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2010/08/17

苫小牧周辺 2010/06/26

12:00 晴れ

 仙台から苫小牧港に到着したのが,11時。
 苫小牧港に近いぷらっとみなと市場で昼食を取り,その後どこに行こうか悩んだ挙句,通いなれたフィールドに久しぶりに行ってみることとした。北大苫小牧演習林だ。

 事前に全然だめだと聞いてはいたが,本当に何にもいない。
 入口付近の建物にたくさん巣箱がかけてあって,そこにニュウナイスズメたちが営巣しているのを観察しただけに終わった。

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 巣箱から顔を出しているヒナに親が声がけしており,早く,早く,と巣立ちを促しているように見えた。

 さて,これからどうしよう。
 鵡川河口は時間がかかりそうだし,行くところがない。

 朝早かったので昼寝でもしていようかとも思ったが,せっかくなのでもったいない。
 そこで思いついたのが,林の中の鳥が集まる水場。歩かなくても済むし,この日の暑い日差しを避けることもできる。
 ここからそれほど遠い場所でもない。

 よし。

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 結果,思っていた以上の当たりだった。

 眠かけしながらず~っとぼんやりしていることも覚悟していたのだが,飽きることなく,どんどん鳥たちが現れてくれた。鳥が出ないわずかな時間帯も,ここにいた鳥見の方とのおしゃべりでとても楽しく過ごすことができた。

 以下,鳥の種類ごとに写真を張っていくこととしよう。
 なお,順番は,出現順ではない。

<キビタキ>

 キビタキは♀が最初に出てきてくれて,

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 ♂も何度も姿を見せてくれた。

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<ヤブサメ>

 ヤブサメは姿を見るのがとてもむずかしい鳥だ。
 この春に初めて撮影できたのだが,一度撮影できると続くもので,この日も姿を現せてくれた。

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 尾が短く,足が長くがっしりしているのがよくわかる。
 地上生活に特化した体形だ。

<ウグイス>

 次は同じ仲間のウグイスだ。
 ウグイスはウグイス色ではなく,薄汚れたような色合いの鳥だが,水浴びして体が濡れるとさらにみすぼらしくなる。

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 とはいえ,尾が長いすらっとした体型は,ウグイスならではのものだ。

<センダイムシクイ>

 ウグイス科の鳥はどれも姿を見るのに苦労するが,このセンダイムシクイは比較的見つけやすいのではないだろうか。
 チヨ,チヨ,ビー,という特徴的な声をたどっていくと,木の梢でさえずっている姿を観察できる。

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 体がオリーブ色がかっていることも特徴的だが,頭央線がハゲ頭のように見えるので,ここを見れば識別に困ることもない。

<ヒガラ>

 上に張ったヤブサメも小さい鳥だが,ヒガラも小さな鳥だ。日本産鳥類では,キクイタダキが一番小さい,ということになっているが,この鳥も最小級だ。

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 この鳥は,喉の黒い斑と,少し汚れたようなお腹の色がチャームポイントだと思う。

<クロツグミ>

 まさかクロツグミとここで出会えるなんて思ってもいなかった。
 薄暗い中,黄色い嘴が感動的にきれいだった。

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 夏は高い木の上でさえずっていることが多く,冬はなかなか姿を見せてくれないので,この鳥もじっくり近くから見る機会がないが,今回は至近距離からその姿を堪能させてくれた。

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 アオゲラは胸からお腹にかけて散らばった斑がハート型だが,この鳥の斑は何に似ているだろう。

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 歳がわかってしまうが,若いころにはやったインベーダーゲームのインベーダーたちに似ているようだ。たぶん濡れていたせいだろう。

<コルリ>

 さて,いよいよこの日のメイン,コルリ君の登場だ。

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 出会いを全く予想もしていなかったのはクロツグミと同じ。
 一緒に見ていた方がコルリの出を待ってらしたのだが,本当に出てきてくれた。

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 コルリも,声はすれども姿は見えず,という鳥の仲間で,ヤブサメほどではないが,姿を見るにはとても苦労する。
 こんなにも簡単に見られるなんて凄いことだ。

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 色の鮮やかさこそカワセミやオオルリに負けるかもしれないが,深いルリ色と喉の白の組み合わせがとても美しい。

 船の待ち時間にちょこっと立ち寄っただけだったが,とても充実した時間を送ることができた。
 この時間お付き合いいただいたkkさんには心から感謝申し上げる。

 なお,この場所は北海道の方々が大切にしている場所のようなので,具体的な場所は非公開としておく。

 おかげ様で,気持ち良く苫小牧港を出港することができた。
 夕焼けがとてもきれいだった。

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【出会えた主な鳥】

ニュウナイスズメ,ハシブトガラス,センダイムシクイ,ウグイス,アオジ,カワラヒワ,ホオジロ,カワセミ,キビタキ,ツツドリ,マガモ

ハシブトガラス,キビタキ,ヤブサメ,アオバト,センダイムシクイ,ウグイス,コゲラ,クロツグミ,コルリ,ヒガラ,シジュウカラ

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