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2007/03/08

蒲生-大沼 2007/03/03

(蒲生) 09:30 晴れ
(大沼) 14:10 快晴

 蒲生にミツユビカモメ,大沼にアメリカヒドリが出ているという。会える確率が低いと思われるミツユビカモメの方からチェックすることにした。ちょうど午前中に干潮になるようだ。

070304_0021 070303a_024  正面の干潟にはユリカモメとハマシギの群れが入っていた。ユリカモメはまだ頭が黒くなっている個体は見られない。まだまだ時間がかかりそう。ハマシギは前回来たときより,さらに数が増えているようだ。一応チェックしたが,何も混ざっていないようだ。海の方向からはヒバリのさえずりが聞こえていた。もうすっかり春の雰囲気。

070303_0260 070303_0263 070303a_072  川の方に移動すると,潮が引いて出てきた干潟にカモメ類がどっさりはいっている。多い順から,ウミネコ,ユリカモメ,カモメ,オオセグロカモメ。ウミネコはずいぶん数か増えた。目的のミツユビカモメはあまり期待していなかったのだが,すぐに見つけることができた。干潟の向こうの水面に浮かんでいた。

070303a_119 070303a_125  目を離して他のカモメ類を観察している間に一旦見失ってしまったが,すぐに再発見することができた。今度は干潟のウミネコの群れに混ざって佇んでいた。足が黒くて短い。最初のうちはうまいことウミネコの合間から姿が見えたが,しばらくすると複数のウミネコが移動してきてミツユビカモメの手前で羽づくろいを始めた。見えなくなってしまった。動きそうにないので,ちょっと遠くなるが反対岸から見ることにした。

070303a_163 070303a_192 070303a_191  車で移動するのに15分位間が空いてしまったが,ちゃんと飛ばずに待っていてくれた。さきほど観察していたところから水に入ったようで,水面に浮かんでいた。ちょっと遠いなぁ,と思いながら小さくなって観察していると,どんどんこちらに寄ってくるではないか。良い子良い子。思わずにんまり。

070303a_199  ところが,突然,耳元で「ソレ~」と,大きな掛け声がした。なんと私のすぐ脇で投げ釣りを始めた爺様だった。今思い出すと笑ってしまうが,そのときは茫然自失。ミツユビカモメは,大きな声と飛んでくる釣りの仕掛けに驚いて,数多くのカモメ類と共に飛び立ってしまった。カモメ類は飛んでも元の場所に戻ってくることが多いので,めげずに探したが見つからない。30分位探してもダメ。あ~,残念。もっと幸せを味わっていたかった~。

 干潟の方に戻って,反対側からもう一度群れをチェックするが,やはり見つからない。仕方ないので浜辺や干潟を改めてチェック。シロチドリの群れはいたが,ハジロコチドリは見当たらない。どこかにお出かけなのか,それとも移動したのか? そういえばコクガンも見えなかった。こちらは,katokeiさんが掲示板に書いていたように,渡去したのかもしれない。

070303_0127 070303a_326 070303a_445  養魚場の方に移動すると,空には,トビやミサゴのほか,2羽のチュウヒが飛んでいた。頭部のクリーム白色のタイプとそうでないタイプが一緒に観察できた。
 水面は結構賑やかで,コガモ,ハシビロガモ,オカヨシガモなどの群れが入っていた。オカヨシガモは移動中に寄ったのだろう。カイツブリはすっかり夏羽になっているものもおり,キュリリリリ・・・という鳴き声も聞こえた。私は笑っている声のようにも聞こえるが他の人はどうだろう? 竹やぶの方からはウグイスのさえずりも聞こえてきた。初音だった。

070303b_027 070303a_528 070303b_037  蒲生から大沼へは10分位で移動できる。
 着いてさっそくアメリカヒドリを探し始めたが,アメリカヒドリを見つける前に,マガモの群れに混ざってこんなカモを見つけた。パッと見はマガモ風だが,よく見ると嘴の先が黄色く,顔に縞模様がある。マガモとカルガモの交雑種なのだろう。体全体もマガモよりくすんだ感じだ。カモの仲間ではこんなのがときどき見られる。

 アメリカヒドリもすぐに見つけることができた。Sさんに教えていただいたとおり,ヒドリガモの小群に混ざって浮かんでいた。

070303b_078 070303b_084 070303b_075  アメリカヒドリは居てもヒドリガモとの交雑の場合がとても多い。これはどうだろう? 顔に褐色味が全くなく,ブドウ色が脇や背まで至っている。これはヒドリガモにないアメリカヒドリだけの特徴。
 しかし,一番の特徴である顔の緑色の帯が薄い。よく見るとお尻辺りの本来白い部分もブドウ味がかっている。この部分は,ヒドリガモであっても♂は白いはず。換羽などで本来白い部分が濁ってきていると考えると,顔の緑色が薄いのも理屈が通る。純血アメリカヒドリの換羽中個体か?

 シギチを期待して帰り道赤沼を覗いたが,特に変わりはなかった。

【観察できた鳥】

(蒲生)
ムクドリ,ユリカモメ,カルガモ,ハシブトガラス,ヒバリ,ハマシギ,ハクセキレイ,ミサゴ,ダイサギ,カワウ,ウミネコ,アオサギ,トビ,カモメ,ミツユビカモメ,ハシボソガラス,シジュウカラ,コゲラ,ヤマガラ,ヒガラ,ミユビシギ,セグロカモメ,ノスリ,ツグミ,キジバト,スズメ,ヒヨドリ,シロチドリ,カンムリカイツブリ,スズガモ,マヒワ,カワラヒワ,アオジ,ウグイス,オカヨシガモ,ハシビロガモ,コガモ,カイツブリ,オオバン,カワセミ,ホオジロ,オオジュリン,モズ,エナガ (44種)

(大沼)
トビ,ムクドリ,オナガガモ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コハクチョウ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,カワラヒワ,アオジ,キジバト,カワウ,ミサゴ,スズメ (15種)

(赤沼)
カルガモ,カワウ,コサギ,コガモ,ハシビロガモ,オカヨシガモ,マガモ,アオサギ,ダイサギ (9種)

【写真】(左上から,仲良しウミネコ,おしゃれのカワウ,お立ち台のコガモ,爆弾低気圧以来居付いてしまったスズガモ,煙突とチュウヒ,電柱とチュウヒ。電線とチュウヒ,ヨシの中のチュウヒ,青空とミサゴ,そろそろいなくなるツグミ,ヒメオドリコソウ,オオイヌノフグリ,マガモとアメリカヒドリ,ヒドリガモとアメリカヒドリ,オナガガモ♂,オナガガモ♀,ぼけぼけコハクチョウ,コハクチョウ,ヒドリガモ,農業園芸センターの梅)

070303_0027 070303a_350 070303a_378 070303_0029 070303_0098 070303_0084 070303_0138 070303a_297 070303_0191 070303a_221 070303_0239 070303_0244 070303a_552 070303a_571 070303_0297 070303_0336 070303_0376 070303_0403 070303_0269 070303_0366

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