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2006/07/26

蒲生 2006/07/22

14:00 曇り

 この日も午後から出かけることとなった。一旦,泉ケ岳方面を目指したが,4時半から用事があったことを思い出し,蒲生に方向転換した。わずかの時間の鳥見となった。

_060722_0004 _060722_0057  この日は朝が干潮だったので,干潟の水位がどんどん上がってくる途中だった。ダイサギ(写真左)とウミネコしか見られず,導流堤側の高台に登って見渡しても,シロチドリがいる程度だった。そのうちコサギが3羽飛んできたので見てみると,その内の1羽が,クチバシが黄色くって,冠羽がぼさぼさしている。何と,カラシラサギ(写真右の左側)だった。

_060722_0034  デジスコで証拠写真を撮影しようと思ったが,カメラを望遠鏡に付けている間に飛んでいってしまった。目で追いかけ,多分これだろうと目星を付けたサギが南の岸に降りて,またすぐに舞い戻ってきた。飛翔姿をバッチリ撮った(と思った)が,な~んとコサギだった。しかし,間もなくカラシラサギも戻ってきてくれた。

_060722_0116 _060722_0101 _060722_0126 _060722_0134  このカラシラサギは一緒にいたコサギたちが飛び去っても,1羽だけ残って一所懸命に魚を捕っていた。体を斜めに傾けて,騒々しく走って魚を追いかける。カラシラサギ得意の魚捕りスタイルだが,こんな捕り方でも魚がとれてしまうのだからすごい。デジスコでは動きが速すぎて追いかけきれず,ほとんどの写真をデジ眼で撮影した。後で写真を見てみるとボラの子をとっていたようだった。

_060722_008_1 _060722_008_02_1  カラシラサギは何年か連続,蒲生で見ていたが,昨年は一度も観察できなかった。来ていても単に出会えなかっただけかもしれないが,久しぶりに出会えた。今回出会えた個体は,冠羽がしっかりと長く,WBCで大活躍した千葉ロッテマリーンズの西岡選手を連想させた。以降,西岡選手を見るとカラシラサギを連想するようになるかもしれない。ところで,この個体の目先の青い色は婚姻色なのだろうか?

_060722_011  現場では1羽だけだと思っていたが,デジスコ撮影した写真を見ると,もう1羽いるようだった。飛び去って導流堤の向こう側に降りたところを最後に撮影したものだ。仲間の所に飛んでいったのだろう。もう1羽の方は西岡選手ほど髪が長くない。確か一昨年も複数羽来ていたように記憶しているが,今年ももっと来ているかもしれない。一昨年はもしかして繁 殖しているかも,とも思ったがどうなんだろう?

_060722_257 _060722_079 _060722_371 カラシラサギを観察&撮影していて気が付かなかったが,いつの間にか目の前の干潟にクチバシが長くて湾曲した大きなシギが2羽来ていた。1羽がホウロクシギ(写真左)なのでもう1羽もホウロクシギだろうと思って見ていたが,何となくダイシャクシギ(写真中)っぽい。一応フィールドノートには「ホウロク,ダイシャク」と2種書いたが,家で確認しようと様々な角度から写真を撮っておいた。確認すると,間違いなくホウロク(写真右奧)とダイシャク(写真右手前)各1羽だった。何と紛らわしい。

_060722_474 _060722_500  ホウロクシギ(写真左)の方が色が濃いし,クチバシが長く,また,近くに寄ってもくれたので,ついついホウロクシギばかり撮影してしまった。気づいてみると,ダイシャクシギ(写真右)の写真はほとんど識別を考えて撮影したものだけだった。せっかくじっくりと撮影できたチャンスだったのに惜しいことをしてしまった。

 カラシラサギやホウロクシギ,ダイシャクシギと遊んでもらってから,養魚場に行こうと移動し始めたら,Kさんと久しぶりに出会えた。カラシラサギのことなどをお伝えしたら思いがけず喜んでいただけて,こちらの方がもっと嬉しくなってしまった。

_060722_0208 _060722_310  養魚場に向かう途中ではヨシゴイ(写真左)が飛ぶのを何回か見ることができた。ヨシゴイはたまに観察できるがこんなに何度も飛ぶのを見たのは初めてだった。オオヨシキリはあまり鳴いていなくって,親子連れと思われる群れが何度か見られた。この日目立ったのはコヨシキリ(写真右)で,特に,写真撮影したこの個体はお気に入りのヨシにとまって盛んにさえずっていた。

_060722_338_060722_354  奧の養魚場はとても閑散としていた。水面に見えるのは時たま横切るバン位だった。カルガモも1羽浮いているだけだった。養魚場から干潟に帰る途中,アオサギが魚をくわえてる場面と遭遇したが,くわえたままでなかなか飲み込もうとしない。どうしたんだろうと望遠鏡で見てみると。魚を捕まえるとき小枝も一緒にくわえてしまったらしくて,小枝が邪魔になって飲み込めなかったようだ。面白かったのでデジスコで撮影しようと思ったが,モタモタしている間に何とか工夫して飲み込んでしまったらしい。このプルプルのときにはもう魚がいない。残念だったが,写真には羽を立てている珍しいアオサギが写っていた。

 しばらく養魚場で遊んで干潟に戻ると,Kさんと再び出会えた。短い時間お話できたが,話の中で大沼方面に白化ガラスがいるという情報をいただいた。この日は時間がなく見つけられなかったが,今度また行ってみよう。情報に感謝だ。

【観察できた鳥】

ツバメ,トビ,ハシブトガラス,ダイサギ,ウミネコ,スズメ,カワラヒワ,コサギ,アオジ,カラシラサギ,シロチドリ,ダイシャクシギ,ホウロクシギ,ムクドリ,オナガ,コゲラ,ヨシゴイ,ササゴイ,オオヨシキリ,コヨシキリ,ウグイス,カッコウ,カワセミ,カルガモ,バン,ヒヨドリ,ハシボソガラス,ゴイサギ,アオサギ,キアシシギ,ホオアカ,ハクセキレイ,チョウゲンボウ,キジバト (34種)

【写真】(左上から,うじゃうじゃいるアシハラガニ,ヤマトシジミ,ヒメアカタテハ,マメコガネ,魚を追いかけるカラシラサギ,ウミネコとのツーショット,ポーズ×2,ホウロクシギ,尾もお腹が白っぽくない,ダイシャクシギ,尾もお腹も白っぽい,コヨシキリ×3,チョウゲンボウ)

_060722_0195 _060722_0230 _060722_0260 _060722_0231 _060722_0119 _060722_0067 _060722_0110 _060722_0143 _060722_468 _060722_ _060722_118 _060722_121 _060722_285 _060722_308 _060722_332 _060722_0263

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コメント

しっかりカラシラってな顔をしてますね。
今年の夏場も滞在中なんですね。
シギチの季節も到来ですか、今年は夏あるんでしょうか?

投稿: まぐぴ | 2006/07/27 05:22

カラシラサギは思いがけない出会いだったのでフィールドからプレゼントをもらったような気持ちでした。(^^♪

シギチもお盆前くらいからと思っていたところですがラッキーでした。でも幼鳥たちが渡ってくるのはもうちょっと先でしょうね。

投稿: yamame | 2006/07/27 06:46

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