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2007/06/21

サイカチ沼周辺 2007/06/16

13:30 晴れ

 午前中は地域の集まりだったので,フィールドには午後から出かけることとなった。移動時間がもったいなので,近場のサイカチへ。鳥は,この時期,この時間,あまり期待できないので,チョウやトンボを狙って,カメラにマクロレンズをセットした。

070616_0024 070616_0510 070616_0245  田んぼにはオタマジャクシが無数にいる。水面下の泥の上にゴマを散らばしたようだ。この辺りにはサギ類があまりいないので,カエル天国だ。シマヘビが最大の天敵か。オタマジャクシの識別はむずかしいが,ここで見かけるカエルは,アマガエルとアカガエルだ。
 カエルに成りかけているオタマジャクシもあちらこちらで観察できた。

070616_0018  小さな魚も見つけたが,きちんと確認する前に泳ぎ去ってしまった。何だったのだろう。近年,天然のメダカを見たことがないので,メダカだととても嬉しいのだが,オイカワやタモロコの稚魚の可能性が高いだろう。この日,私の目で観察できたのはこの1匹だけだったが,このサイズの魚が1匹ってことはたぶんないと思うので,網を持ってきてすくえば沢山取れるかもしれない。

070616a_003 070616a_027 070616a_091  この周辺では,ハクセキレイとセグロセキレイの両方が繁殖している。どちらも巣立ちしたばかりのヒナがうろちょろしていた。右端の写真のように,子ども単独でも餌を取れるようだが,まだ親から餌をもらっているようだった。テキトーに撮影したので,写っていたのはセグロセキレイの親とハクセキレイの巣立ち雛だった。親子一緒の場面を狙えば良かった。

070616_0003 070616_0123 070616_0585  桑の実はまだ黒くなっていなかったが,メジロたちが集まって賑やかだった。林の中の細い道を歩いていくと,道端のあちらこちらにキイチゴがたわわに実っていて,ちょうど食べ頃だった。失礼して娘のために少々摘ませてもらった。あ,そういえば,食べたのだろうか。まだ感想を聞いていなかった。真っ赤なヘビイチゴもとてもきれいだった。

Sp_070616_0081 Sp_070616_0079 Sp_070616_0078  トンボは,何種かと出会えたが,識別がむずかしい。この個体は,目の間が離れていて,黄色と黒で構成されているこの体色は,サナエトンボの仲間には違いと思う。しかし,プロポーションはホンサナエっぽいが,胸の模様が違うような気がする。胸の黄色い地に黒い線が2本突き通っているのは何だっけ? つくづくトンボ図鑑の良いものが欲しいと思う。

070616a_065  これはムカシヤンマ。虫がいないかとヒメジョオンの花畑を探していたら,後頭部でトンボの羽音がして,右腕にとまったものだ。鳥が腕にとまることはたぶんないが,虫では,しばしばこんなことがある。嬉しいことだが,自分の体に止まった虫ほど撮りにくいものはない。そ~っとポケットからコンパクトデジカメを出して,左手でカメラを持ち,右手で延長レリーズを押し込んだ。

070616a_066 うまく撮れない内に飛んでしまったが,今度は左腕にとまった。何なんだってんだ,こいつは。ムカシって付くだけ,純(じゅん)な奴で,人の怖さを知らないのかもしれない。今度は,右手にカメラを持って,左手でレリーズを押した。コンデジに延長レリーズを付けていなければ撮れなかったショットだ。ところで,飛んだ後,再び戻ってきたのは,シャツの色のせいなのだろうか。そういえば,スズメバチも黒い色が好きなんだった。やなことを思い出した。

070616_0142 070616_0219 070616_0576  このほか,ご覧のとおり,ハラビロトンボのきれいな個体もおり,オニヤンマ風のトンボも道沿いに巡回して飛んでいた。シオカラトンボも出ており,この♀はとてもフレンドリーだった。♂と出会ったのは夕方近い時間帯だったが,この写真のとおり,捕まえた虫をおいしそうにムシャムシャとむさぼり食っていた。

 イトトンボ,カワトンボとの出会いは少なかったが,ヒガシカワトンボとモノサシトンボは撮影できた。きれいなアオイトトンボの仲間もいたが,こちらは撮影するタイミングを逃してしまった。

070616_0096 070616_0486  チョウは,あまり多くは見つけられなかったが,コミスジがあちらこちらにフワフワ浮いていたのが目に付いた。なかなか止まってくれず,また,とまってもすぐに飛んでしまう。コミスジはこれが特徴。撮影しづらいが,これもなかなか良い。撮影に苦労したが,夕方,ようやく近くにとまってくれた。

070616a_157 070616_0299 070616_0313 070616_0345  このイチモンジチョウは,私のフィールドスコープにとまったものだ。シジミチョウを追いかけて林に分け入った後,戻ったら,こんな状態になっていた。鳥でもまれにこんなことがあるが,チョウの場合はとまる目的が違う。ウレタン部に私の汗が滲み込んでいたのだろう。口吻を伸ばして食事モードに入っていた。なかなかここを離れてくれず,「朝顔につるべ取られて~」ならぬ,「イチモンジに三脚取られて~」となってしまった。30分以上待つことになった。

070616_0554 070616a_221 070616a_226  コムラサキは「隠れムラサキ」とも言う。見る角度によって紫色が鮮やかに見えたり,見えなかったりする。近くを車が通るたびに飛んでしまうが,そのたびに同じような場所に戻ってきていた。タテハチョウの仲間は,コムラサキに限らず,一旦飛んでもまた同じような所に戻ってくることが多いようだ。

 この日は午後からだったが,期待以上に楽しめ,充実した日となった。それにしても,キイチゴおいしかったのかなぁ。息子にも食わせたかった。

【観察できた鳥】

ヤブサメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,メジロ,スズメ,ハシブトガラス,ヤマガラ,カワラヒワ,ホオジロ,ウグイス,ホトトギス,シジュウカラ (13種)

【写真】(左上から,晴れた空です,看板,ヤマボウシですか,大の字の花,栗駒や月山で見たならたぶんニッコウキスゲ,よくわからない花×3,くまんばち,セセリチョウも出た,イチモンジチョウの顔,コムラサキの顔,何たらサナエの顔,シオカラトンボの顔,ヒカゲチョウの顔)

070616a_274 070616a_087 070616_0050 070616_0161 070616_0401 070616_0411 070616_0258 070616_0533 070616_0432 070616_0528 070616_0299_1 070616a_190 Sp_070616_0081_1 070616_0229 070616_0475

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