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2006/12/08

蒲生-野蒜 2006/12/02

(蒲生) 09:00 晴れ (奧松島) 11:00 晴れ

 ズグロカモメがどうしても気になるので,また蒲生へ。

_061202_0030 _061202_0051 _061202a_014  到着すると干潟はユリカモメだらけ。ずいぶん増えたものだ。大きく正面干潟と河口側の2つの群れに分かれていたので,それぞれをチェック。しかし,ズグロカモメは見つからない。ここ数年は毎年来ていたが,今年は寄らないこととしたのか。カモメは今季初めて成鳥を確認した。数は多くはないが,複数羽,来ている。いよいよ冬の訪れだ。

 次は奥松島(野蒜)へ。

_061202a_171 _061202a_187  今季初めてだが,鳴瀬川河口付近はいつも通りという感じ。キンクロハジロやホシハジロ,ヒドリガモなどがいる。オカヨシガモたちも約束どおり来てくれていた。川縁に人がいたのでやや離れ気味だった。デジスコ撮影してみたが,やはりやや遠かったようだ。海に近い方にはオオセグロカモメとウミネコがおり,オオセグロカモメは集団で水浴びをしていた。汽水域で水浴びをして,後でベトベトしないのだろうか。

_061202_0295 _061202_0310 _061202_0327  海岸近くの松林では,カラ類が賑やかだった。ヤマガラに,シジュウカラ,ヒガラ。ヒガラは松の上の方を動き回っていることが多いが,しばらく観察していると中層にも降りてきてくれた。デジスコではとても追いきれないので,デジ眼を持って林に入ったのだが,この夏以来,ときどきオートフォーカスが利かなくなるときがある。それも,一番のシャッターチャンスに限ってだ。それがなければ,傑作が撮れていたのに!

_061202_0150 _061202_0227 _061202_0232  ヤマガラは林の中層を動き回ることが多いので,こちらは撮影しやすい。撮影しやすいので,かえって緊張感がないので,良い写真があまり撮れない。しかし,観察しているときはわからなくっても,こうして写真として残すと後で見て面白いことに気付く。何を食べていたのだろうと思っていたが,こうしてみるとクモなどの虫を探して食べていたようだ。栄養価が高そうだ。普通は気付かないのだが,こんなにたくさんの小鳥たちを養うだけの虫がいるのかと,不思議に思う。

_061202a_201  お昼は「かき道楽」で「かきラーメン」を食べようと思ったが,ちょうど混んでいる時間帯で店の中はてんやわんやだった。時間がかかりそうだったので,「えんまん亭」へ。こちらにも「かきラーメン」のノボリが出ていた。頼んでみると「かき道楽」とは全然違う。「かき道楽」は具材がたっぷり入って味も濃い目,どちらかというと脂っこいコッテリ系だが,こちらはとてもシンプルであっさり系だった。ラーメンの上にネギとカキがのっているだけ。意外に値段はこちらの方がやや高く900円だったが,かきは見えているだけで10個入っている。スープに,かきの味が滲み出て,最後までおいしく飲み干せる。コッテリ系好きの人には全然物足りないだろうが,どちらかというと,私はこっちが好みかなぁ。

_061202_0350  さて,店のすぐ近くの塩田跡はカモ類がたくさんいるはずなのだが,このときはどこかにお出かけなのか,それともまだ来ていないのか,さびしい風景だった。道路側の手前には全く何も見えず,奧の方にマガモなどが数十羽見えたのみだった。ヨシ原にオオジュリンの姿を探したが,こちらもちょうどどこかにお出かけ中だったようだ。さびしかったので,桜の花を撮影。この桜はいつも冬に咲いている。

_061202_0353 _061202_0360  大高森下の海には,毎年ヒドリガモやハシビロガモ,ホオジロガモ,ヨシガモなどが入り,運が良ければ,アメリカヒドリも見られることがある。しかし,今回はヒドリガモとカルガモだけ。さっきの塩田跡に続き,さびしい状態だ。冬小鳥は良いようだが,水鳥系は今のところパッとしない。消沈しそうな気持ちだったが,1羽入っていたハジロカイツブリが,よしよしとなぐさめてくれた。右側の写真は,ぺっこりと潜るところだ。

_061202_0370 _061202_0381 _061202a_202  最後に大高森に登ってみた。登るときはエナガやカラ類がとてもにぎやかで,どこにレンズを向けて良いか迷うくらいだった。道端の斜面ではミソサザイも姿を見せてくれた。ただ,光の加減には恵まれず,ミソサザイはブレブレで,なおかつ,ピンボケだった。この写真でどこにいるかわかるだろうか。頂上からはこんな風景が見えたが,紅葉盛りのときはもっときれいだったろう。光る海もパチリ。

_061202a_204  ところで,「光る海」と聞いて,何を連想するだろう。石坂洋次郎? 吉永小百合? エイトマン? 私はエイトマンかな。石坂洋次郎も文庫本で読んでいたと思うが,内容は全然覚えていない。ただの面白本の感覚で何冊も読み飛ばしていたが,今読むと時代が感じられるんだろうなぁ,とは思う。そういえば,エイトマンの桑田次郎が拳銃所持で捕まったときは,とてもショックだったっけ。いずれ,どれも,若い人たちはわからないだろうなぁ。

_061202a_212  大高森を降りるときは,一転,何もいなくなってしまっていた。冬の林では良くあること。カラ類は,まとまって移動するので,出会うときはすごいが,群れがいなくなると,とても静かになってしまう。ちょっと横道にそれて,こんなところで,しばらくじっとしてみた。上で鳥の声がしばらくしていたがまもなく,ここも,とても静かになってしまった。静かな中,このお堂の裏の縁側でしばらく空気に馴染んで座っていた。とても心地良い。

 と,思ったらいたら,縁の下から鳥が飛び出して,すぐ近くの藪に入っていった。声はアオジかと思ったが,双眼鏡で見たら,カヤクグリだった。あ~,カヤクグリもいたのか~,とフィールドノートに書きかけた。ん。アオジの声だったら,カヤクグリじゃぁないっちゃねぇ。声が全然違う。クロジださ。

_061202a_210  ところで,ここにつながる階段には,緑色の植物がびっしりと張り付いていたが,これって何だろ。触るとぷりぷり硬くって,苔のようではない。プラスチック感覚だ。「チイルイ」って言葉が頭に思い浮かんできたが,チイルイって何だっけ? 地衣類。林床を動き回る神秘のイメージがある。これって何だろ。今度調べてみよう。 

_061202_0404  帰り道は,川沿いの土手道を走ることになる。右手に鳴瀬川,左手に田んぼを見る。右手の鳴瀬川の河原敷の木々には,ノスリやチュウヒが止まっていることが多く,また,左手の田んぼにはコハクチョウが来ていることが多い。当然,右目で川方面を見ながら,左まで田んぼ方面を見ながら車を運転することになる。この日は,左目がコハクチョウを見つけてくれた。左目の勝ち! 今度は右目もがんばれ!

【観察できた鳥】

(蒲生)
ウミネコ,ユリカモメ,ハシボソガラス,ハクセキレイ,ハシブトガラス,トビ,ミサゴ,ダイサギ,アオサギ,ミコアイサ,ハシビロガモ,スズメ,コガモ,オオジュリン,オナガ,カモメ,シロチドリ,オオセグロカモメ,モズ,ヒヨドリ,ウグイス,カイツブリ,シジュウカラ,アオジ,オオバン,カワウ,ジョウビタキ,カワラヒワ,ベニマシコ,コサギ,ムクドリ,カワラヒワ,カルガモ,ツグミ (35種)

(奧松島)
コガモ,チュウヒ,キンクロハジロ,オオジュリン,ヒヨドリ,ホシハジロ,ハシブトガラス,オオバン,ヒドリガモ,オナガガモ,カイツブリ,オカヨシガモ,オオセグロカモメ,ウミネコ,セグロセキレイ,ハクセキレイ,シジュウカラ,スズメ,アオジ,ハシボソガラス,カケス,ヤマガラ,ヒガラ,ジョウビタキ,カワラヒワ,コゲラ,ホオジロ,ダイサギ,マガモ,ウグイス,カルガモ,ハジロカイツブリ,スズガモ,エナガ,ミソサザイ,アカハラ?,クロジ,メジロ,コハクチョウ,アオサギ (42種)

【写真】

(省略)

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