる場面をたくさん見せてくれたが,この鳥の名前の由来は,この鳥自体がとても美味しかった,ということのようだ。
 宮中の膳に出されるようなおいしい鳥,という意味で,「大膳」。

【ムナグロ】
 
 上に,ムナグロは田んぼ,と書いたが,ここにも来ないわけではない。
 
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 この日は,ダイゼン2羽とともに,4羽の群れとなっていた。

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 英名では,ダイゼンがGrey Ploverであるのに対し,ムナグロは,Golden Plover。
 直訳すると,灰色千鳥に対し,黄金千鳥。

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【トウネン】
 
 前週は2羽しかいないさびしい状況だったが,今回はちゃんと群れになっていた。
 
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 海岸の波打ち際では,波の動きに合わせて,行ったり来たりして走り回っていた。
 
 干潟の方にも群れが入っていて,こちらの方は,じっと動かないでいると,至近距離まで寄ってくれた。

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 どれも当年生まれのトウネン。

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【ミユビシギ】
 
 トウネンも波打ち際を走っていたが,波打ち際のランナーと言ったら,何といってもこの鳥。これが専門職,といって良い鳥。
 
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 走る。走る。
 木に止まるわけでもなく,走り回るのに後趾がいらないので,足の指が3本だけ良い。
 
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 2017年8月30日,球場を飛び回って,楽天ゴールデンイーグルスの試合を中断させたシギがいたが,映像や写真を見ると,このミユビシギが犯人で間違いないと思う。
 ちょうど渡りの時期だったし,球場(楽天生命パーク宮城)は,ここからそれほど離れていない。

【シロチドリ】
 
 干潟と海岸に挟まれた砂浜に,シロチドリの群れがいた。

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 このチドリは渡ってきたのではなく,たぶん,ここで繁殖した親子たち。

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 子どもの方は,足環を付けられている個体もあった。

 シロチドリは,以前から毎年ここで繁殖していたと思うが,釣り人やサーファー,犬の散歩の人たちが結構入ってくるようになったためか,宮城県支部が立入禁止の区画を設置して,繁殖場所を確保・保全するようになっていた。
 シロチドリは,宮城県の砂浜に行くとどこにでもいたようなイメージだったが,今は,絶滅危惧Ⅱ類に位置付けられいる。

 ところで,この日は探鳥会があったようで,干潟を団体さんがゾロゾロ歩いていた。
 さすが,見頃の時期を知っている。

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