« 県南沿岸 2007/07/22 | トップページ | 月山 2007/08/11 »

2007/08/10

石巻-鳥の海 2007/08/05

(石巻) 07:00 曇り後晴れ
(蒲生) 11:00 晴れ
(岩沼) 12:40 晴れ
(鳥の海) 15:00 晴れ   
暑い!

 久しぶりに蔵王や蕪栗方面に行ってみたかったが,気象庁の天気分布予報を見ると天気が良くないようだ。ちょうとタイミング良く,AIさんからシギチ到来の情報をいただいたので,石巻から南下することとした。

070805a_033 070805a_054 070805a_056  石巻では,中の沼にキアシシギ,ソリハシシギ,イソシギの群れが入っていた。キアシシギ,ソリハシシギはそれぞれ3羽を確認。久しぶり! イソシギは県内でも普通に繁殖している鳥なので,遠来のシギたちと一緒にいたのが新鮮だった。ただ,ついついキアシシギ(右端)やソリハシシギ(中)にレンズを向けてしまい,イソシギは1枚も撮っていなかった。失敗。しかし,ソリハシシギの蹼(みずかき)を写せていた。意外にしっかりとした蹼がある。

070805a_076 070805a_132 070805a_141  最初は気づかなかったが,ヒバリシギも近くに1羽いた。大好きな鳥だ。内心,シギチ界のお姫様だと思っている。(♂には失礼!) 赤っぽい羽色に白いお腹,小さな細身の体に細いくちばしが可憐だ。背中の白いV字がアクセント。足が黄色いのも嬉しい。遠くだったが,ダメ元で目一杯の倍率で撮影してみた。案の定,ぼけぼけで,補正してもこんな感じ。今季のいつか至近距離で出会いたいものだ。

070805_135 070805_091 070805_086  シギチを見ていると,ツバメたちが周辺を飛び始めた。水面から発生する虫たちを狙って集まってきているのだろう。近くを飛んでいたので撮影を試みたが,ツバメ(左端)に混じってショウドウツバメ(中)も写っていた。撮影しながら,いたのに気づいていなかった。相変わらずのすっとこどっこいだ。ツバメ撮影のついでにヒバリ(右端)もパチリ。

 海側の干潟は潮が満ちて干潟がほとんどない状況。一応チェックはしたがシギチは見つからず。駐車スペースの近くにトウネンが1羽いたが,これは前から見かけていた越夏個体だろう。きちんと確認はしなかったが,近くの窪みにうずくまっていたチドリは,これも一緒に行動していたメダイチドリだったかもしれない。

 次は蒲生に移動。

070805_147070805a_201070805a_241 夏休みの暑い日曜日なので人出がすごいだろう。想像するだに恐ろしい。回避して,最初は南蒲生に行ったが,こちらも車が駐車場に入りきらないほどだ。干潟側(写真左)を見ると,案の定,もっと凄かった。チドリ類を期待して探してみると,人の群れに混ざってシロチドリの群れがいた。多数のシロチドリがおり,しかも近くで観察できたので結構楽しめた。それにしても熱い砂の上,よくぞ元気に生きている。シロチドリ以外のチドリは探し出せず。

070805a_385 070805a_468 070805a_358 070805a_422  移動しようと車に戻りかけなから干潟方面を見ると,人ごみに混ざってオオソリハシシギが1羽見えた。行くかどうか迷ったが,せっかく来てくれたのに会いに行かないと失礼だろう。
 くるりと回って干潟に行くと,レンガ色の個体がウミネコの群れの中で餌を採っていた。♂夏羽のようだ。ウミネコの間をチョロチョロ動き回るので,ウミネコが胡散臭そうに見るのが面白かった。右から2番目の写真では中趾と外趾の間に蹼(みずかき)の膜が見える。
 ヨシの中にはキアシシギも観察できた。

070805b_257 070805a_531 070805b_244  岩沼の田んぼ巡りでは,タカブシギたちと会うことができた。上にヒバリシギをお姫様に例えたが,タカブシギは王子様風(♀には失礼!)と思う。それも十代の王子様。クリっと目とスラっとした首筋が凛々しく見える。ごく普通のシギだが見方を変えると味がある。クサシギはタカブシギに似ているが,何となく華やかさに欠ける。距離が遠くて満足な撮影ができなかったのが残念だった。
 2羽ずつ2組見つけることができた。

070805a_619 070805a_630 070805a_650  田んぼを回っていると,バンの姿も度々見かける。これは子供のバン。親と一緒にいるのを見かけることが多いが,親は見えず,じっとしていたら結構近くまで寄ってきた。
 数年前,オオバンの写真と組み合わせて年賀状の写真にしようかと思ったこともあったが,誰も気付かないだろうと思ってやめたことがある。・・・・大判小判。

070805b_032 070805b_061 070805b_079  鳥の海に移動すると満潮に近くなっており,わずかに残った岩場にキアシシギたちが4羽集まっていた。傾きかけた陽が,ちょうど良い角度でシギたちを照らしてくれ,絶好の撮影条件。目に光が入り,羽が輝いている。こういうとき,撮影中は,傑作をものにしたような心躍る気持ちになるものだが,それは帰って撮影した写真を見るまでの間のことが多い。
 シンクロナイズしている写真を選んでみたがどうだろう。複数の鳥がいるときはこんなのも面白い。人間も,職場などで観察していると,(本人たちは気付かないようだが,)互いに頬杖付いたり,腕組みしたり,シンクロしていることが多い。鳥も人間も根っこは同じだ。

 AIさんのオオメダイ情報はたぶん河口付近。まず最初に写真にあった付近に行ってみたが,車がぎっしり。こんな所にも車が上がれるようになったのか。双眼鏡で探そうにも,季節柄,裸に近い女性たちがいて気が引ける。私もまだ社会人。人間世界を吹っ切れていなかった。これだけ人で混雑していると,ここにはいないだろう,と自分を納得させて,退散。

070805_285 070805b_222 070805b_104  下にもチドリたちが沢山いたので,めげずに観察したがシロチドリばかり。蒲生でも出会っているのだが,いるとやはりめんこい。思わず夢中で撮影してしまった。まだまだ青い。初めて見たわけじゃないんだけどね~。
 落ち着いて観察すると,シロチドリ30羽位の群れの中に,コチドリの家族も混ざっていた。右端のシロチドリはしゃがむ途中だが,上を見て警戒している相手は,水難対応のヘリコプターだ。

 ところで,後で知ったが,このときやはりまだオオメダイチドリがいたらしい。
 この後,仕事が忙しくなってしまい再挑戦もできずじまい。今はもういなくなっただろうなぁ。

【観察できた鳥】

(石巻)
カルガモ,マガモ,ハクセキレイ,ウミネコ,スズメ,
コチドリ,ヒバリ,オナガガモ,スズガモ,アオサギ,ハシボソガラス,キシアシシギイソシギソリハシシギ,カワラヒワ,ヒバリシギ,ツバメ,ショウドウツバメ,トビ,トウネン (22種)

(蒲生)
シロチドリ,オオソリハシシギ,キアシシギ (3種)

(岩沼)
ハシブトガラス,ダイサギ,アオサギ,ウグイス,ウミネコ,アマサギ,カワラヒワ,
イソシギ,ムクドリ,タカブシギ,セッカ,スズメ,コチドリ,ツバメ,ハクセキレイ,バン,ハシボソガラス,チュウサギ,コサギ,ホオアカ,コヨシキリ,セグロセキレイ,オオヨシキリ,トビ,ササゴイ,クサシギジシギsp (27種)

(鳥の海)
ウミネコ,カルガモ,オオセグロカモメ,トビ,ミサゴ,
キアシシギ,ダイサギ,コヨシキリ,ホオ ジロ,ヒバリ,ハシブトガラス,シロチドリコチドリ (13種)

【写真】(左上から,石巻のカワラヒワです。居残りスズガモ,海岸にも多いヒメアカタテハ,暑そうなアオサギ,暑そうなアマサギ,暑そうなウミネコ,サギ類,ジシギsp,夕方のタカブシギ,バンの羽づくろい,暑そうなヒバリ,キアシシギ×3,シロチドリちゃん)

070805a_001_2 070805_048 070805_072 070805a_611 070805_198 070805a_603 070805a_594 070805b_338 070805b_310 070805b_301 070805_212 070805_245 070805b_010 070805b_050_2 070805b_143

« 県南沿岸 2007/07/22 | トップページ | 月山 2007/08/11 »

0504 宮城県/岩沼-亘理」カテゴリの記事

0503 宮城県/蒲生」カテゴリの記事

0513 宮城県/石巻」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 県南沿岸 2007/07/22 | トップページ | 月山 2007/08/11 »