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2018/08/13

苫小牧演習林 2018/05/26

04:00~ 晴れ

 八戸から苫小牧までの航路鳥見だけでも良かったのだが,せっかくなので,札幌に住む息子と現地待ち合わせをし,苫小牧に上陸して鳥見。

 久しぶりなのでじっとしておれず,息子が7時に現場に到着するまで,すでに遊歩道を2~3周していた。息子と合流してからも,とても楽しい鳥見ができ,ずいぶんと歩いた。
 スマホのアプリの記録を見ると,この日歩いた歩数,29,686歩,距離にして18.1km。
 北海道では,亜種エゾアカゲラと比較的多く出会ってきたが,ヤマゲラとは,あまり縁がなく,じっくりとお付き合いしたことがなかった。
 ところが,この日は,朝一番の,まだ薄暗い時間帯から出会うことができた。しかも,♀も♂もだ。
 近くにエゾアカゲラもいたが,とりあえずそっちの方は無視。

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 左が♀で,右の頭が赤い方が♂。
 ♀の方が偉そうに胸をそらしているのが面白い。

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 上にキツツキらしい写真を張ってみた。
 足でがっちりと樹の幹を掴んで,尾で体を支えている。
 ここにいたのは♀1,♂1。最初の写真と同じヒトたちだ。
 翼の縁の白黒模様が,東京オリンピックのシンボルマークのようだ。

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 運よく交尾の場面にも遭遇したが,枝かぶりだたっため,レンズ設定をマニュアルに切り替えてのピント合わせが間に合わず。撮れたのは事後の写真。
 上の写真は,慌ただしい交尾の直後の2人だった。
 交尾の後,という色眼鏡で見ると,少しアンニュイ感が出ているような気がする。
 やっぱりここでも♀の方が偉そうにしている。

 本州・四国・九州にいるアオゲラの方は,日本の固有種で,日本以外に分布していないので,世界的にはアオゲラの方が希少な鳥だが,私にしてみれば,ヤマゲラは北海道に来ないと見ることができない,とても希少な鳥だ。
 アオゲラと異なり,お腹に模様が何もないのが,何とも嬉しく,そのような写真も狙って撮影。

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 葉に付いているアリを食べようとしてこんな格好をしていた。

 面白いので口元をアップしてみよう。

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 背中側はこんな感じ。

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 周囲の樹木に溶け込むような保護色。

 下の写真を見ると,樹皮と同じような色をしている。

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 実は,この背中の色,このような色が大好きだ。
 絵の具の緑色に黄色と茶色を混ぜたような色。

 オフに着る服は,Tシャツも,ズボンも,この系の色ばかり。そういえば,ジャケットもレインウェアもベストも,あ,バッグもだ。傘もだった。
 自分で買うときは,鳥見用に使うことしか考えないので,自然とそうなる。最近,車を更新したのだが,無意識にこの系の色にしてしまい,「あ,お父さん色だ!」と娘に笑われたほど。「普通」の服は,妻が買ってくれたものだけだ。

 これを読んでからフィールドで私に会う人は,私の格好を見て吹き出してしまわないよう,願う。

 話が変な方向に行ってしまった。
 元に戻そう。

 ベロを出してアリを食べている写真を探してみよう。

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 アリスイは名前そのままだが,ヤマゲラもよくアリを食べている。
 樹にいるアリだけではなく,地面にも降りる。

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 アリスイといえば,このヤマゲラも爬虫類のような恰好(擬態?)をすることもあるが,残念ながら,今回はそういう写真は撮れなかった。私はヘビやトカゲなどの爬虫類も好なのだが,鳥がそういうことをすると,正直,少し気持ち悪く感じる。

 この日は条件が良く,目の色がわかるものも撮影できた。

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 虹彩の色はピンク色だった。薄紅色という方がきれいかな。

 ♂の頭の赤い所はどうなっているんだろう。
 写っている写真を集めてみよう。

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 タンチョウなどのように皮膚が露出して赤くなっているのではなく,赤い羽毛が生えている。人でいうと,一昔前なら桜木花道,ちょっと前ならシャンクス,というところか。

 頭が赤い鳥って,どんなのがいたっけ?
 クマゲラ,アカゲラ,オオアカゲラ,コアカゲラ,あ,コゲラもか。
 全部キツツキの仲間だった。

 キツツキは,♂の頭部に赤い所があるのが多かった。頭が赤い,というのがキツツキの仲間のイケメンなのかな。

 バランスをとって♀の頭も張っておこう。

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 何度ここに来たかわからないが,こんなにヤマゲラと遊んでもらったのは初めて。
 今年は人が訪れるこの周辺に営巣しているのかもしれない。

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 これだけでも,とても充実した幸せな気持ちとなったのだが,この日は,ヤマゲラ以外にも多くの鳥たちと出会うことができた。

 北海道にいるアカゲラは亜種エゾアカゲラらしいが,正直,私には見分けがつかない。

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 今回はヤマゲラに夢中になっていたので,アカゲラの写真は少なかった。

 アカハラは朝早い時間に出会えた鳥。

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 アカハラは,高山の高い木のてっぺんでさえずっているイメージがあるが,地面をうろちょろして餌をさがしていた。

 ちょっと心配だったのは,このヤマガラ。

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 なんか全体に元気がなかった。

 人をあまり恐れないようなので,同行していた息子がふざけて手のひらを上にして伸ばしてみたら,飛んで寄ってきた。ここでは,冬になると,カラ類が「手乗り」で人からエサをとることで有名なのだが,冬に身に付いた習慣が取れず,自分でエサ取りを上手にできなくなったのかもしれない。虫などのエサが豊富な時期でエサ探しも苦労しないはずなのに…。あの様子からすると,もしかすると,もう死んだかもしれない。

 ちょっと暗い,残念な話になってしまった。

 カラ類といえば,北海道では,ハシブトガラも外せない。

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 コガラの亜種ではなく,種として独立しているハシブトガラだが,ホントーによく似ている。

 コガラよりくちばしが太いのでハシブトガラなのだが,コガラも木の幹に穴を開けられるくらいの強いくちばしを持っているし,個体差もある。

 アオゲラ・ヤマゲラはきれいに棲み分けられているが,コガラとハシブトガラはどちらも北海道に棲息している。たぶん,北海道では,フィールドで,ぱっと見で見分けられる人たちがいると思うが,すごいなぁ,と思う。

 北海道といえば,シマエナガ。

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 ふわふわの真っ白な毛玉のようなめんこい姿で,ここ数年で,女子に人気の鳥になってしまったが,今回撮影したのはこんな姿。水浴びしたててで,まだ乾いていない姿。

 これもシマエナガだ。

 今回,とても驚かせてくれたのが,この鳥。

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 渡ってきてから間もない時期だったのか,この個体は,落ち着いてさえずっている状態ではなく,私たちの周囲を飛び回ってくれていた。

 近すぎて撮影するのに苦労するほど。

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 飛島でマミジロキビタキを見たばかりだったが,キビタキもやっぱりかわいい。

 ほぼ真上にも来てくれたので,なかなか撮影できない角度からも。

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 なかなか見ることのできない角度だが,お尻の白いふわふわもかわいい。

 キビタキはあちらこちらで見ることができ,水場でもこのような姿を見せてくれた。

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 この水場には,シジュウカラやゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)も来ていた。

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 この水場は,広場の中にあって,人の姿が普通にある場所だが,このときは鳥たちの露天風呂となっていた。

 地元では,ゴジュウカラの写真を撮影するには,かなり難儀するのだが,ここではその辺に普通にいるので,何の苦労もなく撮影できる。

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 きりがないので,最後にエゾリスを張って,今回の記録を締めよう。

 2匹のエゾリスが超高速で樹の幹をぐるぐる走り回り,その後,このようにじっと固まっていた。

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【出会えた鳥たち】

ツツドリ,センダイムシクイ,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,キジバト,カワラヒワ,キビタキ,ゴジュウカラ,コゲラ,クロツグミ,アオバト,アカゲラ,ヤマゲラ,ハクセキレイ,イカル,メジロ,エゾムシクイ,オオルリ,アオジ,シマエナガ,ヤマガラ,アカハラ,カケス,ヤブサメ,アオサギ,ハシブトガラ,マガモ,ヒガラ,カワラヒワ,ニュウナイスズメ,コサメビタキ,カッコウ,キセキレイ

【その他写真】

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