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2006/03/01

南三陸 2006/02/25

08:30 曇り

 最近幾分テンションが落ちてきている。この日も直前までどこに行くか決められなかったが,外に出るとピーカンの雲ひとつない良い天気だったので,青い空と青い海,気持ちの良い空気を期待し,気仙沼に行くことにした。気仙沼らぁめんも経験してみたかった。

 ところが,着くと曇り空。ラジオによると県内では気仙沼だけが曇っていたらしい。日頃の行いの悪さがこんなところに出てしまう。

_060225__0002 _060225__0008  お伊勢浜には15羽のコクガンが陸に上がっていた。見ていると地元の人が海岸を歩いていて,どんどん寄って行く。近付いてもなかなか逃げない。さすがに一定の距離以下に近付くと飛んで海に移動したが,ガンの仲間では最も警戒心がない鳥だ。しかし,海に移動した後,海岸に戻ってくることはなかった。タイミングが悪かった。やはり日頃の行いのせいか。遠くにウミアイサが見えた。

_060225__05448  たまたま近くにいた地元のばあちゃんと話をすることができたが,昨年の工事は港を浚渫して出た砂を海岸に捨てていたのだそうだ。よく見ると砂浜に砂利がたくさん混ざっていた。夏までになくなると良いなぁ,などと話をしていたがどうなんだろう。また,海藻の養殖のことについて尋ねたら,この周辺はワカメの養殖をしているそうだ。なぜか海苔と思い込んでいたが,すっかり誤解していた。近くの漁港にはワシカモメの若鳥がいた。

_060225__0083  大谷漁港に行くとバカ長を履いた人たちでごった返していた。ちょうど養殖ワカメの水揚げをしているところだった。とても活気がある。大人たちはみんな忙しく働いていたが,同じ格好をした女の子(中高生)2人が楽しそうにおしゃべりしてサボっていたのがほほえましかった。見回しても鳥が少ないようだったし,期待していたコガモも♀が1羽いただけだったので,邪魔にならないようそそくさと移動した。港外の北側にやはりコクガンがおり,数えると24羽だった。

_060225__05540 _060225__0136  岩井崎の方もあまり鳥が見えず,奧の青海苔養殖場の方にも何もいなかった。この日は朝が満潮で夕方から夜にかけて干潮だったので,ここでは午前中あまり期待できなかったかもしれない。ただ,いつもの岩にいつものようにウミウが羽を休めており,また,近くの岩にはシノリカモ♂がくつろいでいた。シノリガモは単体で見ると目立つ色と模様なのだが,こういう風景の中にいるとすっかり溶け込んでしまう。

_060225__05545 _060225__05565 _060225__05577  この後,mayamiさんから教えていただいた菖蒲沢に行ってみた。お伊勢浜から車ですぐだ。堤の脇に歩道が整備されておりとても歩きやすかった。堤にはキンクロハジロ,ホシハジロ,マガモ,カルガモがおり,オオハクチョウの家族(成2,幼4)も入っていた。小鳥類では,シジュウカラ,ヤマガラ,コゲラ,アカゲラ,ベニマシコ,ジョウビタキ,ミソサザイなどの声が聞こえた。5月に入るとさまざまな鳥のさえずりが聞かれると思う。夏にはトンボ類も面白そうだ。特に一番奥の堤が良いような気がする。国道に戻る途中の田んぼにミヤマガラスの群れが入っていた。

_060225__05586 _060225__05586  気仙沼らぁめんはどこに行こうか迷ったが,一番わかりやすい気仙沼駅前の「ますや食堂」に行くことにした。大川の餌付け場にも近い。車は駅の駐車場に停めると30分以内無料だった。ラーメンはしょうゆと塩があったが,今回はしょうゆにした。あっさり味でサンマのつみれが入っていた。サンマだしを使っているというので腰が引け気味だったがとてもおいしく食べられた。つみれも非常においしく,すまし汁や味噌汁に入れて酒の肴にしてみたい。

 近くの大川にはオオハクチョウが沢山入っており,ユリカモメ,オナガガモ,キンクロハジロ,マガモもいた。カモメも若鳥と成鳥が各1羽入っていた。橋の下では,キジの♂が2羽やかましく鳴いていた。市民の身近な川らしく,孫を連れたじいちゃんやばあちゃんが訪れていた。

_060225__05605 _060225__0265  この後,今回は高田ではなく唐桑の方に向かった。以前,この時期にウソやシメ,マヒワなどで良い思いをしたポイントだ。特に私の画像掲示板にウソが張ってあったので,私も会いたかった。しかし,今回ははずれ。メジロやキクイタダキ,カラ類などとしか会うことができなかった。残念。柳の下にどじょうはそんなにいない。

_060225__0271 _060225__05631 _060225__0298  気仙沼に戻ったらもう夕方が近い時間になっていた。そろそろ潮が引いていると思い,岩井崎奧の青海苔養殖場に行ってみた。車を降りて堤防から下を覗き込んだら,そこにいた。11羽のコクガンの群れだった。マガモもいる。まもなくヨタヨタと海に入って,左右にゆっくり移動しながら海藻を食べていたが,しばらくすると一斉に飛び立ってしまった。

_060225__0292  養殖場で摘み取り作業をしていたおばちゃんに聞くと,やはり養殖海苔も食べているらしい。60羽余りのコクガンが冬を越す間,養殖場のワカメや海苔を主食にしているわけではないだろうが,食害も相当あるかもしれない。私が養殖漁業で飯を食っていたら,速やかに追い払いたいところだ。ここの漁業関係の方々はどのように考えているのだろうか。まずは,現在の理解と寛大さに大々感謝である。

【観察できた鳥】

コクガン,コゲラ,オオセグロカモメ,ハシブトガラス,スズメ,ウミアイサ,カワラヒワ,ヒヨドリ,シノリガモ,ウミネコ,セグロカモメ,ハクセキレイ,ワシカモメ,トビ,ハシボソガラス,コガモ,ヒドリガモ,イソヒヨドリ,ウミウ,マガモ,キンクロハジロ,ホシハジロ,オオハクチョウ,ミソサザイ,ベニマシコ,アカゲラ,キクイタダキ,ジョウビタキ,ヤマガラ,カイツブリ,モズ,ミヤマガラス,ホオジロ,ユリカモメ,オナガガモ,キジ,キジバト,メジロ,アオジ,ウグイス,カモメ,ノスリ,クロガモ (43種)

【写真】(左上から,佇むウミウ,オトナばかりのオオハクチョウ,子どものカモメ,海苔場のコクガン,コクガンサーファー,太平洋の荒波,のシノリガモ,手前はセグロカモメ,いてもなかなか写されないハクセキレイ,どれが荒川静香?,ミヤマガラスっす,寄りすぎて真下からのワシカモメ)

_060225__05541 _060225__05587 _060225__0250 _060225__05626 _060225__0039 _060225__0144 _060225__05533 _060225__05453 _060225__0028 _060225__05547 _060225__05570 _060225__0031

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コメント

ミヤマガラスも居るんですね~。気がつかなかったです。
今度は田んぼを歩いて見ます。
菖蒲沢は、夏になるとトンボが居て、楽しいです。まだ、地元の人ほんの少ししか行かない穴場です。昨年初めまで工事していたのですが、落ち着いたようなので、鳥が増えると嬉しいです。

投稿: mayami | 2006/03/02 22:35

ミヤマガラスは近くの田んぼに大きな群れでいましたのでいればわかると思います。

> 菖蒲沢は、夏になるとトンボが居て、楽しいです

やっぱり。イトトンボやカワトンボも面白そうです。夏になったらトンボ写真もぜひ見せてください。(^_^)

投稿: yamame | 2006/03/03 06:42

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