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2011/02/07

由利海岸 2010/12/29

11:00 曇り

 恒例となってきた年末の帰省鳥見行だ。仙台から秋田に向かう途中,酒田から,沿岸を北上しながらポイントを覗いてみた。

 ほとんどが例年と同様だったので,できるだけはしょってメモして行くこととする。
 実は,途中でボールペンを落としてしまい,フィールドノートへの記録をサボっていた,という事情もある。今となってはもう覚えていないことも多い。

【酒田港】

 特に何もなし。いつもどおりマガモが大量にいた。

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【吹浦漁港】

 酒田もそうだったが,荒れた日本海が見ごたえあり。
 海を見ていると,それだけで時間が過ぎてしまう。

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 強風で港外の海は大荒れだった。

 港内や水路にはマガモやヒドリガモなどのカモ類が入っており,オカヨシガモやホオジロガモの姿もあった。

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【象潟漁港】

 昨年も心配していたが,今年もそうだった。

 数年前ハタハタの禁漁を解禁した当時に比べると,浜や漁港に打ち上げられているブリコ(ハタハタの卵塊)が明らかに少ない。
 ハタハタやブリコを狙って大集結するカモメ類も,やや少なくなっている。

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 少なくなったとはいえ,メンバー的には,ウミネコ,オオセグロカモメ,カモメ,セグロカモメ,ワシカモメ,と,揃ってはいた。

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 特にワシカモメは,複数個体入るので,ワシカモメ観察にはとても良いフィールドだ。今回もそこは外さず。

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 カモメ類以外では,ヒメウとシノリガモも多いポイントだ。

 しかし,この日,ヒメウはいつもどおり多数観察できたものの,シノリガモは例年よりもぐんと少なかった。どうしたのだろう。

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 ここでいつも見るウミアイサも見かけなかった。

【象潟海岸】

 象潟海岸は,海水浴場の砂浜と,その北側にある磯浜が観察ポイントだ。

 砂浜の方は例年浜を埋めるくらいのカモメ類が入っているのだが,この日は南側や陸側にずいぶん隙間があった。
 海の方を見ると,荒れた海の波間にも大量のカモメ類がいたので,浜と海とに分散していたのかもしれない。

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 何か混ざっていないかと探してみたが,ここでは特に何も見つけられず。
 シロカモメが1羽混ざっていただけだった。

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 北側に続く磯浜に移動してみると,ここにはちょっと変わった個体が入っていた。

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 オオセグロカモメなのだが,胸から頭にかけてもやっとした斑がぎっしりだ。
 また,1枚目の写真では,周囲のオオセグロカモメより背中の色が薄いのがわかる。体つきもよりがっしりしている。

 ワシカモメとの交雑,と判断するのは早計だが,少なくとも,よく見るオオセグロカモメとはやや印象が異なっている。

 比較対照用に近くにいたオオセグロカモメも張っておこう。

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 こちらは,背中の色がやけに白っぽいセグロカモメだった。

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 スミスとか,ウスセグロカモメとか,アメリカセグロカモメとか,何だかよくわからない名前で呼ばれているタイプのようにも見える。
 しかし,スミス云々であれば,虹彩がシロカモメのように黄白色のはず。

 2枚目の写真をアップしてみよう。

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 虹彩は暗色だった。
 顔付きなど何となくそれっぽいが,そうでなかったか。

 個々のカモメ観察も良いが,このフィールドでは何といっても,おびただしい数のカモメ類のマスゲームだ。

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 荒れた海とカモメ類の組み合わせが最高。
 ただ見ているだけで時間を忘れる。

 海だけでも,こんな迫力だ。

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 ここは海水浴場だが,この時期,この海で泳いだら確実に死ぬ。

 ここでは目の前でうろちょろしていたマガモも撮影していたので,これもここに置いておこう。

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 この北側の漁港にはきれいなシロカモメ成鳥も入っていた。

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【平沢漁港】

 この時期,由利海岸のどこでもカモメ類が多いが,この平沢漁港が多いと思う。

 と,いうことで,このフィールドのテーマも,引き続き, 「荒海とカモメ類」 だ。

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 荒れた海にはカモメばかりでなく,ウミアイサの姿も見られた。

 明るい穏やかな海では派手な姿とパフォーマンスで楽しませてくれる鳥だが,この日は,苛酷な環境で一所懸命に生きている姿を見せてくれた。

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 港の中にはハジロカイツブリの姿が。

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 そして,ホオジロガモも。

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 さらに,またカモメ類だ。

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 そして,また,海。

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 あっちこっちをうろうろしている間に日が暮れてきた。

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 あまり遅くならないうちに,秋田の実家に向かおう。

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0204 秋田県/象潟-平沢」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
変なカモメを探すのは楽しいですよね!
カモメがたくさん群れていると、パッと見オオセグロばかりでも見てしまいます。

最初の個体は初列の裏が白いので純粋なオオセグロではないですね。
特徴や顔つきなんかからもおそらくワシ×オオセグロと思います。
シロ×セグロに次いでよく見るらしい雑種ですが、これの1wは私にはまだわかりません…。

2個体目は確かに薄いですね!
アメリカセグロとシロ×セグロは私も差を詰められていないので、写真を見ても唸るばかりです。
飛翔パターンなどがわかれば印象も違ったかもしれませんね。

カモメは見れば見るほどわからなくなってきますね…。

投稿: kim | 2011/02/18 11:24

kimさん,コメントありがとうございます。
識別はできなくってもカモメ類は面白いです。イレギュラーなのを見つければなおさらです。
見逃しがちなんですけどね~。

ところで,カモ類は雄に交接器があるので雌の協力がそれほどなくても交雑ができやすいのは理解できますが,カモメ類にも交雑がよく見られるのは不思議です。お互いに仲間と思っているのでしょうか。

投稿: yamame | 2011/02/19 08:17

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