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2018/09/19

サロベツ‐メグマ 2018/07/15

05:30-09:30 雨
 
 前日は車中泊だった。
 夜が更けてから,車のルーフを打つ雨の音が大きくなり,朝になっても,朝らしい明るさにはなっていななかった。
 それほどひどい雨ではないが,きびしいかな~。
 
 まずは,予定していたサロベツ原生花園へ。
 

 天候が回復するのを期待して運転して行ったが,現地ではさらにひどいザーザーの雨降り。

 10年前に来たときも雨降りだったが,何となく,においが違う。
 
 朝早いこともあっただろうが,駐車場に止まっている車は1台もない。
 とりあえず,遊歩道を歩いてみる。
 
 久しぶりだが,とても短い遊歩道。大きく回ってもすぐに一周できる。
 結構雨が降っている中でも,10年前に来たときは,シマアオジにも会えたし,雨をシャワーのように使って水浴びをしているノビタキとも会えた。特にノビタキは強く記憶に残っている。
 
 しかし,今回は,ゆっくり遊歩道を歩いて,2周回ってみたが,全くダメ。何となく,何かいる雰囲気はあるが,人が見えるような場所には出てこない感じ。

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 やむなし。

 
 きっぱりとあきらめ,メグマ原生花園に移動する。
 
 ここには,以前なかった(ような気がする)専用の駐車スペースが整備されていた。
 車を停めて,しばらく雨が弱くなるのを待っていたが,変わらず。
 仕方ないので,思い切って,車の外に出る。
 
 ここでの狙いはツメナガセキレイ一本。
 以前は,シマアオジも普通に来ていて,いつかはちゃんと撮影しよう,と考えていたが,いつかは,いつかは,…,で終わってしまった。
 
 レインウェアを上下しっかり着て,カメラと双眼鏡を首にかけ,カメラを濡らさないよう,セイコーマートで買ったジャンプ傘をさ差して,木道に入る。
 ここの木道はサロベツと異なり,ちょうど良い長さがあり,歩きがいがある。

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 歩いて最初の分かれ道に差し掛かるところで,セキレイの声が聞こえてきた。
 よし。

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 最初は遠くを飛んで移動していたが,遊歩道の脇にお気に入りの木があったようで,観察していると,まもなく,すぐ近くに飛んできてくれた。

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 眉斑から胸,お腹,お尻まですっかり黄色いのがうれしい。
 尻尾まであんこが詰まったたい焼きみたいな感じ。
 持っている名前のとおり,後趾が長いのも,この写真でわかる。

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 餌をくわえている姿も見せてくれた。
 シマアオジは来なくなって残念だが,この鳥はここで子育てしてくれている。

 この木が,ソングポストにもなっていて,雨が降っている中でも,盛んに鳴いていた。

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 チー,チーとか,ジュー,ジューとか,聞こえる声で2~3声ずつ鳴いていたので,天気が悪いせいで地鳴きを繰り返しているのか,と不思議に思っていたが,図鑑の解説によると,これがさえずりだった。

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 お馴染みのハクセキレイやセグロセキレイなど,長くて複雑なさえずりだが,この鳥のさえずりはとてもシンプル。

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 さえずる姿は熱唱型だが,声自体はその反対。
 姿と声のミスマッチ。

 下に張ったのは,上を向いている姿。

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 気持ちよさそうに,雨のシャワーを浴びている感じ。

 そして,ブルブルっと水を払う。

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 面白い。

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 頭が回転し,周りに飛び散る水しぶきが見える。

 最後に正面顔。

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 雨で鳥があまり出なくって残念だったが,このヒトのおかげで元気百倍。
 パワーをもらったので,風雨が強くなる中,結局,遊歩道をほぼ全部歩くこととなり,1時間半ほど,ここで楽しませてもらった。基本的に雨の中を歩くのが好きなので,とても気持ちよかった。

 ツメナガセキレイのほか観察できたのは,原生花園の定番メンバー,ノビタキとコヨシキリ。

 ノビタキは,ニッコウキズゲによく似たエゾカンゾウに止まっている姿も観察できた。

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 この鳥は,草原にポコンと突き出ている灌木や草によく止まるので,出ているのが花であれば花に止まる。

 遊歩道を歩いている間に,雨も風もかなり強くなってきた。じっと立っていると強風でよろける状態。傘は上にではなく,風上に向けて,真横に差さなければならない状態。風の力に負けて,買ったばかりの傘の骨がぐんにゃりと曲がってしまった。

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 ちなみに,強風の中,傘を差しながら,片手でカメラを操作して撮影していたおかげで,右手を痛めてしまい,この記事を書いている2か月経過後もまだ肘が痛い状態。
 若いときは無理してもすぐに回復するが,もう,そういう歳ではなくなってしまった。

 この周辺でもっとのんびり鳥見する予定ではあったが,この天気では鳥の出もあまり期待できないので,予定を早めて移動することとした。

【出会えた鳥】

<サロベツ>
 ホオジロsp,マキノセンニュウ,コヨシキリ,オオジシギ,ハシボソガラス

<メグマ>
 ツメナガセキレイ,ノビタキ,コヨシキリ

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