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2010/12/05

羅臼沖 2010/09/25 AM

09:00 曇り

 さぁ,いよいよ出航だ。
 海鳥も期待だが,7月に出会えなかったマッコウクジラとは,ぜひ出会いたい。

 乗る船は,知床ネイチャークルーズエバーグリーン号。7月にも乗船させていただいた船だ。この日も午前・午後の両便に乗る予定だった。

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 出会えた海鳥たちから掲載して行くこととしよう。

 まずは,港内でたっぷり楽しませてくれたミツユビカモメたち。

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 ミツユビカモメは港を出てからすぐに姿を現し,クルーズを通して楽しませてくれた。
 この日,群れは沖合よりも岸に近い方が多かったようだ。

 これはアビの仲間が海上を通過していくところ。

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 アビの仲間が群れになって飛ぶところはあまり見ないので,こういう光景を見るのはとても嬉しいことなのだが,残念ながら遠すぎて,種の特定までは至らなかった。

 これも近くに寄ってくれたことはなかったが,トウゾクカモメも何度か姿を現せてくれた。

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 上の個体は,尾がまだスプーン状に長く伸びているが,下の個体はすでに短くなっている。

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 港内で観察したミツユビカモメもそうだったが,9月のこの時期は,夏羽から冬羽に換羽しつつある時期のようで,夏・冬両方のタイプが観察される。

 下の2個体は上に掲載したものとは別の個体だ。

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 このほか,ウトウ,ハイイロミズナギドリ,そして,海上を渡っていくカモの仲間が観察できたが,特筆するべきような鳥とは出会えなかった。

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 さて,いよいよクジラだ。

 出航してまもなく最初に現れたのはツチクジラだった。2008年2月9日,やはり羅臼沖で出会って以来だ。

 何頭ものツチクジラが,盛んにブリーチ(= 海上へのジャンプ)を繰り返していたが,この日の海は波が高くて船が大揺れ。また,はるか彼方のロシアの領海にいたため,写真は全滅。

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 上に掲載したこの写真で,雰囲気だけでもわかるだろうか。

 念願のマッコウクジラは,あっけなくも,この後すぐに現れ,この午前中のクルーズだけで,指折り数えて8回もの出会いがあった。

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 マッコウクジラの噴気は,左斜め前方に吹きあげられる独特のものなので,わかりやすい。

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 シャチと出会ったときは,正直,体が震えるほど感動したが,このマッコウクジラとの出会いは,かなり冷静でいられた。
 体のほとんどの部分が海面下で見えなかったせいかもしれない。

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 最初は,出ている部分が体のどの辺なのかもよくわからず,また,大きさもよく理解できなかった。

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 2頭いたと思ったが,噴気孔のある頭の方と背びれがある下半身を別個体だと思っていたようだった。

 そして,訳がわからないまま,尾を上げて潜っていった。

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 最初の出会いはやや遠く,近くに寄る前に潜水してしまったが,2度目はもっと近くで見ることができた。
 他のウォッチング船との距離の間隔はこんな感じだった。

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 近い。近い。

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 しかし,背中の一部しか見ない。
 このクジラは右を向いており,左端に見えるのは背びれのようだ。

 噴気はこんな感じ。

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 斜め前方に噴き出すので,噴気の方向を見るだけで,頭が右側を向いていることが分かる。

 そうこうしている内,体をググッと曲げ始めた。
 来るぞ,来るぞ~。

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 キタ ~ ~。

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 近くで見る大きな尾びれは凄い迫力だった。
 途中,デッキの手すりと重なり,途切れてしまったが,連写もうまいこといった。

 この後,マッコウクジラを見つけるたびに船が近くに急行。

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 ゆっくりと泳ぎながら,息を整えるように,噴気を繰り返す。

 そして,尾びれの残像ととも海の中に姿が消える。

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 何度見てもこの迫力はすごい。

 姿が消えると,すぐさま別の個体を見つけ,またその場所に急行する。

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 上の写真では,噴気孔がかなり左側に寄っていて,体の前方に噴気を飛ばしているのがよくわかる。

 そして,また潜水だ。

 この潜水光景が午前中のハイライトだった。

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 このときは真後ろからだったので,尾が正面から見え,その迫力が目前にあった。
 尾を上げるとき滝のように落ちる海水が迫力を加えている。

 潜水した後には,丸い鏡のような海面が残る。

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 真っすぐに潜っていくので,その水流で海面がこのようになるそうだ。

 遠くに見えた個体を除くと,次の個体が近くで見た最後となった。 

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 この個体は,尾の形状が独特だった。

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 ねじれた尾なので,「プロペラ」というニックネームが付いているようだった。
 海なのに「スクリュー」でなく,「プロペラ」となったのは,なぜ?  大きさのイメージかな?

 マッコウクジラは,小笠原では繁殖しており,雌や子どもも観察できるらしいが,羅臼に来るのは雄だけらしい。記憶があいまいだが,このときは8頭来ている,ということだったかな。尾の形状で個体識別できるので,個体数を確定できるようだった。

 8頭の内何頭と出会えたのかわからないが,この日の午前便では,ほぼ休む間がなく,マッコウクジラを楽しむことができた。潜ったと思うと,すぐに別の場所で噴気を繰り返す個体を見つけていた。

 乗っていたこちらの方は楽しくって仕方なかったが,かなりの距離を移動したので,船の燃料代が相当かさんだに違いない。

(→ 午後に続く。)

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