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2006/06/06

二口 2006/06/03

06:15 雨のち曇り

 思うところあって,妻と一緒に秋保方面に出かけた。子どもたちは相変わらず忙しく,構ってくれなかったので,2人だけになった。珍しいことをするものだから,天気予報に反して雨が降り続けていた。

 雨とは言ってもしとしと降り続ける霧雨状態。迷ったが撮影機材も携帯していくことにした。林の中に入れば大丈夫だろう。林の中に踏み込むとすぐに,マミジロとミソサザイの声が間近で聞こえる。マミジロの姿を期待して,しばらく待ったが出てきてくれなかった。いずれ暗かったので撮影はできなかったが,残念だった。

_060603_0008  ゆっくりゆっくりと歩いたが,雨のせいか鳥の声はまばらだった。それでも,センダイムシクイやコルリ,キビタキなどの声を聞くことができた。そして,何と姉滝の方向からはアカショウビンの声も聞こえてきた。これは全く期待していなかったので嬉しい驚きだった。また,途中,チッ,チッ,と鋭い声がしたので,見ると杉の木の途中に動物がいた。横からのシルエットだったが,リスよりずいぶん小さくて尻尾はリス風だ。モモンガかムササビかもしれない。花ではギンリョウソウ(写真)と出会うことができた。

_060603_0105 _060603_0249 _060603_0269  そろそろ姉滝にたどり着くという頃,アカショウビンの声が大きくなってきたが,見えるところにいるような感じではない。山の奥にいるようだ。この付近はゴジュウカラがとても多く,ゴジュウカラたちとゆっくりと遊ばせてもらった。この秋冬にゴジュウカラの姿を見ていなかったので,とても嬉しかった。撮影できるような明るさではなかったが,無理くり感度を上げて撮影してみた。何枚かぶれないで写っているものもあったが,雨がレンズにかかり曇ってしまった写真も多かった。

_060603_101_1 _060603_119 _060603_134  姉滝ではいつものようにミソサザイがさえずっていたが,カジカガエルがいたので,それよりもカジカガエルの方に走ってしまった。デジスコでピントを合わせて鳴くのをじっと待っていたら,もう1匹がやってきてじゃれついていた。交尾する風でもなく,ただじゃれていた感じだった。1匹がもう1匹をカエル跳びで飛び越える風の写真(右端)が撮影できた。

_060603_0003 _060603_0283  二口の駐車場までは車が通る道を戻ったが,こちらでも鳥の声はかんばしくなかった。雨は上がったがチョウも全く見当たらなかった。ただ,フジやタニウツギがちょうど満開で眼を楽しませてくれた。まだお昼には早い時間だったが,一旦秋保大滝まで降りて,早めの昼食をとることにした。

_060603_01445 _060603_01449   実は,きょうの最大の目的は,鳥でも花でも,ましてやカエルでもなく,コレ。秋保大滝近くの蕎麦屋「たまき庵」の「山菜天ぷら付そば」(左「田舎」,右「さらしな」)だ。去年来たとき,日本酒がほしくなった一品だ。蕎麦の種類(田舎,ざる,さらしな)によって値段が違うが概ね2千円前後だ。ちょっと高めだが,揚げたての山菜天ぷらと固めの蕎麦が物凄くうまい。妻に頼み込んで付いて来てもらったのは,念願だった「日本酒でこの蕎麦を」を実現したかったからだ。

_060603_01442 _060603_01451_1  田舎蕎麦は黒く太くてモチモチと噛み応えがある。更科蕎麦は白く細くって舌触りがとても良い。どちらも蕎麦の香りがきちんとする。蕎麦のほかに頼んだ「葉わさびのおひたし」や「ニシンの山椒漬」も絶品だった。お酒は,最初純米酒を燗で,ちょっと足りなかったので「うまい酒」を追加注文。こちらにはおつまみ用の味噌が付いてきて,これもまた嬉しい一品だった。最高に幸せなひとときだった。大満足。ありがとう。

_060603_0306  さて,昼食後は運転を妻にまかせて再び二口に向かった。途中左手に小さなため池がある。トンボやチョウが期待できるので,ちょっと覗いてみた。期待どおりウスバシロチョウがいたが,先ほどまでの雨で羽が湿って飛びにくそうにしていた。このチョウは燐粉がないのでなおさらだ。飛び立ってもすぐ近くに舞い降りる。いつもフワフワ浮いているこのチョウらしくない。こんなとき鳥に見つかったら,即,餌にされてしまうだろう。

 なんて考えていたら,池の向こう側から,ホイ,ホイ,ホイというまろやかな鳥のさえずりが響いた。サンコウチョウだ。すごく近い。見に行こうかとも思ったが,妻もいるし,何より幾分酔っていた。今回はさえずりを楽しむにとどめることにした。この日は,アカショウビン,サンコウチョウとも声だけだったが,思いがけない出会いで,とても気分が良かった。

 この後,二口の方をもう一度さらっと散策し,幸せなお昼寝タイムに一旦家に戻った。

_060603_01460  夕方,酔いが醒めてから再び出動。家の近くのサイカチ(写真)に行ってみた。こちらでもサンコウチョウを聞くことができた。こちらでは昨年も観察しており,昨年は巣立ち雛も含まれていると思われる群れとも会っている。この日は,あいにくシチュエーションが悪く姿を見ることができなかったが,何度か通って運が良ければ姿を見ることができるかもしれない。

_060603_0011 _060603_0018 _060603_0035  また,これも思いがけず,ニホンカモシカと出会うことができた。じっとこちらを見ているが,顔に木の枝がかかっている。角度を変えて顔をきちんと撮影しようと動いていたら,後ろを向いて立ち去ってしまった。残念,と思い歩き続けたら,また出会った。私は林道を,向こうは林の中をそれぞれ歩いて,偶然また出会ったようだ。しかし,やはり,顔に葉がかかっている。もしかすると,彼(彼女?)は顔を隠して全身を隠していたつもりだったかもしれない。・・・まさかねぇ。

【観察できた鳥】(サイカチ分は省略)

コゲラ,メジロ,キセキレイ,ミソサザイ,マミジロ,シジュウカラ,ウグイス,センダイムシクイ,コルリ,キビタキ,ヒヨドリ,アカショウビン,キジバト,ホトトギス,ヤマガラ,カケス,コガラ,オオルリ,アカゲラ,ツツドリ,ゴジュウカラ,カワガラス,ヒガラ,サンコウチョウ,ホオジロ,モズ (26種)

【写真】(左上から,湿って飛べないエゾハルゼミ,名前忘れたバッタ,鳴いていないカジカガエル,じゃれあい,らしいゴジュウカラ×2,らしくないゴジュウカラ×2,二口の花×3,姉滝周辺,サイカチで出会った花など×8)

_060603_0294 _060603_0288 _060603_046 _060603_167 _060603_0018_1 _060603_0068 _060603_0190 _060603_0207 _060603_0312 _060603_0312_1 _060603_029 _060603_01417 _060603_0041 Sp_060603_0081 _060603_0102 _060603_0099 _060603_0277 Sp_060603_0093 _060603_0074 _060603_0067

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コメント

トップの写真、どこのかな?と思っていたら、二口だったのですね。
今、まさによい季節ですよね。

投稿: まぐぴ | 2006/06/06 07:13

春爛漫,百花繚乱と熟語使いたくなるような時期ですね。
トップの写真はサイカチ沼近辺でした。以前巨大なノウサギを見かけた場所の近くです。

投稿: yamame | 2006/06/07 07:00

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