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2011/02/26

苫小牧-八戸航路 2011/01/16

09:15 曇り

 苫小牧から八戸への復路。
  同じ航路なので,出た鳥は前日とほぼ同じだったが,往路で出会えなかったビロードキンクロやシロエリオオハムとも出会うことができた。タイミングなのだろう。

 この日は西風がかなり強く,右舷側のデッキに出ないよう,出港時に船長からアナウンスがあるほどだった。言われるまでもなく,最初っから左舷に陣取っていたのだが,苫小牧を離れ外海をしばらく進むと,面白いほど海が荒れていた。笑ってしまうほどだった。

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 波,うねりがあるほか,強風が海面を吹き渡り,表面の海水を吹き飛ばし,海面に模様を作っていた。
 もっと荒れた海も経験があるが,この日も見ごたえのある荒れ方だった。

 こういう海でも,鳥たちには逃げ場がない。
 もしかすると,こうした海を スイートマイホーム としている鳥もあるかもしれない。

<シロカモメ>

 前日の往路でも,苫小牧近くになってから姿を見せてくれたが,今回は,出港直後から,夕方,鳥見を終える時間帯まで姿を見せてくれた。

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 出港直後の苫小牧港防波堤では多数の個体が観察できた。

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 防波堤にいた個体だけを見るとオオセグロカモメよりも数が多かった。

 外洋に出ると,荒れた海が背景となった。

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 カモメ類では最大級の大きさだが,海上を吹き飛ばされるようだった。

<コアホウドリ>

 コアホウドリも往路同様に姿を見せてくれた。

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 上の2枚の写真のうち,上の個体は足を出して飛んでいるが,下の個体には足が見えない。下のときの方が風が強かったのか,翼がやや鈎型になっている。
 翼下面の模様を見ると,下の個体の方が全体に黒っぽく見える。

 荒れた海を背景にしたコアホウドリも張っておこう。

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 見ごたえあり。

 突風で吹き飛ばされ,こんな格好になったときもあった。

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 長大な翼が風にあおられた瞬間だ。

 人工物だったら,翼の付け根からぽきんと折れそうだが,これは紛れもない本物。そんなやわな作りではない。

 こんな風の中でも海に何かを見つけ,くわえていた個体があった。くわえたものは何だろう。

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 アホウドリの仲間はイカ類をよく食べるようだが,イカには見えない。くらげ? まさか,ビニール袋では…? 

<コウミスズメ/ハシブトウミガラス>

 出会えた個体数は少なかったが,往路よりは近くを飛んでくれた。

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 スズメ大の大きさのコウミスズメをこれだけ大きく撮影できれば御の字だろう。いつかは至近距離から観察してみたいが,ぜいたくは言うまい。

 ハシブトウミガラスも比較的近くを飛んでくれた。

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 この鳥は港にも入るので,至近距離から観察したこともあるが,やはり,海鳥は海に置け。外洋で見た方がしっくりくる。
 ボケているのは水しぶきのせいかもしれない。

<シロエリオオハム>

 ダイバーの仲間で出会えたのはこの個体だけだった。

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 苫小牧港からそれほど離れていない海域で,この周辺は海面がまだ穏やかだった。

 シロエリオオハムは,前月(12月)に多数見られた種だが,今回は往路復路合わせてこの1羽だけ。ほとんどの個体は南下してしまったのだろう。
 今度この航路でダイバーに出会えるのは北上してくる季節になるか。

<ビロードキンクロ>

 シロエリオオハムが出て間もなくの海域では,黒い体に次列風切の白が目立つカモが海上を飛んでいた。白黒のコントラストがきれいだ。

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 往路では見かけなかったが,この復路では何度も飛んでくれた。

 宮城では仙台空港近くの浜などから遠くに見られる鳥だ。

<ミツユビカモメ>

 往路同様最も多く観察できた鳥だ。

 写真を整理していると,初列風切の羽が伸びかかっている個体が多く,比較してみると楽しい。

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 ミツユビカモメも荒れた海上を飛ぶ姿を残しておこう。

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 小さなカモメが強風に蹂躙されている感じがあるが,彼らにとってはこのような環境はごく普通なのかもしれない。

<その他>

 苫小牧に近い海域でキタオットセイとも出会うことができた。

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 荒れた海でも,相変わらず,のったり,のったり,として海面に漂っていた。

 下の個体は上の個体と別個体で,この周辺は海の荒れ方がさらにひどくなっていた。船も被写体も大きく揺れ,ファインダーに収めるのが大変だった。

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 上の2個体の他にも,さっそうとジャンプしながら移動して行く個体も観察できたが,こちらの方は,つい見てしまい,撮影は叶わず。

 

【出会えた鳥たち】

オオセグロカモメ,ハシブトガラス,ヒメウ,シロカモメ,セグロカモメ,ワシカモメ,シロエリオオハム,ウトウ,ビロードキンクロ,コウミスズメ,コアホウドリ,ミツユビカモメ,ハシブトウミガラス,ウミウ

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