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2006/09/19

石巻 2006/09/16

(蒲生)06:30 (石巻)08:50  曇り

 この日は蒲生に寄ってから石巻へ。まだまだシギチは終わらない。

_060916a_136   蒲生は,いつものとおり,キアシシギとソリハシシギだけだった。ず~っとこの2種だが,居ついているのだろうか。それとも入れ替わっているのだろうか。種類は同じでも,もしかすると個体は入れ替わっているのかもしれない。今年はこの2種以外はあまり見られないが,油断できないポイントなので,できる限りチェックはしている。コオバシギやらアカアシシギなどが恋しくなってきている。ところで,このキアシシギがくわえているのはシャコだろうか? 撮影しているときには何も考えていなかった。

_060916a_200_02_060916a_216 この日は,沖合いを数百のアジサシが舞っていた。ダイビングしているものもいる。今,この時期に,この辺りを通過するのだろうか。遠くだったので,無謀にもデジスコで狙ってみたが,結果がコレ。何とかアジサシとわかるかなぁ。ここで,偶然,Ⅰさん,Kさんと出会って一緒にアジサシを観察した。Kさんはこれから仕事だということだったが,Ⅰさんとは石巻に一緒に行くことになった。Kさんには申し訳なかった。

_060916a_266 _060916a_259  石巻では,旧埋立地に着いたとき,いつもいるスズガモたちのほか,20羽弱のハシビロガモもいた。また,カモ類に混ざってハジロカイツブリも1羽いた。盛んに潜っている。埋立地にできた池なので,魚はいないだろう。ゴカイなどの虫でも食べていたのだろうか。それにしても,まだ9月中旬だというのにもう来たのか。しかもほとんど冬羽に変わっている。しかし,良く見ると頬の辺りに刷毛で刷いたような夏羽が残っている。

_060916a_407  また,ここには岸辺すぐ近くにアカエリヒレアシシギが2羽いた。最初何事もなく通り過ぎてしまったが,後で来た山形のYさんに教えていただいて気が付いた。これまでは遠くに点のように見えていた鳥だが,今回は至近距離にいる。しかも,警戒心がほとんどなく,人が寄っても飛び去ろうとしない。遠くにいてもめんこかったが,近くから見ると,さらに,たまらなく,めんこい。まさに「パンダシギ」だ。

_060916a_447_1 _060916_0377 _060916a_517  2羽のうち,1羽が幼鳥で,1羽が成鳥のようだ。幼鳥(写真左)は背中が黒っぽくて羽の縁が黄色っぽい。成鳥(写真中)は全体に白っぽくて羽の縁に黄色味がない。ほとんど冬羽だが,よ~く見ると成鳥の首の辺りに夏羽の赤が少し残っている。最初は成鳥が休んでいて幼鳥が泳ぎながら盛んに餌取りをしていたが,しばらくすると幼鳥が成鳥の近くにやってきてツーショットとなった。クチバシを絡ませているように見えるショット(写真右)もあった。

_060916_0201 _060916_0403  「ヒレアシシギ」という名前の由来になった足のヒレは,岩の上にでも乗っかってくれれば見えたのだろうが,この日はだめだった。泳いでいるところを上から覗き込むように撮影してみたが,何とかヒレがあるのがわかるだろうか。なお,帰り道に寄ったときは,幼鳥1羽だけになっていて,成鳥が見当たらなくなっていた。至近距離にいるので,ついつい,また撮影してしまったが,運良く羽を伸ばしている瞬間を捉えることができた。ラッキー。

_060916a_462  ここには,他にコチドリやソリハシシギ,オジロトウネン,アオアシシギ,コアオアシシギなども観察することができた。コアオアシシギはこのところ常連だったが,他は久しぶりかもしれない。ヒバリシギもいたようだが,私は確認できなかった。前日5羽いたと教えていただいていただけに残念だった。後でコアオアシシギをカモと一緒に撮影してみたが,こんなにも小さかった。

_060916a_578 _060916a_605_1 _060916a_639_1  新埋立地の方は,1か所にトウネンの群れが固まっているだけだった。何か来るかとも思い中央部で少し粘ってみたが,あまり良くない。オオソリハシシギ1羽とムナグロ数羽の群れが頭上を通り過ぎたが,近くには降りてくれなかった。オオソリハシシギははるか遠くに降りて落ち着いてしまったし,ムナグロはやや近くに降りてくれたもののすぐに飛び去ってしまった。近くに成幼2羽のハヤブサがいるのでは無理もなかったか。

_060916a_743 _060916_0330  そのハヤブサだが,Aさんのブログにあるように,成鳥・幼鳥で面白い光景をみせてくれていたようだ。たまたま私はシギチを待って粘っていたので観察できなかったのが残念だった。しかし,その後寄って行ったら,防波堤にとまるハヤブサの内,幼鳥は釣り人の自転車が通ってすぐに飛び去ったが,成鳥は目の前を通っても飛ばない。肝が据わった奴だ。これに乗じて,近くに寄って撮影させてもらった。最終的には飛ばしてしまったが,気分的にはもう戻ってきてほしくなかった。

_060916a_766  時間的にはやや早かったが,もう1周だけし,この日は早めに切り上げて帰路についた。最後にもう一度アカエリヒレアシシギの撮影をしたほか,チョウゲンボウが空の一点でホバリングしていたのでデジスコ撮影してみた。ピント,補正,バッチリ,と思ったらカードが一杯になっていた。またもや失敗。ここに張ったのは「抑え」に撮っておいた1枚だ。

 この日も多くの方々とお会いし,大変楽しい時間を過ごさせていただいた。

ps.

 このところ,石巻で「シギチが不調」というようなことを書き連ねてきたが,冷静になって振り返ってみると結構出ていると思う。初回でこんなに出たら,自分でも感動物だと思った。昨年があまりにも凄くって,そのイメージを追いかけ過ぎた。この拙ブログを見ていた方でシギチに恵まない地域にいらっしゃる方には腹立たしかったかもしれない。心から反省する。

【観察できた鳥】

(蒲生)

ハクセキレイ,カルガモ,ダイサギ,アオサギ,キアシシギ,カイツブリ,コガモ,オナガ,ホオジロ,コサギ,ソリハシシギ,ハシブトガラス,ハシボソガラス,アジサシ,ヒバリ (15種)

(石巻)

スズガモ,ハクセキレイ,ホシハジロ,ハシビロガモ,オナガガモ,コチドリソリハシシギ,コガモ,ハジロカイツブリコアオアシシギアオアシシギ,チョウゲンボウ,ハシブトガラス,アカエリヒレアシシギオジロトウネン,ミサゴ,トウネン,ウsp,ムナグロメダイチドリオオソリハシシギキアシシギ (22種)

【写真】(左上から,アオアシシギ,何か食べているアカエリ,白黒の世界,緑が入ってホッ,証拠写真のオジロトウネン,石巻のキアシシギ,渡り鳥のコチドリ,トウネンの足,蒲生の朝×2)

_060916a_315 _060916_0147 _060916_0338 _060916_0357 _060916a_554 _060916b_005 _060916a_244 _060916b_049 _060916a_147 _060916a_183

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