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2006/01/31

蕪栗-伊豆沼 2006/01/29

(蕪栗) 14:00 晴れ

 前日早くに帰宅はしたのだが,その後知り合いのKさん宅で大宴会があり,楽しく気持ちよく飲んだため,すっかりアルコール漬けの体になってしまった。普通には起きたのだが,体中から臭いが漂っていたのでお昼まで自粛し,午後から出かけた。

_060129__04960  まずはある方から教わったハクガンポイントに向かう。現地付近に行くと2台車がとまっていて,その付近を双眼鏡で探したら,いた。5羽の群れだ。情報をいただき感謝だ。車はUさんとKさんので,そばに車を停めてハクガンを見ているとSさんもやってきた。Kさんが「ハクチョウより白い」と仰っていたがそのとおりだ。ネコに驚いて1度飛んだが,飛ぶと青い空に白い体が映え,また,翼の先端だけが黒くって,とても美しい。まぶたの裏に焼きついた。5羽一緒に行動していた。

 (※ いただいた情報なので場所の公開は控えさせていただく。)

_060129__0015 _060129__0022  ハクガンを見てしまったので,蕪栗ではガンの群れを見る気が沸かず,通り一遍にサーッと流してしまった。鳥の数も種類も少なかったが,ここでこんなに少ないことは滅多にあるもんじゃない。沼ではハクセキレイが数十羽の群れを作っていたのが目新しかった。タゲリも十数羽いた。ヒシクイは相変わらず多い。今回はヘラサギが見当たらなかったが,この付近のどこかにはいるのだろう。青い空をヒシクイやダイサギが飛んでいくのが美しかった。

 すぐに夕方になるので,鳥の出が悪い蕪栗から移動し,伊豆沼で落雁を見ることにした。伊豆沼では3工区を通って伊豆沼をさらっと覗き,その後2工区に向かった。沼は氷が結構解けており,水面も広くなっている。カワアイサやホオジロガモがちらほら見える。氷の端に食べ物があるらしくオオハクチョウが集まっている場所があった。

_060129__0038  オオハクチョウもよくよく考えると不思議な生き物だと思う。鳥って「飛ぶ」ために体を特化させて進化してきており,前足を翼に変化させたほか,体を軽くするため骨の構造を変えスカスカにし,また,消化物をすぐに排泄できる体の仕組みになってきたのだが,ハクチョウは消化効率の悪い物を食べているため,大量に餌を採る必要があり,(多分)消化器官が大きくなり体がでかくなっている。その体を維持するために,小さな動物のようにしょっちゅう食べていなければならない。悪循環だ。翼と体重の関係からするとオオハクチョウが飛ぶことのできる最大の生き物だという。それにしても,こんなものうまいと思って食べているのだろうか。草の根っことデコレーションケーキを並べたらどっちを食べるのだろう? (自明かな) 閑話休題

_060129__0051 _060129__04987  2工区に行くと沼へのねぐら入りに備えてか田んぼにマガンが多数集まってきていた。陽がだいぶ傾いてきているので,陽を背にすると鳥たちがとてもきれいだ。目がキラキラ光っている。晴れていても地平線の雲にさえぎられることが多いのだが,この日は全く雲がない。年に何度もない日の入だった。

_060129__04994 _060129__0065 _060129__0213  落日前にガンが落ちてくることは期待していなかったが,落日をどこから見ようかと,ガンの動きと日の入る場所を見ながら,車をあちらこちら移動し,土手道中央部の駐車場付近に陣取った。結局はいつもと同じ場所だった。日の入は午後4時50分頃で,その前後から落雁が徐々に始まり,日没後の5時過ぎにピークを迎え,5時半頃にはだいぶ落ち着いてきた。最盛期より羽数が少なくなっているような気がするが,この日は空が金色に染まったこともあり,充分に満足できる落雁だった。

 蛇足になるが,マガンってどんな気持ちでねぐらに向かうのだろう。人間であれば,暖かい風呂や夕食,そして布団を期待するところだが,ガンのねぐらは冷たい水面だ。朝には凍り付いていることもある,そんなねぐらだ。ねぐら入りのときにホッとするなんてことあるんだろうか。

【観察できた鳥】

トビ,マガン,マガモ,オオハクチョウ,ヒシクイ,モズ,タヒバリ,ハクセキレイ,ベニマシコ,アオサギ,タゲリ,ダイサギ,ムクドリ,ホオジロ (14種)

【写真】(スイートホーム?に向かうガンの群れ,沈む夕陽の手前に降り立つマガン,日没後の落雁×2)

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コメント

>ねぐらでホッとする・・・
寝入ったら、明け方に体と湖面とが凍り付いて動けなくなりますよね・・・^^;
やっぱり、ホッとしないんでしょうか・・?
難しい事考えてましたね~。
私も悩んで、布団でホッと出来なくなりそうです(笑)


投稿: mayami | 2006/02/02 21:57

すみません。いつもこんなことばかり考えている私です。(^^ゞ

たぶんガンたちは何も考えていないんでしょうが,ついつい擬人化してしまいます。

でも,しつこいようですが,私たちって眠るときには暖かいフワフワしたものに包まれていたいのですよね。でも,彼らは凍てつくような寒さの中,しかも,水の中ですよ~。どんな思いか想像できません。(~_~)

投稿: yamame | 2006/02/02 22:14

私なんかは、電気毛布ですからね~。
鳥に生まれ変わるなら、南系のグータラできる鳥が良いです♪
で、草の根っこより、断然ケーキ!
ケーキ鳥になりたいです。
yamameさんは、ラーめんどり。
めん鳥は、♀ですね・・^^; m(_ _)m

投稿: mayami | 2006/02/03 17:20

朝起きたら、足が氷の中で抜けないんんてことは、時々あったりして....(^^ゞ...抜くために、片足は羽毛の中に入れて寝るらしいですよ。
朝起きて、片足が氷の中で抜けないとき、羽毛の中で暖めておいた足で踏ん張って、抜くと......

投稿: まぐぴ | 2006/02/03 22:49

(^_^.)

投稿: yamame | 2006/02/04 05:35

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