« 斜里漁港 2011/01/23 | トップページ | 標津漁港 2011/01/23 »

2011/10/19

標津川河口 2011/01/23

※ 震災前の鳥見行です。

12:00 晴れ

 斜里(しゃり)から峠を越えて標津(しべつ)に抜けると,空が青く,光が満ちていた。
 峠の北側にあった薄暗い世界とは別世界だった。青い海を左手に見ながら車を走らせると,河口にカモメ類が集まっているのが見えた。

 ちょっと寄ってみよう。

 ここは標津川(しべつがわ)の河口で,標津漁港に接している。

 標津漁港の北側に車を置いて歩いていく。
 河口近くの浜辺に近づいていくと,40~50cmの厚さの氷が一面に打ち上げられていた。

110123c_0053

 こんな光景見たことない。

110123c_0059

 北の海で凍った氷が流れ着いたものなのだろう。

 順光で見ると透き通った氷のひとつひとつが宝石のように美しく,逆光側から見ると氷に反射した光がまた美しい。

 この氷をガツガツと砕いて,ウィスキーをガバガバかけて飲んでみたい。

110123c_0060

110123c_0064

 河口の浜辺まで降りると,左手に知床半島が,右手に国後島が目前に見えた。

110123c_0055

110123c_0056

 地図を見ると,南西から北東に伸びた細長い形も,また,大きさ(面積)も似通っており,一方が陸続きでもう一方が島であることが違うだけだ。
 そして,ここ(標津)からは,ほぼ同距離だ。

 北方領土云々の政治的問題は別にして,私たちが,自由に,普通に,行き来できるようになったら良いのになぁ,と素朴に思う。

 さて,カモメだ。

 カモメ類は河口の付近とやや沖の方に分散して入っており,目の前を通過していく個体も多かった。海水で塩っぽくなった体を,真水(又は汽水)で洗い流すために行き来しているようだ。じゃばじゃば水浴びしている姿が見えた。

 河口の南側から,太陽を背にしての観察だったので,目の前を飛ぶカモメたちがとても見やすく,羽の白が輝いて見えた。

 とても心地良い。

 まず,オオセグロカモメ。

110123s_1431

110123s_1430
 相変わらず極悪人の顔をしているが,美しいフォルムだ。

 シロカモメも多く,同じく目の前を通過していく。

110123s_1284

110123s_1177

 斜里漁港では酷薄な姿を見せられたが,美しいものは,やはり美しい。

 そして,ワシカモメもいた。

110123s_0951

110123s_0952

 オオセグロカモメ - シロカモメ - ワシカモメ は,この順番で,背の色が,黒 - 白 - 灰 となっている。

 また,大型カモメに混じって,ひと回り小さな カモメ の姿もあった。

110123s_1212_2

110123s_1209_2

 上の2枚のうち下の方の写真は,日差しで白が輝き,色が飛んでしまっている。

 河口から離れた海側にはユリカモメの群れも入っていた。

110123e_0315

110123s_1093

 冬の北海道でユリカモメを見るイメージはなかったので,思いがけず出合った鳥の赤いくちばしが嬉しかった。

 そして,よくわからなかったのがこの大型カモメだ。
 シロカモメのように背の色が淡いが,初列の先端に黒い色が見える。

Sp_110123s_0847

Sp_110123s_0848

Sp_110123s_1242

 スミスとかウスセグロカモメとかアメリカセグロカモメとかいうカモメかもしれないが,シロカモメとセグロカモメの交雑の可能性もある。
 少なくても普通のセグロカモメではなさそうだ。

Sp_110123s_1243

Sp_110123s_1244

Sp_110123s_1247

Sp_110123s_1248

 このタイプは1羽だけではなく,2羽以上はいた。
 交雑でない方かな,とは思うが,自信なし。いつかごく自然にわかるときがくるのだろうか。

 目の前を通過していくのはカモメ類だけではなかった。

 続くときはどんどん飛んでくるので撮りそこなったものも多いが,翼のパターンなどもしっかりと撮影できたものもあった。

 まずは,昨日今日と網走方面でお馴染みとなったホオジロガモ。

110123s_1583

110123s_1589

110123s_1605

110123s_1621

 ♂成鳥は,飛んでも白と黒のコントラストが美しく,また,晴れていたので,頭の緑色光沢も出ている。

 そして,ヒドリガモも目の前を何度か通過していった。
 ごくごく普通に見るカモだが,飛翔姿は意外と撮影していないかも。

110123s_1525

110123s_1515

 ホオジロガモも翼に白が入っているが,ヒドリガモ♂も翼の上面に白い部分があり,飛翔時のチャームポイントとなっている。

 とても居心地の良い場所で,日没までも過ごせそうだったが,先を急がないと時間がなくなる。この日は,この後,野付半島にも寄って,夕方までに根室まで行かなければならなかった。

 そろそろ移動しよう。

 その前に,標津漁港の外側に沿って沖の方まで行き,海を眺めてみると,こちらにはクロガモの姿もあった。

110123e_0346

110123s_1488

 そして,すぐ近くにハシブトガラスたちが群がっていたので,近寄ってみると…。

110123e_0279

110123e_00283

 おぉ,これは…。

110123c_0062

110123c_0063_2

 これは何だ?

【ここで出会えた鳥たち】

セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カモメ,ユリカモメ,クロガモ,スズゲモ,シノリガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,カワアイサ,ハシボソガラス,ハシブトガラス

 

【写真】(最後の写真のシロカモメは成鳥のくせして虹彩が黒い!)

110123s_0963_3

110123s_0964_3

110123s_0991_2

110123s_1447_2

110123s_1309_2

110123s_1310

110123s_0837

110123s_0855

110123s_0857

110123s_0879

110123s_0917

110123s_0987

110123s_1005

110123s_1017

110123s_1032

110123s_1033

110123s_1161

110123s_1163

110123s_1170

110123s_1174

110123s_1198

110123s_1252

110123s_1253

110123s_1276

110123s_1282

110123s_1290

110123s_1296

110123s_1384

110123s_1389

« 斜里漁港 2011/01/23 | トップページ | 標津漁港 2011/01/23 »

0004 北海道/道東」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 斜里漁港 2011/01/23 | トップページ | 標津漁港 2011/01/23 »