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2007/05/03

飛島 2007/04/28-30

(28日) 航路 09:30 晴れ, 島 11:00 晴れ
(29日) 04:30 晴れ
(30日) 04:30 晴れ, 航路 13:30 晴れ

 GW前半の三連休,2泊3日で飛島に行ってきた。3日とも天候に恵まれ,また,多くの鳥仲間とお会いでき,とても気持ちの良い日々を過ごさせてもらった。これで,鳥の出が良ければ言うことはなかった・・・。

 ところで,これを入力している今,まだ連休中だ。記録する時間を短縮するため,今回は時系列ではなく,印象に残った鳥を五十音順にピックアップして書き留めるのみとする。

070430_0035 070430_0062 070430_0072  まず,アカハラ。この鳥は2日目の午後から3日目の朝にかけて増えてきたような気がする。30日朝は至る所で目にした。さえずっていても,なかなか姿を現してくれず,欲求不満がたまっていたが,このときは至近距離に現われてくれた。ヘリポート下の畑だった。29日朝には,ここでマミチャジナイも観察できた。

070428_0090 070428_0167070428_0224   オオミズナギドリとは飛島航路での出会いだった。今回は往路・復路とも鳥もイルカもとても良かった。ピークは航路の半分より飛島寄りの海域だった。たぶんこの海域に魚の群れが集まっていたのだろう。大きな「鳥山」ができていた。数多くの海鳥が浮かび,その上に山のような鳥の姿があった。イルカは遠くや近くで泳ぎやジャンプを見せてくれ,船の下を通って反対側に抜ける姿も見られた。見ている皆の口から「おぉ」という声が聞こえた。(ような気がする。)
 オオミズナギドリ以外のミズナギドリやアビ,ヒレアシシギ,トウゾクカモメの仲間も見られたようだったが,私は興奮で目が眩み,確認できなかった。晴れて穏やかな海でこんなことは初めて。いや~,すごかった。

070428_0216 070428_a_082 070429_b_305  オオルリは春の飛島の定番だが,今回は期待していたより少なかった。あちらこちら,どこでも目にする,という状態ではなかった。30日朝にはたいぶ多くなってきたようなので,時期が若干早かったのだろう。左端は,28日,島に着いて最初に出会った桜オオルリ。学校のグラウンドの端っこだった。下半身がボサボサしているのは草むらで餌を採っていたせいかもしれない。草むらで採餌する光景は飛島ならではだ。♀はほとんど見かけなかったが,畑に被せた網に入ってたノジコを見ているとき,ひょっこりと顔を出してくれた。

070429_b_252_00 070430_c_221 070430_c_226  続いての定番。キビタキだ。♀や大人の♂がいなかったとは断言できないが,私が見たのは全て若い♂だった。翼に茶色味がずいぶん残っている。若い♂の群れが大量に入っていたのだろう。鮮やかな鳥なので,至る所で目に付いた。若くっても,また,中継地でも,なわばり意識があるのか,餌場にしている場所に別の♂が来ると,キビタキ特有のブンブンという音を立てて争っていた。ヘリポートから法木に降りる途中や一の畑周辺,三の畑下の砂防ダムなどで見られた。どの個体もかなり近くまで寄れた。

070428_0390 070428_0392 070428_a_168  コイツには嬉しビックリだった。ヘリポートの下の畑に行くと,キャベツ畑の中に置物のようにして佇んでいた。ホンモノ?の置物かと寄って行くと,私の動きに合わせて首を動かした。生きていた。ゴイサギの若鳥だ。動かないのを良いことに,目や足のアップを撮影させてもらった。珍しくも何でもない鳥だが,二人っきりでの撮影会。楽しいひとときだった。

070428_0381 070428_0515 070430_0173  今回はコイツに振り回されたといっても過言ではない。ノゴマだ。初日の夕方にゴドイモ畑近くで♂を観察&撮影したのだが,点のように小さく,しかも林床のクロツグミを撮ったときのISO500にしたままだった。その翌朝,ヘリポート下では,私が立ち去った直後に現われ,さえずり始めたといい,ゴドイモ畑では,私が到着した直前まで姿を現してさえずっていたという。何というタイミングの悪さ! その後,さえずりは聞こえるものの,なかなか姿を見ることができなかった。3日目の帰る直前に藪の隙間からようやく撮影できた。

070429_b_267 070430_c_130 070430_c_164  明るい草地や畑のこんな場所ではノビタキが観察できた。頭の黒い個体は少数派だったが,三の畑や一の畑近くの小さな畑ではサービスしてくれた個体があった。三の畑では咲きかけた菜の花をバックに撮りたかったが,そううまくはいかなかった。ネギ坊主の上にとまって,背景が菜の花だと最高だと思う。いつかそんな写真を撮りたい。

070428_a_530 070428_a_449 070428_a_427  ヒメコウテンシ。珍しいんだかどうだかわからなくなってくる位,来れば必ず会える鳥のひとつになってしまった。会うのは,ここゴドイモ畑か学校のグラウンドだ。この島ではヒバリの方が珍しいかもしれない。黒いクビワのあるのや嘴がもっと短めの奴と出会いたいものだ。今回来ている個体は,見えないときが多いようで,気まぐれにひょっこりと顔を出していた。私が3日いる間,出てきたのは2回だけだった。奧の溝の方にいたのかもしれない。この写真の撮影時間を見ると午後5時半過ぎだった。

070430_0089 070429_b_211 070429_b_511  今回最も数が多かった鳥のひとつがマヒワ。最初は珍しくって撮影していたが,まもなく,至近距離にいても無視するようになってしまった。そのバチが当たったのか,帰ってから写真をチェックすると,思ったようなものが撮れていなかった。緊張感が足りなかったのだろう。大反省。近くの慣れっこい鳥を大切にしないと。

070428_a_106 070430_c_090  これについては,素直に懺悔(ざんげ)しなくてはいけない。この写真(左側)を見て誰がミヤマホオジロだと思うだろう? パッと見,キマユホオジロと思っても許されるのでは? いやいや,これは言い訳。沢山の人に,キマユを見た,と嘘を付いてしまった。申し訳ない。気が付いたのは家に帰って,写真を整理しているときだった。いつもおっちょこちょいなことをしているが,またやっちまった。お恥ずかしい。草むらに隠れ,頭だけ見え隠れしているときは要注意だ。ミヤマホオジロも冠羽を寝かせているときがある。
 ちなみに,右側が本物のキマユホオジロだ。ヘリポートにいたもの。

070428_0476 070428_0350 070428_0467  これはご存知桜メジロ。わざわざ飛島まで行ってこんなの撮影しなくっても,と思われるのは重々承知だが,鳥見人の性(さが)で,目の前にこのような光景があるとついついレンズを向けてしまう。といっても,私以外にメジロを撮影している人は見かけなかった。こんなにめんこいのに。

070428_a_296  五十音順で来て,最後がルリビタキ。ヒタキ類は全般に写真写りが良いが,この鳥もそうだ。丸っこいふわふわの体と小さな嘴,そして,つぶらな瞳の組み合わせが,何とも言えずめんこい。青いのが居れば青いのにレンズが向くし,そうした写真を選んでしまうが,このような地味系の個体も魅力的と思う。特に白い喉がチャームポイントかな。
 青くなった個体もいたようだが,私は出会えなかった。

 この他にもカラアカハラなど多くの鳥たちとの出会いがあったが,飛島はこんなものではないはず。もう一度訪れてみたい。

(追記1) 
  島や航路でお会いした皆さん,大変お世話になりありがとうございました。m(__)m

(追記2)
 珍らし系では,ヨーロッパビンズイ,シラガホオジロ,シロハラホオジロ,コホオアカ,コシギ,アカマシコなどの情報もあった。

【観察できた鳥】

アビsp,オオミズナギドリ,ウミウ,ヒメウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,シノリガモ,ウミアイサ,トビ,サシバ,アカエリヒレアシシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,シロカモメ,ウミネコ,コアジサシ,ウトウ,カラスバト,キジバト,アオバズク,アマツバメ,ヒメコウテンシ,ツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ビンズイ,タヒバリ,サンショウクイ,ヒヨドリ,モズ,キレンジャク,コマドリ,ノゴマ,コルリ,ルリビタキ,ジョウビタキ,ノビタキ,イソヒヨドリ,トラツグミ,カラアカハラ,クロツグミ,アカハラ,シロハラ,マミチャジナイ,ツグミ(ハチジョツグミを含む),ヤブサメ,ウグイス,ムジセッカ?,エゾムシクイ,センダイムシクイ,キクイタダキ,キビタキ,オオルリ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,キマユホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ,ノジコ,アオジ,クロジ,アトリ,カワラヒワ,マヒワ,ベニマシコ,ウソ,イカル,スズメ,コムクドリ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス (81種)
※ このほか不明種有。出が悪かったものの,見なかったもの,見ることができなかったものを合わせると,ゆうに100オーバーと思われる。

【写真】(左上から,頭が黒いアトリ,カナヘビを食べているアマサギ,ジュルジュル鳴きながら上空を舞うアマツバメ,夜明けのそ空を鳴きかわしながら飛ぶオオセグロカモメ,オオミズナギドリ,頭が黒いカシラダカ,キセキレイ♀,キビタキのひげ,足,クロツグミ,コルリ,サシバのシルエット,ジョウビタキ♀,ジョウビタキのひげ,ダイサギ飛翔,ほんのりピンクのタヒバリ,ツグミ,見つけて嬉しいヒメウ,ビンズイ,酒田港の朝食525円也,法木の畑からの鳥海山,2日目の朝,3日目の朝,畑のカラス,カマイルカのジャンプ,船と並走)

070428_0310 070428_0334 070430_0016 070430_0134 070430_0005 070428_0174 070429_b_280 070429_b_467 070429_b_252_01 070429_b_252_02 070428_0408 070429_0667 070430_0147 070429_b_560 070429_b_568_01 070429_0595 070429_b_102 070428_a_119 070429_b_390 070429_b_641 070429_b_623 070428_a_003 070428_0501 070429_b_131 070430_b_648 070429_0599 070429_0034 070430_0224_1

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コメント

yamameさん こんばんは
今朝飛島の旅から帰ってきました。yamameさんが船にいらっしゃらなかったのでもしや前半?、と思いHP拝見したらやっぱりでした。後半の鳥も前半とほとんど同じです。
結果的には95種でしたが、私のように誰もいない白瀬沢ダムでキビタキやムシクイを見て過ごすという不心得者にとっては充分な数字です。118種見た方もありましたが、ただ唸るだけです。yamameさんいい航路でしたね。私たちも帰りの航路だけ楽しみました。鳥の出が悪くても穏やかないい天気を望みます。

投稿: 綱さん | 2007/05/06 20:20

綱さん,おはようございます。

3日4日は定宿が一杯だったので,今年は前後にずらしました。5日6日も渡ったのですが,すれ違いだったようです。もしましてお会いできるかも,と思っていたのですが残念でした。

4月は欲求不満がたまる探鳥でしたが,5日6日はスッキリ。カラアカハラ君万歳!です。コウライウグイスは私を避けたようですが,来年以降の楽しみに取っておきましょう。

投稿: yamame | 2007/05/07 05:46

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