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2009/08/14

山形‐サイカチ 2009/06/14

12:00 曇り

ちょこっとだけ山形に行ってきた。

 この日は見たかった鳥をすっかり外してしまったので,メモできることはほとんどない。
 しかし,久しぶりにKANさんとお会いできたり,また,地元の方々に貴重な情報を教えていただいたり,と,それなりの収穫はあった日だった。

090614c_0007_4  また,天童「水車生そば」の「鳥中華」も久しぶりに楽しむことができた。
 この鳥中華は腰のある麺と和風だしの効いたスープがとてもうまい。刻み海苔やネギとともに天かすも浮いている。同じ店で「鴨ラーメン」も楽しめるが,値段がやや安いこちらの方の人気が高いようだ。
 山形は蕎麦もおいしいが,ほとんどの蕎麦屋にラーメンも置いてあり,これも負けず劣らずおいしいと思う。

鳥に関しては上にも書いたようにすっかり外してしまったが,ちょうど繁殖期だったので,「らしい」光景のカケラは楽しむことができた。


090614e_0002 090614e_0004  これは見たとおりハシブトガラスだ。
 
いつもはレンズを向けようともしないハシブトガラスだが,この2羽は巣立ち雛のようだったので,ついレンズを向けた。姿かたちも大きさも大人並だが,よく見るとくちばしに赤っぽい色が見える。
 一旦巣立ったものの,外の世界に出てどうしていいかわからないような感じだ。2羽でず~っとこうして佇んでいた。親が来るのを待っていたのかもしれない。

090614e_0126 090614e_0252  これは偶然見かけたコムクドリの子育て風景だ。
 巣穴は,人や車が通る細い道路に向いており,向かいの民家の玄関からも丸見えだった。ただ,その家に住む方々は,全く気付いていなかったようだった。鳥に興味がないとそんなものだ。
 もっとも,コムクドリの方は,興味を持たれたくないに違いない。

090614e_0233 090614e_0143 090614e_0021  育雛に影響を与えるとうまくないので,30分ほど観察して退散したが,このわずかの時間に,親が雛に餌を運んできたり,巣穴の中のフンを外に運んだりしている様子を何度も観察できた。巣に頻繁に出入りするのは母親で,父親は1回だけだった。
 子育ての中心が♀のように見えた。

 小川ではこの季節の定番のカルガモ親子を観察できた。

090614e_0370 090614e_0391  何気なく川を覗き込んだら,雛たちが見え,その後親も見えた。
 カモ類は母親が子育てするそうなので,このカルガモは♀なのだろう。カルガモは♂♀ほぼ変わりないので,交尾しているときと子育てしているときしか♂♀がわからない。
雛たちは自力で泳いで餌を取れるので,母親の役目は危険から守るだけかもしれない。

090614e_0259 090614e_0299 090614e_0301  オナガは,私が鳥見を始めた30年前頃,山形にまで分布を広げてきた鳥だ。
 当時,東北では宮城県まで来ているようだ,などと友人のSから聞いていたが,思いがけず山形の馬見ケ崎川で出会ってびっくりしたものだ。それが今では山形のいたるところで普通に観察できるようになっている。
 カルガモ親子がいた小川で,周囲を警戒しながら水浴びをしていた。

 山形のプチ鳥見はこれでお終い。

 早い時間に仙台に帰ってきてしまったので,サイカチ周辺にちょこっと寄ってみた。
 鳥見ではなく,トンボやチョウのチェックだ。

090614e_0431 090614e_0413 090614e_0418  最初にミヤマカワトンボのポイントに行ってみた。
 例年出る場所に期待どおり出ていたが,見つけたのが2匹だけで,その2匹が体をぶつけ合うようにして,ず~っと争って飛んでいたため,思うような撮影はできなかった。タイミングが悪かった。
 この場所では,ミヤマカワトンボではなくコミスジの撮影に走ってしまった。

 次,例年サンコウチョウが来る林に行ってみる。
 しかし,林の中に戦闘服を着て武器を持った集団が入っており,不発。「戦闘ごっこ」(サバイバルゲーム)をしていたようだ。いろんな趣味の人がいるもんだ。

 この次に寄ったあずまや周辺も良くなかった。

 下の田んぼの方まで降りていって,ようやく,トンボやチョウ,カエルなどに出会うことができた。

 トンボ観察は久しくご無沙汰だった。

090614e_0465 090614e_0473  サナエトンボの仲間は,出会えるといつでも嬉しくなる。トンボ界のヒタキ類のようなイメージか。これはホンサナエだ。
 ホンサナエはずんぐりした体型のサナエトンボで,特に尾の先端部分に近い方が太くたくましい。最初,1匹いるのに気が付いた後,近くにもう2匹見つけた。どれも♂だ。
 体の本来黄色い部分が水色なのは,成熟している個体だということなのか。

090614e_0572 090614e_0576  このカワトンボは,ちょっと前までは「ヒガシカワトンボ」だったが,いつの間にか「ニホンカワトンボ」という立派な名前をもらっていた。「ヒガシ」から「ニホン」に昇格していた。最近まで全然知らなかったが,何はともあれ,名前が立派になったことは良いことだ。
 もっとも,本人たちには全く関係ないことではある。

090614e_0564 090614e_0602  DNA鑑定により「ヒガシカワトンボ」と「オオカワトンボ」が実は同一種だったということがわかって,2007年に「ニホンカワトンボ」と整理され,「ニシカワトンボ」の方は「アサヒナカワトンボ」と名前が変わったようだ。この間,専門家同士で様々な論争があったのは想像に難くない。
 私にとっては,「ニホンカワトンボ」と「アサヒナカワトンボ」も互いに良く似ていて,判別がむずかしい。アサヒナカワトンボの生息域が全く違うので,縁紋などもろくに見ないで「ニホンカワトンボ」としている状態だ。

090614e_0685 090614e_0693  ニホンカワトンボは,羽の色が透明なもの,茶色のもの,中間的なものの3種類があるようだ。♂♀による羽の色の変化は,図鑑などによって微妙に説明が異なっている。生息地域による差異もあるかもしれない。
 ただし,「縁紋が褐色なのが♂,白いのが♀」,という部分は共通してるので,この部分で確認すれば,♂♀の判別は間違いないようだ。
 また,♂は成熟してくると粉を吹いて体が白くなるので,お腹が白い個体は♂だと思っていいいだろう。

 このルリタテハにはとても困った。

090614e_0608 090614e_0624  これも久しぶりだったので,証拠写真を撮ろうと,じっと動かずにとまるのを待っていたら,何と私の肩に止まってしまった。鳥では滅多にないことと思うが,チョウやトンボではときにこんなことも起きる。コンパクトデジカメを持っていれば,片手で撮影もできただろうが,あいにく大きな一眼レフしか持ってきていなかった。

090614e_0667 090614e_0678  タテハチョウの仲間は,ミネラル分を含んだ汗なども好むため,私の汗が浸み込んだ服に寄ってきたのだろう。何度か飛んだが,繰り返し,繰り返し私に戻ってきた。好かれて嬉しいのも半分あったが,撮影できないのには困ってしまった。
 諦めて一旦移動してから戻ったら,葉っぱにとまっていた。

090614e_0630 090614e_0640 090614e_0709  田んぼの端っこには,こんなめんこいカエルたちがうじゃうじゃいた。
 オタマジャクシに足が生えた状態のものもおり,何ともめんこい。いろいろとタイミングが悪い1日だったが,このカエルに関してはジャストタイミングだった。何ガエルがわからないが,近くにアカガエルがいた(右端の写真)し,そう思って見るとアカガエルのような顔つきをしている。

 娘が2~3歳の頃,アマガエルのこんなのを,10数匹ちっちゃな手にぎゅうぎゅう詰めて持っていたのを思い出す。小岩井農場に遊びに行ったときだったかな。

 本文に張り切れなかった写真は下に掲載しておく。

【観察できた鳥】

(記録なし)

【写真】(魚はブラックバスとオイカワ)

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