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2010/12/22

蒲生 2010/10/11

10:10 晴れ

 苫小牧-仙台の航路で欲求不満になってしまったので,蒲生干潟に来ているというミヤコドリで憂さ晴らしをしよう。
 蒲生は仙台港から目と鼻の先だ。

 日和山から干潟を見渡すと,防潮堤の方にミヤコドリが入っているのが見えた。
 まずは証拠写真を1枚。

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 と,すぐに飛んだ。

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 と言っても,遠くに飛んだわけではなく,防潮堤の反対側に移動しただけだ。

 防潮堤の両側を行ったり来たりしているようだった。

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 ミヤコドリは2羽いて,2羽とも幼鳥だった。くちばしの先が黒いのは成鳥冬羽も同じだが,幼鳥は背中の色が薄いのでそれとわかる。

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 2羽が互いに意識して争うような場面も見せてくれた。

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 と言っても仲が悪いわけではなく,よくある兄弟げんかのようなものだったようだ。

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 さて,ミヤコドリは英名で Oystercatcher (牡蠣採り)なのだが,ここではいつもイソシジミを採って食べている。

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 カキは精力増進イメージがあるが,シジミは肝臓機能増強イメージがある。
 いずれ健康に良いようなイメージだ。

 しかし,実は,生の二枚貝は普通にノロウィルスを持っているし,水を「こして」餌を食べる貝類にはノロウィルス以外の汚染物質もずいぶん蓄積されていることと思う。
 特にここは水質が心配な川だ。

 考えてみると,鳥は普通に溜まり水を飲み,また,腐りかけた(&腐った)ものを食べている。つくづく,野鳥の体は丈夫にできていると思う。
 というより,人間の方が文明化とともに弱くなってきたのかもしれない。

 話がそれてしまったので元に戻そう。

 ここはイソシジミだらけなので,それほど探すこともない。
 すぐに見つけ出し,器用に殻を開け,中身だけ取り出して食べる。

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 二枚貝は貝柱(閉殻筋)を切ればパカッと開くが,くちばしを殻の隙間から差し込んで,これを断ち切って食べているのだろう。

 横から見るとくちばしが太く見えるが,正面から見ると,先端がナイフのように薄くなっている。

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 当然ながら,貝殻の隙間に差し込めるような薄いくちばしを持っていないと,貝を開けることができない。
 ミヤコドリのくちばし=牡蠣開けナイフ,とイメージすれば間違いなし。

 見ている間,何度も貝を採っては,貝殻を開け,中身を食べる,というパフォーマンスを見せてくれた。
 殻付き落花生や天津甘栗を食べ始めると止められなくなることがあるが,実はそれと似たような楽しさがあるのかもしれない。

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 深い所にある貝を探るときはこんな格好になるときもある。

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 完全に無防備な状態だ。

 子どもが近くに来てもそれほど気にすることなく,貝を採り続ける。

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 ミヤコドリ本人もそうだが,後ろに見える女の子も,ミヤコドリの存在を全然意識していない。こういうのが鳥と人の自然な関係なのだと思う。

 羽づくろいしているときは「中身」を垣間見ることができる。

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 普通にしていると見えないところが見える。

 頭掻きするときもそうだ。

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 チドリの仲間は翼の上から足を出す「間接頭掻き」,シギの仲間は翼の下から普通に足を伸ばす「直接頭掻き」だが,ミヤコドリはチドリ組の「間接頭掻き」だ。ややっこしい態勢で掻きにくそうだが,本人はこれがやりやすいようだ。
 珍しく瞬膜を閉じて,気持ち良さそうだ。

 飛んだときに黒い翼に太い白帯が入り,とてもきれいだったが,この日はうまく撮影できなかった。

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 しかし,最後にジュディオングショットをゲットできたので良しとしよう。
 本物は両手に割り箸を持たなくっても,充分に立派な翼だ。素晴らしい。

 実は,港まで迎えに来てくれた人に連れてきたもらっていたのだが,早く洗濯物を干さないと,と,ず~っとうるさく言われ続けていた。
 そのため,1時間ほどしか見られなかったが,充分に気分転換できた。

 とりあえずは,ミヤコドリのおかげで,航路で溜まったモヤモヤを晴らすことができ,気持ち良く帰路に着くことができた。
 良かった,良かった。

【出会えた鳥たち】

ミヤコドリ,ウミネコ,オオソリハシシギ,ダイサギ

【その他の写真】

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