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2008/09/11

サイカチ沼周辺 2008/09/06

13:30 曇り

 丸1日出かけられない予定だったが,2時間弱ほど時間がとれたので,近場のサイカチ沼周辺に行くこととした。時期が時期だけに≪赤トンボ≫を見たかった。ミヤマアカネ,マイコアカネ,マユタテアカネなどが楽しみ。

080906e_001 080906e_020 サイカチ川沿いにでこぼこ道を進むと,道路上にキチョウが見えた。このチョウはやや遅い時期に沢山出てくるチョウだ。地面に降りている姿も良く見かける。土から滲んだミネラル分を栄養にしているのかもしれない。
 翅の表は鮮やかな黄色なのだが,葉の裏にとまることが多いし警戒心が強いので,何となく性格が暗いような印象を持ってしまう。

 この近くにはモンキチョウもいた。

080906e_082 080906e_124 080906e_070  モンキチョウは,名前どおりすべて♂は黄色だが,♀は白いのも多い。知らない人はモンシロチョウと間違えるかもしれない。
 この写真のシーンは♀がフェロモンをふりまいて♂を誘っているのかと思っていたが,いろいろ調べてみるとそうではなかった。
 一見すると,あられもない無防備な姿に見えるが,こういう姿勢だと,物理的に♂が♀のお腹を抱えられないらしい。≪交尾拒否姿勢≫というようだ。翅を大きく広げて,お腹を上に反らせている。他の誰かとすでに結婚した♀だったのか。
 ♪ あ~いし~ても 愛しても ああぁ~ぁ他人の妻ぁ ♪ って,大川栄策だったか。

 右端の写真は,たまたま飛んできたキチョウとのスリーショットだった。

 次に月山池からサイカチ川に流れ込む水路付近に移動する。ここはミヤマアカネのポイントだ。ミヤマアカネは翅先に近いところに茶色のバンドがあるきれいな赤トンボだ。

080906e_128 080906e_134 080906e_188  来てみると,これまで耕作を休んでいた田んぼや畑が,ソバ畑に変わっていた。ちょうどソバの花が満開で,風景の印象が一変していた。ミヤマアカネは探しても探しても見つからない。時期が遅すぎたのだろうか。そんなことはないと思うのだが,どうしたのだろう。
 赤トンボでは一番よく見かけるマユタテアカネは沢山いて,まっ赤になった姿を見せてくれた。緑の葉っぱにとまった赤いトンボはとてもきれいだ。

080906e_166 080906e_184  ミヤマアカネを探して歩き回っているとき,こんな大きなトンボとも出会った。コオニヤンマだ。「ヤンマ」と名が付くが,このトンボはサナエトンボの仲間だ。
 ヤンマの仲間であれば複眼同士がくっついており,草にはぶら下がるようにしてとまる。このトンボは目と目の間が離れており,草の上にしっかりととまっている。やや青っぽく見えるので,やや若い個体のようだ。
 コオニヤンマは地面にベタ~と止まっていることが多いのだが,今回は良い所に止まってくれていた。近づいても全然逃げる気配がなかった。近くからじっくりと堪能。

080906e_218 080906e_285  水路の方に目を向けると,こちら正真正銘のヤンマが飛んでいた。ルリ色のきれいなヤンマだ。オオルリボシヤンマ。ヤンマの仲間は滅多に止まらないので,撮影する場合は飛翔写真を狙うしかない。時間が限られていたので,どうしようか迷ったが,ダメ元で挑戦してみた。
 ♂♀合わせて4頭位いた内,2頭の♂が水面から2~3mのところを行ったり来たりしていたので,一瞬空中に静止するときを狙ってシャッターを切ってみた。

 この後,ミヤマアカネを諦め,マイコアカネを良く見かける月山池のほとりに向かうこととした。

080906e_325 Sp_080906e_381 080906e_297  その途中で見かけたのが,こんな姿のチョウたち。これまでのチョウ人生で何があったのかわからないが,辛いことも多かったのだと思う。最近何度もあった豪雨もくぐりぬけてきたのだろうか。翅がもうボロボロだ。元気に飛び回ってはいたが,涙なしでは見れない有様だ。左端はルリタテハで,その隣りがたぶんミドリヒョウモンだ。
 辛くなるので元気なツバメシジミも右端に添えておこう。

 月山池のほとりにつくと,あずまやの所まで車を乗り入れて大きな音量で音楽をかけている若者たちがいた。ここはクワガタムシやアオカナブンなどもいるので昆虫採集の親子もよく見かけるが,こうした若者も最近よく目にする。人がたくさん来るのは良いことと思うが,多くなった分,マナー知らずの困ったちゃんも増えていく。ホント困ったもんだ。

080906e_390 080906e_386  時間切れ寸前だったので,急ぎで期待のマイコアカネを探したが,見つけだすことができず。代わりに,ここでもマユタテアカネがたくさん観察できた。マユタテアカネはごくごく普通の最も目にふれる小型赤トンボなのだが,久しぶりなのでじんわりと嬉しくなる。
 ここではノシメトンボのように翅先が茶色になっている♀も見ることができた。

 急ぎ足の2時間弱だったが,生き返った感じがした。

【写真】(左上から,アカガエル,イナゴ,ウラナミヒメジャノメ,コオニヤンマ,コガネグモ,どこが目かわからないツマグロオオヨコバイ,ハグロトンボ,人妻を襲うモンキチョウ♂,花たち×7)

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