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2011/10/11

蕪栗 2011/09/25

15:30 晴れ

 ちょこっと覗くだけのつもりだったが,双眼鏡を持って南側駐車場付近の土手に登ってみたら,白鳥地区の上空で,オオタカとノスリが追いかけっこをしていた。
 俄然やる気が出てきてしまい,結局は北側駐車場に車を置いて,歩くこととした。

 ときおりガンの声が聞こえ,上空を見上げるとマガンの姿が観察できる。

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 伊豆沼周辺だけではなく,この周辺にも飛来して来ているようだ。

 蕪栗沼と白鳥地区に挟まれた道に進んでいくと,台風の増水がまだ治まらず,白鳥地区から水があふれて道を浸していた。

 足が濡れるだけで沈むわけではないので,どんどん進んで行ったのだが,同行者がついてこない。どうも足が濡れるのが嫌らしい。だから,長靴を貸すから,と言ったのに…。

 仕方ないので,「根性なし」などと悪態付きながら,一旦駐車場まで戻って,反対側の土手を歩くこととした。逆光になるが仕方ない。

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 上の写真は駐車場に戻る途中,足元にいたコガネグモたちだ。獲物を捕えて幸せそうな顔をしていた。

 こちらの土手からは黄金色に広がる田んぼも見える。

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 今年は,この風景が例年以上にとてもありがたい。

 上空には数多くの白い鳥が浮かんでいた。

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 ダイサギたちだ。ずいぶん沢山いる。

 もしかして,と思い,白鳥地区の奥の方を双眼鏡で除くと,サギたちが山ほど入っていた。よし。あそこまで歩いていこう。

 歩き始めるとすぐに,足元にシギがいるのを見つけた。

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 最初に目に入ったのは数羽いたタカブシギ。

 そして,タカブシギに混ざってコアオアシシギも1羽入っていた。

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 シギをほとんど期待していなかったので,思いがけない嬉しい出会いだった。

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 水面の照り返しもある完全逆光だったのが残念だったが,ぜいたくは言うまい。

 土手を歩いて近くを通るときに全部飛んでしまったが,何度も旋回してくれたので,シギ独特の飛翔光景も楽しむことができた。

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 上の写真にはタカブシギが5羽とコアオアシシギが1羽写っているが,タカブシギはもう1羽いたようだった。

 撮影は,プラス補正しすぎで大失敗だったが,いじっていたら何とかなった。

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 上の写真では,タカブシギの下面がうまく写っているし,下の写真では,コアオアシシギの背中のパターンがきれいに撮影できた。

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 美しい。

 久しぶりに鳥の撮影をしてこれだけ撮れれば御の字だ。

 このシギたちがいた所はこんな場所。

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 増水のためほとんどの場所が水で覆われていたなか,ここだけは干潟状に地面が出ていた。

 遊歩道に近い場所ではあったが,シギたちにとっては採餌の好ポイントだったのだろう。タシギもいたし,一旦飛んでしまったコアオアシシギたちも再びここに舞い降りていた。

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 頭上にマガンの声を被りながら,さらに先に進む。

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 サギたちがいるところまですぐだった。

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 近くの水面にはコガモも大量に入っており,何かの拍子に驚いて飛び立つと,なかなかの迫力だった。

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 高い所を飛んでいるのがダイサギ,低い所を飛んでいるのがコガモだ。

 ダイサギはごくごく普通に見られる鳥だが,出会うたび,とてもきれいだと思っている。

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 久々にゆっくりとこの姿を堪能する。
 うまく撮影することはできなかったが,逆光のときに翼が透けるのが何とも言えずきれいだった。

 土手に佇んでダイサギを楽しんでいるとき,周辺を3種類のツバメが飛んでいた。

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 左から,ショウドウツバメ,ツバメ,アマツバメだ。

 ショウドウツバメとアマツバメは渡りの途中だと思う。
 ツバメは幼鳥のようだが,渡りの途中かもしれないし,宮城生まれかもしれない。

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 日が傾いてくると,背後の田んぼの黄金色が濃くなってくる。

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 たわわに実った稲も揺れ,手前のススキも揺れていた。

 スズメは幼鳥の群れなのだろうか。ススキの間に大量に入っており,一斉に飛び立ち,移動する様は「見事」のひと言。
 

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 1羽1羽が,傾きかけた日に照らされ,とてもきれいだった。

 そろそろ帰ろう。

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 上の写真は駐車場からここまで歩いてきた遊歩道。この道を引き返すこととなる。

 左手が,元々田んぼだった場所に水を溜めて野鳥のすみかにした「白鳥(しらとり)地区」。この日,ダイサギやシギ類などがいた所だ。
 右手が,黄金色の田んぼだ。

 車に向かって歩いていると,チョー,チョー と涼やかな声が響き,1羽のシギが舞い降りた。さっきタカブシギとコアオアシシギのいたポイントのさらに駐車場側だ。

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 今度は「コ」の付かない,アオアシシギだった。
 餌を採りながらこちらの方に近づいてきたが,警戒距離が長い鳥なので,遊歩道を先に進むと,やはり飛んでしまった。

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 逆光&ブレ&ボケがひどいが,せっかく撮影したし,背中のパターンも少し見えるので,飛翔写真も置いておこう。

 「秋の日はつるべ落とし」と言うが,油断しているとすぐに日が沈んでしまう。

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 駐車場に着いたときには,もうこんなに日が傾いていた。

【出会えた鳥たち】

トビ,オオタカ,ノスリ,コガモ,ハシビロガモ,ハクセキレイ,スズメ,マガン,カルガモ,ダイサギ,タカブシギ,コアオアシシギ,タシギ,オオバン,ショウドウツバメ,ツバメ,アマツバメ,カイツブリ,アオアシシギ

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