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2007/06/23

蔵王 2007/06/17

06:10 快晴のち曇り

 満を持して蔵王へ。天気予報もバッチリだ。ところが,寝坊してしまい,現地に着いて6時を過ぎてしまっていた。

070617_0002 070617a_006 070617a_001  まずは「山のそばや」の向かいの林道から聖山平方面に向かう。タニウツギが朝日に当たって美しい。オオルリやキビタキ,クロジ,アオジなどが林道の両側で鳴いている。何度か車を止めて林に分け入ったが,姿は見つけられない。こういうときもある。雪が解けて林道の通行ができるようになっていたので,真っ直ぐ突っ切ってエコーラインへ出ようと思ったら,出口の通行止バリケードがまだ設置されていた。結果,往復したが,ホシガラスもコマドリも観察できなかった。偶然,青葉区のAさんと出会った。

 次,Aさんも向かったと思われる刈田方面へ。

 ゲートで料金を支払って,上に向かう。途中,カヤクグリポイントがあるのだが,さえずっていなかったので,駐車場まで直行した。お釜付近は,刈田から熊野を臨んで,馬の背の右手(お釜側)の岩場でイワヒバリを見ることが多い。ビンズイは左手を中心に沢山さえずっているはず。カヤクグリはレストハウス付近やその下の木が生い茂っているところだ。ハイマツの若芽を狙ってウソが観察できることもある。

070617a_077 070617_0098 070617_0129  さて,いつものように熊野に向かって歩いていくが,思いのほかビンズイが少ない。いない訳ではないが,賑やかさには程遠い状態。ただ,下を見るとイワカガミがちょうど見頃で,いたるところにピンクの花が咲いていた。おかげで,ず~っと幸せ気分で歩くことができた。キアゲハも沢山飛んでおり,運良くイワカガミとキアゲハのツーショットも観察できた。

070617_0099 070617_0034  イワヒバリなどはいないかと岩場を注意しながら歩いたが,なかなか見つからず,代わりにイワヒバリを待っているNOBUさんを見つけた。先日天童で一緒に飲んで以来久しぶり。お聞きすると,イワヒバリは朝に一度出たっきり見えないという。しばしお話したが,私にはイワヒバリ待ちの根気がなかった。熊野へ。熊野登山は空が青く景色がきれいでとても気持ち良かった。

070617a_106 070617a_167 070617_0107  熊野岳では,ビンズイが沢山いる状態を想像していたが,何と1羽も観察できなかった。どうしてしまったのだろう。昨年も結構いたし,数年前にはうじゃうじゃいて,交尾の光景もここで普通に見られたものだ。その代わり,さえずっているヒバリを2個体観察した。そういえば,馬の背でも何個体かいた。ヒバリが増えたのは,ビンズイが減ったのと直接,又は,間接的に何か関係があるのだろうか。
 ここのコマクサは葉だけが出ていた。

070617_0111 070617a_190  天気が最高だったので,熊野岳山頂は人でずいぶんにぎわっていた。私も山並みや雲などの風景を楽しんでから,ゆっくりと降りていった。降りる途中,空を見上げたら,太陽にの周りを虹の輪が囲んでいた。「光環」というらしい。沢山の人たちがいたがどれだけの人が気付いたのだろう。とても不思議で,とてもきれいだった。広角レンズを持っていたらもっときれいに残せたのに。

070617_0062 070617_0081 070617_0086  さっき通った所まで戻っていくと,NOBUさんがまだ粘っていた。聞くと出ていなかったようだ。残念。それにしてもこの粘りはすごい。見習わなくっちゃ。
 すぐに別れ,カヤクグリを探そうとしたが,好天のせいか観光客が山ほど。探鳥モードに入れない。やむなく,周辺をブンブン飛んでいたアマツバメにしばらく遊んでもらってから,下に降りていった。

070617_0165070617_0176 070617_0168  途中,気まぐれに駒草平を覗い てみたら,ここではもうコマクサが咲いていて,あちらこちらで自己主張をしていた。熊野とここでは標高が違うので,花の開花時期も異なっているのだろう。
 そういえば,以前アマツバメはここの崖で営巣していたはずだが,1羽も観察できなかった。すっかり上のお釜付近に営巣地を移動したのか。

 朝と同じコースで聖山平を通行止の付近まで行くと,宮城のKさんの車がとまっていた。持ち主はどこだと探したら,なんとピクニックのお姉さま達と団欒していた。お邪魔虫かな,と思いながら寄っていったら,私も混ぜていただけた。

 お姉さまたちは,上山と高畠の方々で,手作りのおいしいお漬物やかき餅揚げ,沢庵を煮たのなどをごっそうになってしまった。話のなかで,山形ではおつゆにサバ缶を入れるほか,身欠きニシンもおつゆの具になることを知った。山菜をたっぷり入れて具沢山にするそうだ。今度,家でもやってみよう。後で妻の母親に聞いてみたら,山形では沢庵を煮るのも普通のようだ。恐るべし山形県人。進取の気性に満ち溢れている。

 Kさんはここから刈田岳に登っていった。午前中泉ケ岳の探鳥会に行ったというが,すごい体力だ。私は横着して車に乗って下に向かった。曇ってきたので,何もいなければそのまま帰ろう。

070617a_308 070617a_365 070617a_390  しかし,まず目に入ったのが木の天辺にいたカッコウ。さえずるでもなく何をしていたのかわからないが,あちこち向きながらしばらくこうしてとまっていた。
 ここから少し降りていくと,今度はアカハラのさえずりが賑やかだ。2か所でさえずっている。探すとほどなく姿を見つけられた。いつもなら姿を見つけるや否やすぐに飛んでしまうのだが,よっぽどさえずりに夢中だったのか,2羽のうちの1羽はひとところでず~っとさえずってくれていた。

070617a_450 070617a_466 070617a_501  再び下に降りていくとクロジの声がする。朝と同じ場所だ。姿を見ようと車を降りたらアカハラが近くに飛んできた。見えないクロジより,目の前のアカハラを優先。罰が当たって,クロジの声はまもなく聞こえなくなってしまった。その代わり,今度はオオルリの声が聞こえてきた。やや遠かったが,谷を挟んで反対側の木の上でさえずっていた。久しぶりにさえずっているオオルリをじっくり見た気がする。

 この日はこれで締め。
 馬の背~熊野はビンズイが少なくって少し心配が残った。また,聖山平のコマドリはどうしてしまったんだろう?

【観察できた鳥】

カケス,ホオジロ,ウグイス,キジバト,ヒヨドリ,オオルリ,シジュウカラ,キビタキ,カッコウ,クロジ,アカハラ,メジロ,コガラ,ビンズイ,アオジ,ルリビタキ,モズ,ホトトギス,ウソ,ハシブトガラス,エゾムシクイ,アマツバメ,ヒバリ,キセキレイ,メボソムシクイ,アカゲラ,コマドリ?,ヒガラ,ジュウイチ (29種)

【写真】(左上から,アオノツガザクラ?,緑の向こうのアカハラ,雪渓を飛ぶアマツバメ,電線オオルリ,カケス,見返りカッコウ,キアゲハ,首だけ出したコマクサ,ツマトリソウ,ハクサンチドリ,擦り切れモズ,浮かんで動かない雲,咲いていたのはこの株だけ,重なる山波,標柱)

070617_0124 070617a_409 070617_0158 070617a_232 070617_0021 070617a_291 070617_0096 070617_0169 070617a_451 070617_0004 070617a_030 070617_0115 070617_0071 070617a_054 070617_0108

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コメント

yamameさん、ご無沙汰しています。
コマドリの件ですが、先週福島の浄土平から土湯峠方面の遊歩道を歩いて来ましたが、囀っているコマドリは1個体しか聞けませんでした。
10数年前はあちらこちらから囀りが聞こえましたが、あの当時とは雲泥の差でがっかりして帰って来ました。
メボソムシクイ、クロジ、ジュウイチ、ウグイスの声だけ、ルリビタキも遠くから聞こえるだけでした。
昔はこれらの鳥も今よりはもっと多くそれなりに楽しめましたが残念です。全体的に高山の鳥が減っているように思えてなりません。
偶然、キクイタダキが巣材を咥えて針葉樹の中に飛んで行くのと、アカゲラの育雛中の巣を見つけてしまいました。
ここでは、過去ツキノワグマの親子に遭遇したところと近いのでヒヤヒヤものですね。
それではまた。

投稿: さむさわ | 2007/06/24 00:24

さむさわさん,おばんです。
今日はお世話様でした。思わぬ出会いで嬉しかったです。さすがですね~。(^^)
その後,車を飛ばして何とか午後の仕事に間に合いましたが,今日は調子でなかったです。(^^ゞ

そういえば福島方面の高山には行ったことがないです。高い山で遊歩道があるところは狙い目ですね。今度意識して探してみようと思います。八幡平あたりはどうなんでしょうね。

ところで,高山の鳥が減っているというのは事実なんでしょうか。当たり外れがあって,ここ数年はハズレ傾向だけ,と思いたいですね~。

投稿: yamame | 2007/06/25 20:19

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