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2006/12/29

蕪栗 2006/12/24

08:00 晴れ時々曇り

 小鳥と会いたかったので,朝早くに現地に着きたかった。昼間でもいないわけではないが,やはり一番活動的なのは早朝だ。蕪栗沼に久しぶりに向かった。

_061224a_047 _061224a_024  ETCだと長者原SAから出られる。蕪栗沼にはここが一番近い。しかし,国道手前にガンの群れがいるので,時間がかかってしまうのが欠点だ。この日はマガンに混じってヒシクイたち(写真左)も観察でき,また,マガンたち(写真右)も朝の光を浴びて,目がキラキラ光っていた。さらに途中の田んぼでもさらに誘惑が多く,結局現地に着いたのが8時になってしまった。

 南側の駐車場に車を入れ,外に出ると身が締まるようなキンっとした寒さ。体にとても心地良い。まずは白鳥地区の水面を確認。ハクチョウたちはかなり入っているが,ガンは抜けており,カモ類もマガモしか見られない。

_061224a_108 _061224a_113 _061224a_123  土手道を歩き始めると,期待どおり,ホオジロやベニマシコが道沿いで餌を取っている。小さな鳥たちにとっては,長い夜の断食期間が開けた後のエネルギー補給はとても大切だ。ススキやセイタカアワダチソウのフワフワした穂にすがって,夢中で食べている。冬小鳥の中では地味ながらホオジロ♀が結構好きなのだが,運良く,近くでじっくり楽しむことができた。♂の白黒くっきりの顔も良いが,♀の柔らかな色合いも大好きだ。

_061224a_157_061224a_135 _061224a_155  今年はなかなか良いシャッターチャンスに恵まれなかったベニマシコも,穂にとまって朝食に夢中だった。なかなか1か所にじっとしていてくれない鳥なのだが,このときは,しばらくここでポーズをとってくれていた。この日は望遠鏡を忘れずに持っていったので,デジスコもOKだった。夜明けが遅いので,9時に近い時間帯になってもまだ朝の光の色だった。

_061224a_173_061224a_208 _061224a_211  ベニマシコを撮影でき,気分良くまた歩き始めると,今度はすぐにアカゲラと出会えた。アカゲラは年中ここにいるが,撮影できるチャンスがあまりない。最初,小枝に隠れるようにしていたが,白黒の背中やお尻の赤い色が,朝の光に映え,とてもキレイだ。真ん中の写真は木にぶら下がっている所。3枚目の写真は,そこから落ちるようにして移動している所だ。この日は,とても活動的で,この後何度もアカゲラと出会った。

_061224_0062 _061224_0065 _061224_0069  アカゲラと遊んだ後,また歩き出そうとしたら,今度は白い猛禽がこちらに向かって飛んできた。上半身が白いタイプのチュウヒだった。チュウヒも,年中ここにいて,良く出会う鳥だが,これも今まで撮影できる機会があまりなかった。どちらかというと「待ち型」ではないので,幸運がないとこういう場面にはなかなか出会えない。ラッキーだった。すぐ近くを茶色いタイプも飛んでいたが,ついついこちらの方ばかり撮影してしまった。真ん中の写真の右側に見えるのはゴミではなく,遠くを飛ぶガンだ。

_061224_0167 _061224_0028 _061224_0029  蕪栗沼と白鳥地区の間の道沿いでは,引き続き,ベニマシコがいたるところで観察できた。今年はとても多いように思う。オオジュリンやカシラダカも観察できたが,撮影できるチャンスがあったのはカシラダカの方だけだった。オオジュリンはヨシの中にいるので撮影するには根気がいる。
 また,この日は運良くシジュウカラのめんこい写真も撮影できた。飛び立つところと,こちらに向かって飛んでくるところだ。

_061224a_310 _061224_0127 _061224a_320  蕪栗沼にはコハクチョウ,オオハクチョウが入っていたが,カモ類がほとんど見られない。白鳥地区側も同様で,カモ類がほとんどいない。一時の賑わいはなくなったようだ。ただ,沼のオオヒシクイはかなり増え,沼の中や向こう側の岸辺におおきな群れが観察できた。白鳥地区の方は,ミコアイサのペアが観察できたのが収穫だった。今季初めてパンダ模様のミコアイサと出会うことができた。

_061224_0152 _061224_0156  ぐるりと北側駐車場まで歩くと,案内小屋が設置されていた。そこにいた方にいつから設置していたのかお尋ねすると,昨年も南側に設置していた,とのこと。知らなかった。今季はこの日で終わるそうだ。「蕪栗ぬまっこくらぶ」のボランティアの方だった。本当にご苦労様だ。頭が下がる。さまざまな周辺情報を教えていただいくことができた。感謝。
 南側駐車場への帰り道は同じルートを引き返したが,途中タゲリ30羽の群れがフワフワと空に浮かんでいるのを観察できた。時間がお昼近くになり,小鳥たちは,もうだいぶ静かになってきたようだった。

_061224a_351 _061224a_375  周辺田んぼ周りを始めると,白鳥地区東側の田んぼにガンの大きな群れが入っていた。今の時期はかなり散らばっているはずなので,珍ガンは全く期待していなかったが,一番近い所にカリガネが1羽入っていた。この個体は目の周りの黄色いリングがあまり目立たないが,顔付きがカリガネだ。マガンよりひと回り小さいというが,右の写真ではどうだろうか。

_061224a_429 _061224a_450  この周辺ではハヤブサやハイイロチュウヒ,コミミズクなどを観察できるので,車でゆっくりと巡回したが,今度はマガンの群れの中に白く目立つガンを見つけた。ハクガンだ。さっき,案内所の方に,まだいる,という話をいただいていたが,会えるとはあまり期待していなかった。ラッキー。ただ,間に田んぼが2枚はさまっており,結構遠かったのが残念。
 その後も,田んぼ猛禽を探してウロウロしたが,結局出会えず。せめてハヤブサだけでも会いたかった。

_061224a_459  蕪栗沼南西の方面にオジロワシが来ているともお聞きしていたので,次はそちらに向かう。小山田川と萱刈川の合流点近辺の土手道をゆっくりしばらく歩いてみたが,見つけられず。いつも同じ場所にいるとは限らないので,仕方ない。この周辺ではオナガが目に付いたが,撮影できず。猛禽ではオオタカがいて,これも撮影を試みたが,とまっている木(写真)を写したにとどまった。

_061224a_461  いつの間にか周辺が薄暗くなってきたので,もう少し範囲を拡大して巡回してみたが,その後も何も見つからず。できれば八木山動物公園の放鳥事業で県内に帰ってきたというシジュウカラガンたちと出会いたかったが,そううまく事は運ばない。
 午後からはずっと曇っていたが,雲の合間から時折夕陽が射してきて,それを受けたマガンがとてもきれいだった。

【観察できた鳥】

マガン,ハシブトガラス,トビ,ハクセキレイ,ムクドリ,ホオジロ,アオジ,ノスリ,ベニマシコ,オオジュリン,シジュウカラ,カワラヒワ,スズメ,ハシボソガラス,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,ツグミ,ウグイス,キジバト,ヒヨドリ,アカゲラ,カシラダカ,ヒドリガモ,チュウヒ,アオサギ,ヒシクイ,オオバン,ミコアイサ,ジョウビタキ,モズ,タゲリ,カリガネ,ハクガン,オオタカ,オナガ,エナガ,セグロセキレイ (38種)

【写真】(左上から,アカゲラ×2,空中に浮かぶカシラダカ,カワラヒワ,くつろぐコハクチョウ,スズメ,飛ぶヒシクイ,ヒシクイのいる冬風景,ベニマシコの足,ホオジロ♀,朝日のムクドリ,氷が張った水溜り,SA定番の豚汁定食)

_061224a_235 _061224a_295 _061224_0042 _061224_0040 _061224_0217 _061224_0187 _061224_0101 _061224a_259_061224a_161 _061224a_103 _061224a_079 _061224a_254 _061224a_015

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コメント

12月に2度も偶然お会いするなんて、びっくり出した。
私達もハクガンは見ることができましたが、カリガネは
探すことができなかったです。
でも、40羽のタゲリは見ごたえがありました。
これだけでも蕪栗沼に出掛けた甲斐がありました。
今年も何処かで会えるといいですね。
その時はよろしくお願いします。

投稿: いっと | 2007/01/02 22:45

いっとさん,新年明けましておめでとうございます。
12月は続けてお会いしましたね。花巻とは近いので,また今年もどこかでお会いできるものと思います。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

投稿: yamame | 2007/01/03 16:19

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