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2007/11/29

大潟村 2007/11/21

07:30 曇り時々雪(吹雪)

 通いなれた秋田のフィールドに,25羽のハクガンが来たという。どですて(ビックリして)しまった。こんな大きな群れは見たことがない。タイヤ交換などで手間取り,知ってから1日経過してしまったが,まだいるだろうか。不安な気持ちで吹雪の峠を越えた。

071121_e_005_2  しかし,案ずることはなかった。大潟村を南北に貫く幹線道路を北上し,ハクガンポイントの南西部のエリアを巡回すると,まもなく,飛んでいるハクガンたちを見つけた。ねぐらをどこに置いていたのかわからないが,ちょうど,今ここに飛来してきたところのようだ。この写真では数が25羽に足りないが,朝早くのこの時点では2つ以上の群れに分かれていたようだ。

071121_e_146 071121_s_0434 071121_s_0869  当初は,ひとところに落ち着かなかったが,しばらくすると群れが互いに合流し,その後は25羽が一緒に行動していた。最初はヒシクイと混じってゴチャゴチャしてよくわからなかったが,後でまとまったところでチェックすると,成鳥が9羽に,幼鳥が16羽のようだった。
 仮に,成鳥9羽が夫婦5組(1組は片親が落鳥と想定)だとすると,1夫婦あたりの子どもが約3羽。夫婦4組(1羽は独身と想定)であれば,1夫婦あたりの子どもがちょうど4羽となる。

 ここから数行の書き込みは,全くの想像なので,ヨタ話の領域だ。

071121_s_0687 071121_s_0681 071121_s_0796 071121_s_0770  昨年3月初め,ここで5羽のハクガンを観察しているが,このハクガンたちが結婚相手(又は仲間)と自分の子どもを連れてやってきたと考えてみる。5羽がそれぞれ連れ合いと子どもを連れてきたと考えると,今回飛来した成鳥の数は合致する。もしかすると,以前来てくれたハクガンが再訪してくれたのかもしれない。
 この際,1シーズン間があいているのは無視しよう。

071121_s_0546 071121_s_0606 071121_s_0827 さらに,将来方向に想像をふくらまし,今回来てくれた25羽が,来季も来てくれ,しかも,結婚相手とその子どもを連れて来てくれると考えてみよう。過去の実績とこの群れを関連付けるのも面白いが,未来のことを考えるのはもっと面白い。
 計算してみると,次のとおり,来季は,一気に100羽以上の群れとなる可能性がある。

 幼鳥(a)=(4組×3羽)+(16組×3羽)=60羽
 成鳥(b)=9羽+(16羽+16羽)=41羽
 合計(a+b)=60羽+41羽=101羽

071121_s_0894 071121_s_0900 071121_s_0974  夫婦1組あたり子ども3羽を連れてくるものとし,今来ている夫婦4組に加え,16羽の幼鳥がそれぞれ連れ合いと子どもを伴って帰ってくる,という想定で計算したものだ。
 夢見たいな話だが,生きているうちに,こんな光景をぜひ見たいものだ。「捕らぬ狸の皮算用」というが,これは何と表現しよう? いずれ,今来ているこのハクガンたちが,「渡りの道」を強固にしてくれることを願うのみだ。

071121_s_0118 071121_e_328 071121_e_338  さて,私はお昼過ぎまで大潟村にいたが,この群れは,その間ずっと同じエリアで餌を取っていた。大潟村では何度かハクガンを見ているが,私はいつもこの周辺で見ている。コハクチョウやヒシクイと共に餌を取っていたが,ヒシクイなどと行動を共にしている訳ではなく,エリア内を移動するときでも,ハクガンだけの25羽のユニットになっていた。

071121_s_0298 071121_s_0270  ハクガン以外では,西側の水路に,マガモ,コガモなどが多数入っており,その中にトモエガモも数羽入っていた。さらに西側には,寒風山(かんぷうざん)が見え,その前景にオオハクチョウやコハクチョウが入っていた。
 寒風山の上にある突起物は男鹿半島や干拓地を360度見られる回転展望台だが,小学校の遠足以来行ったことがない。ジモティってこんなもんだ。

071121_s_0316 071121_e_214  ケアシノスリやハイイロチュウヒも来ているとの情報もあったので,幹線道路を隔てた東側も巡回してみたが,残念ながら出会うことはできなかった。また,北部や南部の水路沿いもチェックしたが,オオワシ,オジロワシも見つけることができなかった。
 無理することはない。また年末に来ると思うので,そのときに期待しよう。
 写真がないとさびしいので,山ほどいたノスリとチュウヒを張っておく。

 お昼過ぎ,古くからの友人から珍カモ情報をいただいたので,「潟の店」で大潟村名物のパンプキンパイを買ってから,大潟村を後にした。
 ※ パンプキンパイは大潟村のお土産にお勧めだ。箱入りもあるが,5個入り500円の袋入りがややお得だ。

071121_s_1010 071121_e_375  ところが,いたという船越水道の防潮堤付近をチェックするが,見つからず。ありがたい情報提供だったが,実らすことができなかった。申し訳ない。タイミングが悪かった。船越水道では,ウミアイサやハジロカイツブリ,ホオジロガモなどいつもの常連さんだけだった。

071121_s_1018 071121_e_449  その後,船越海岸でシロチドリやハマシギと少し遊んでもらってから,早めに切り上げ,仙台へと向かった。おりしも11月の降雪で,秋田道では車がノロノロ。太平洋側に出ても岩手から宮城県北部にかけて雪がひどく,視界が不良。早めに切り上げて正解だった。
 仙台に着いたら,すでにサッカー五輪予選のサウジアラビア戦が始まっていた。

(追記)
 このハクガンたちは,このままそっくり新潟県の朝日池に移動した,と教えていただいた。向こうでは23日の午前中に初認だったようなので,私が観察した日(21日)の翌日(22日)に移動したのかもしれない。秋田に来たのが17日らしいので,今回の滞在期間は6日間だけだった。私は幸運にも間に合ったが,続いて行って玉砕した方々にはお気の毒だった。私のせいではないが,申し訳ない気持ちで一杯になってしまった。
 北に帰るときにも必ずここに寄ると思うので,その時期にまた挑戦していただきたい。宮城の人なら私が運転していっても良い。ずばり,3月1日(土)か2日(日)に大潟村に行けば再会できると思う。(はずれたらご免なさい。)
 ところで,北陸が豪雪で餌を取れなくなった場合,どこにいくのだろう。宮城県でも期待できるのか?

【観察できた鳥】

ハクガン,ヒシクイ,ミヤマガラス,ノスリ,チョウゲンボウ,トビ,チュウヒ,ホオジロ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,アオサギ,ハシボソガラス,ダイサギ,スズメ,キンクロハジロ,トモエガモ,オナガガモ,ヒドリガモ,ツグミ,カワラヒワ,ユリカモメ,ホオジロガモ,カンムリカイツブリ,スズガモ,カワアイサ,ハジロカイツブリ,コサギ,ホシハジロ,カイツブリ,ウsp,オオセグロカモメ,ハマシギ,シロチドリ,ウミネコ,カモメ,ウミアイサ (39種)

【写真】(左上から,家を出がけのウスタビガ,オオハクチョウ,ヒシクイ,ノスリ,ミヤマガラス×2,シロチドリ×2)

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コメント

23日はお世話になりました。
パンプキンパイごちそうさまでした。
おいしかったです。
ハクガンの群見たいです。
今日から道東遠征です。
期待にわくわくです。


投稿: AI | 2007/11/30 08:09

こちらこそお世話になり,ありがとうございました。夜もご一緒できとても楽しかったです。

> おいしかったです。

でしょ。今度ぜひ秋田にも行ってみてください。

> 今日から道東遠征です。

楽しみですね~。成果大であることをお祈りしています。私も今季こそ行きたいと思っていますので,帰ってきたら成果を教えてくださいね。

投稿: yamame | 2007/11/30 18:29

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