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2010/12/04

羅臼港 2010/09/25

06:00 曇り

 この日は羅臼港から出るクジラウォッチング船(知床ネイチャークルーズ)に乗る予定だった。

 仕事がある日はぎりぎりまで寝ているくせに,こういう日は遅くまで寝てられない。早く目が覚めてしまった。遠足の日の子どもと同じだ。

 朝早く起きてボーっとしていてももったいないので,車で知床峠まで登ってみた。
 宿から10数分の場所だ。

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 前回来たときは,雲海(実は地上にかかった霧)から出てきたきれいな朝日を見ることができたが,この日は曇天。
 残念ながら日の出は見られなかったが,いつもどおり国後島を間近に臨むことができた。

 山は静かで鳥の気配もなかったので,すぐに山を下る。

 下る途中では,立派な角を生やした雄鹿と出会った。

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 我が物顔で道の真ん中に佇み,こちらを見ていたが,道路脇の斜面を登っていって,もう一度立ち止まってこちらを見てから,ゆっくりと姿を消した。

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 7月に来たときも立派な角を生やした♂のエゾシカと出会ったが,そのときは角に袋がかぶさっていたが,季節が進み,袋がなくなり,角の鋭い先端が見えている。
 体色も,白い斑点のある明るい栗色から,このような渋い色に変わっている。

 ただ,よ~く見ると,白い斑点の名残が見え,足の付け根付近に明るい栗色の毛が残っているようだ。

 このまま降りて羅臼港まで行く。
 撮影した写真のデータをチェックして時間を確認すると,峠から港までは車で15分程度だったようだ。

 港内をさらっと巡回するが,いた鳥はオオセグロカモメ程度。

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 しかし,オオセグロカモメしかいなければ,オオセグロカモメだけでも楽しめてしまう。

 幼鳥~成鳥の各ステージを観察するのも楽しいし,特徴ある個体を探し出すのも面白い。動きを見ているだけでも飽きることはない。

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 どの鳥も奥が深い。

 この後,羅臼川が海に注ぎ込む場所を覗いてみる。

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 ここはカモメ類が集まるポイントだ。
 カモメ類は川の大小に関わらず,河口に集まる傾向があるが,ここも同じ。

 最初,オオセグロカモメに混じってワシカモメが目に付いた。

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 シノリガモもいる。

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 そして,やや沖側にミツユビカモメの20~30羽の群れが入っているのが見えた。

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 ミツユビカモメの群れとは何度か出会っているが,航路ですぐに通り過ぎたり,港内にいても遠くだったりで,これまでは近くからゆっくり見たことがなかった。

 感激だった。

 しばし時間を忘れてシャッターを切りまくる。
 シャッターボタンを押す指に自制心が伝わらず,途切れなく延々と撮影してしまう。

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 掲載したものは,撮影した写真のごくごく一部だ。

 ミツユビカモメたちは,防波堤から続くテトラポットとここの間を行き来しつつ,さまざまな姿を見せてくれた。

 川が流れ込む場所だったので,淡水に近く,水浴びするのにちょうど良かったようだ。

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 飛んだときは,先端を墨汁に浸したような特徴のある翼をしっかり見せてくれたし,着水するときの不器用でユーモラスな姿も何度も見せてくれた。

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 また,まだ夏羽で頭が真っ白な個体もあれば,もうすでに目の後ろが黒くなっている個体もあった。
 上に並べた写真を見ても,黒いのや白いのがいたのがわかるが,別途下に掲載しておく。

 これは,たぶん,頭が最も黒い方の個体。
 冬羽でもこんなに黒いのは少ないと思う。

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 こちらの方は,頭が真っ白な個体だ。
 このタイプのは複数いて,めんこさが際立っていた。

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 夏羽のミツユビカモメの頭って,白くって,丸くって,ふかふかしていそうで,まるで大福のようだ。

 個体数がとても少なかったが幼鳥も混じっていた。

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 ミツユビカモメの成鳥は「めんこさ」がチャームポイントだが,幼鳥は「カッコ良さ」が際立っている。
 大人と子どもが反対のようだが,事実そうだのだから仕方ない。

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 嘴が黒いのもクールだし,何よりも翼に黒いラインが入っているのが何とも言えない。
 大人の翼にはない特徴だ。

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 仮面ライダーは,履いていた黒いジャージの脇に白い線が入ってから,とてもカッコ良くなった。マッハGOGOGOに出ていた≪マッハ号≫のボンネットには,M字型の赤いラインが入っていて,とてもカッコ良かった。

 ミツユビカモメ幼鳥の黒いラインもそれと同じ。

 素敵だ。

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 飛翔写真ばかり掲載してきたが,もちろん飛んでいたばかりではない。

 ただ普通に浮かぶとこんな感じ。

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 ただ浮かんでいても,大人よりクールだ。

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 一般人の中にスターが紛れ込んでいるようにさえ見えてくる。 

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 ユリカモメも,幼鳥の方が好きだ,と思うことが多いが,ミツユビカモメもそう。
 成鳥に目が慣れてくると,幼鳥の姿の方が新鮮で嬉しくなってくる。

 幼鳥の子どもっぽい写真もすこし張っておこう。

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 頭隠して○○隠さず,というような写真だ。
 上の写真は,クロスした初列とV字になった尾羽がシンクロしているのが嬉しい。

 この朝は,おもいがけずミツユビカモメに相手してもらい,充実した時間を過ごすことができた。

 このほか,セグロカモメもいて,

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 羅臼川に遡上しようとしていたのか,サケの背びれも,多数見え隠れしていた。

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 さあ,まもなく船に乗る時間だ。

( → 続く)

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