« 赤石堤 2010/02/10 | トップページ | 八戸‐苫小牧航路 2010/02/13-14 »

2010/03/24

陸奥湾南岸 2010/02/12

11:00 曇り時々晴れ

 八戸‐苫小牧航路に乗るため,八戸に前泊することとし,朝から八戸に来た。前週,この周辺に来たばかりなので,行くところに迷ったが,陸奥湾の方も意外と近いことに気が付いた。
 地図を見ると,平内町の小湊漁港から野辺地町の野辺地港まで,漁港が連なっている。

 仙台からの東北新幹線始発に乗ると八戸には9時前に到着する。八戸に着いてすぐにレンタカーを借り,小湊漁港に着いたのが午前11時だった。

 小湊漁港に接して「白鳥飛来地」という看板があったので,ちょこっと覗いてみる。
 ここも餌やりを自粛しており,ここでの理由は鳥インフルだった。

100212c_0002_2

100212c_0005_3

100212c_0014_3

100212c_0013_2

 小湊漁港はカモメ類で期待したのだが,人も鳥もいなくて,とても静かだった。

 めげずに,北に連なる小さな港を覗いて回ると,コクガンの群れが入っていた。群れはやや遠かったが,ヒドリガモに混ざって近くにも1羽入っていた。
 小湊漁港ではこれだけ。

100212e_0023

100212e_0019

100212e_0030

100212e_0004

 遠くまで来たのにすっかり期待外れだった。
 しかし,南下していって清水川漁港に入ると,元気が出てきた。

100212c_0040

100212c_0042

100212c_0039

100212c_0017

 まずはカモメ類。
 オオセグロカモメにセグロカモメ,ワシカモメが混ざっているいつもの構成だったが,数が多く,久しぶりに嬉しい光景だった。

100212e_0081

100212e_0062

100212e_0076

100212e_0462

100212e_0041

100212e_0046

100212e_0065

100212e_0079

100212e_0427

100212e_0601

100212e_0088

100212e_0068

100212e_0094

100212e_0109

100212e_0095

100212e_0098

 一旦面白くなってくると,今度は何を見ても興味深くなる。

 足元にいたスズガモは,嘴の付け根がやけに黄色っぽい♀が混ざっていた。比較対照用に近くにいたよく見るタイプのものも張っておく。どうしてこんなに黄色いんだろう。

100212e_0051

100212e_0053

100212e_0055

 ほっと人心地ついた気分で広い港内を車で移動していると,港内の建物の隙間からどきっとするような光景が目に入った。雪道なのに思わず急ブレーキをかけてしまった。

100212c_0035

100212c_0036

100212e_0129

100212e_0146

 コクガンはお馴染みの鳥だが,この密集度合いは尋常ではない。こんな光景初めて見た。凄い。

100212e_0362_wide 

 数にしてみれば100羽にも満たないが,押し競饅頭しているような状態だ。この海面下にコクガンの好む海藻が密集していたのだろうか。

100212e_0149

100212e_0193

100212e_0209

100212e_0275_up

 興奮をさらに盛り上げるように,タイミング良く,港内を飛び回っていたハマシギの群れがコクガンに被さってきた。

100212e_0200

100212e_0137

100212e_0138

100212e_0139

 この後,シャッターを押す手が止まらなくなった。

 1羽1羽大きく撮ろうと近付いたり,群れ全体を入れようと遠ざかったり,また,もうお終い,と決意して一旦引き上げたにも関わらず,また戻ってみたりと,短時間で400枚も撮影してしまった。

100212e_0245

100212e_0246

100212e_0250

100212e_0258

100212e_0289

100212e_0305

100212e_0369

100212e_0379

100212e_0411

100212e_0441

100212e_0443

100212e_0475

100212e_0491

100212e_0513

100212e_0520

100212e_0528

 感動の数だけシャッターを押したので,ここにすべて収まるような枚数ではない。
 上に張っただけではまだ物足りない。もう少し張っておこう。

100212e_0276

100212e_0284

100212e_0285

100212e_0286

100212e_0299

100212e_0454

100212e_0493

100212e_0501

 正直いつまでもここに居残って撮影していたかったが,せっかくここまで来たので別の所も巡回したい。後ろ髪を引かれるような気持ちで,次に進むこととした。

 さっきコクガンに被さるようにして飛んでいたハマシギはすぐ近くに降り立っていた。

100212e_0231

100212e_0238

100212e_0241

100212e_0243

 この港を立ち去るとき,ヒドリガモの群れを何気なく見たら,頭が灰色の♀が目に付いた。比較対照用に,一緒にいたヒドリガモ♀を撮影して,右端に張っておいた。
 頭に赤みがなく灰色の方はアメリカヒドリっぽい。

100212e_0552

100212e_0555

100212e_0570

100212e_0550

 ちなみに,この周辺の漁港はどこに行ってもオオハクチョウがいた。漁港内にオオハクチョウがいる光景は陸奥湾では普通だった。コクガンにしてもこのオオハクチョウにしても,同じ東北なのに,宮城の鳥風景とは全く違う。

100212e_0114

100212e_0585

 さらに漁港巡りをいると,こんな光景に出くわした。

 ホオジロガモ♂のディスプレイなのだが,ここでは♀も♂に応じるようにディスプレイをしていた。プロポーズを受け入れたということなのだろうか。
 ♀のディスプレイはあまり見た記憶がない。

100212e_0612

100212e_0615

100212e_0631

100212e_0633

 ♂は盛んにディスプレイを続けていた。

100212e_0646

100212e_0647

100212e_0649

100212e_0659

 野辺地港近くまでやってくると,河口付近に「白鳥飛来地」という看板が立っていた。

 この周辺の沿岸はどこにでもオオハクチョウがいる感じだったが,人が来やすく,ハクチョウがある程度多く集まるポイントがあるのだろう。ここには餌やり自粛の看板は立っていなかったが,ひっそりしており,元々餌やりをしていなかった場所なのかもしれない。

100212c_0048

100212c_0044

100212e_0695

100212e_0918

 上の右端の写真の背景にコクガンが写り込んでいるが,河口右側の海面にコクガンの群れが入っていた。
 この周辺では,オオハクチョウもそうだが,コクガンもどこにでもいる鳥だった。

100212e_0713

100212e_0715

100212e_0717

100212e_0721

100212e_0727

100212e_0735

100212e_0738

100212e_0750

100212e_0776

100212e_0781

100212e_0808

100212e_0822

100212e_0889

100212e_0928

100212e_0957

100212e_0980

 ここのコクガンはアオサやノリのような「海藻」ではなく,アマモのような「海草」を食べていた。上の写真でそばのように口にくわえているのがそうだ。いずれにせよあまり栄養がなさそうなので,起きている間中食べ続けていないと体が持たないだろう。

 ちなみに,背中に黒い羽に白っぽい羽縁が目立つのが幼鳥だ。

 野辺地港の中には何もいなかったが,東端にまたもやコクガンがおり,たまたま日が出てきたところだったので,きれいな姿を堪能できた。

100212e_1007

100212e_1010

100212e_1024

100212e_1028

100212e_1048

100212e_1051

100212e_1065

100212e_1074

100212e_1088

100212e_1089

100212e_1103

100212e_1123

 コクガンは宮城県内にも飛来するし,男鹿半島南磯や八戸周辺にも来る。種市では局所的に大きな群れも入る。しかし,日常生活に溶け込んだようにして,ごく普通にいるのは初めての体験した。
 函館湾も数多く飛来するというが,こちらの飛来数もかなりのものだと思う。

 八戸への帰り道,2/6に行ったばかりの三沢漁港をちょこっと覗いてみたが,前回行ったときとは風景が全く違っていた。
 オオハムやシロエリオオハムの姿はなく,他の海鳥の数も少なかった。天候やわずかな時期の変化によって,いる鳥が大きく違うことを再確認だった。

100212e_1155

100212e_1137

100212e_1145

 ただ,ハヤブサだけは前回と全く同じ場所に同じようにしてとまっていた。

 何が見られるか手探りで出かけた鳥見だったが,陸奥湾がコクガンの飛来地だということを見を持って体験させてもらえた日となった。

【観察できた鳥】

オナガガモ,オオハクチョウ,ツグミ,カモメ,オオセグロカモメ,ユリカモメ,キンクロハジロ,ハシブトガラス,コクガン,オオバン,スズガモ,ヒドリガモ,トビ,オカヨシガモ,スズメ,ホオジロガモ,ウミアイサ,ハマシギ,ワシカモメ,セグロカモメ,ハシボソガラス,カルガモ,ホシハジロ,ハヤブサ,シメ (24種)

« 赤石堤 2010/02/10 | トップページ | 八戸‐苫小牧航路 2010/02/13-14 »

0106 青森県/陸奥湾」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 赤石堤 2010/02/10 | トップページ | 八戸‐苫小牧航路 2010/02/13-14 »