« 伊豆沼 2005/10/02 | トップページ | 飛島 2005/10/08-10 »

2005/10/07

蕪栗 2005/10/02

14:35 曇り

 伊豆沼から蕪栗沼に移動した。朝からずっと雨が降ったりやんだりだったが,蕪栗に着く頃には天候が回復してきた。空の一部に青空も見える。

_051002__0147  雨の心配がなさそうだったので,白鳥地区の駐車場に車を置いて,蕪栗沼方面に歩いた。白鳥地区は相変わらずヨシが密生していて,何も見えない。蕪栗沼に向かう土手の道周辺も何もいなかった。蕪栗沼には伊豆沼と同じく,サギ類,カモ類,シギチ類が入っていた。シギチでは,オオハシシギを集中的に撮影したが,デジスコでも遠すぎて証拠写真程度にしかならなかった。沼に空が映ってとてもきれいだった。

_051002__0137  ところで,同じ空なのだが,蕪栗沼周辺から見る空はいつもとても美しく見える。特にこの日は秋の雨上がりで空気が澄んでおり,とてもきれいだ。曇りから晴れに変わりつつある光と雲の様子が絵画のようにも見える。そんな空をバックに,マガンの群れはいくつも頭上を飛んだ。昨年,日没前の金色の空をバックにしたマガンを撮影に通ったことがあるが,こんな空もなかなか良い。肌で感じる空気の流れや光の奥行き,繊細さは写真では表現できない。うまく撮れないのは私の腕のせいだ。

_051002__0185  白鳥地区の土手向こうの田んぼには,飛んできたマガンたちが集まっていた。首をもたげ警戒する様子を見ながら,恐る恐るそ~っと近くに寄ってみた。幸い飛ばれず,すぐに慣れ,警戒を解いてくれた。それどころか,どんどん飛んできてどんどん増えてきた。カウントしなかったが,伊豆沼の大きい方の群れの2倍以上はいたと思う。

_051002__0266  悪気はないのだが,雁にはこれまで何度も飛ばれ,驚かせて,心苦しい思いをしてきた。こちらではまだまだ遠いと思っていても,向こうはそう思ってくれない。以前のことだが,白鳥地区の土手に何気なく姿を見せ,そこにいた数千羽を飛ばしたときには自己嫌悪に陥ってしまった。これからもやらかすかもしれない。そのため,警戒してみんな首を上げている写真や飛び立つ所の写真はあまり見たくない。やはり,雁行写真や降り立つ所の写真などが心の健康には良い。

_051002__08609 _051002__img_0007  猛禽ではオオタカを見かけた。蕪栗沼と白鳥地区にはさまれた土手にこのオオタカに襲われたと思われる鳥の羽根が散らばっていた。何だろう?と調べてみると,緑色に輝くきれいな羽根が混ざっていた。たぶんコガモの翼鏡だろう。オオタカには全く不必要なものだが,羽根コレクターには垂涎ものかもしれない。私には羽根コレクションの趣味はないが,ついつい持ち帰ってしまった。誰かにあげようか,と思っている。

 ところで,この日,白鳥地区の奧のヨシ原からオオセッカの声(さえずり-ぐぜり?)がした。まさか,と思って耳を澄ませて聞きなおしたががモズやツバメ,セキレイなどではない。繁殖はしていないと思うので渡りの途中かもしれない。それでも「まさか」なので,「?」を付けておいた。以前鳥の海の奧のヨシ原でも「らしい」個体を見たことがある。やはり渡りの時期だった。県支部で出している「宮城県の鳥類分布」によると,「少ない冬鳥」,とある。

【観察できた鳥】
チョウゲンボウ,ハシブトガラス,アオサギ,ハシボソガラス,マガン,トビ,ウグイス,オオタカ,ダイサギ,モズ,ショウドウツバメ,オナガ,タカブシギ,トビ,オオハシシギ,オグロシギ,ツルシギ,アマサギ,コサギ,スズメ,ノビタキ,オオセッカ?,オナガガモ,カワラヒワ,オオバン,コガモ,ツバメ,ハクセキレイ (28種)

【写真】(左上から,オオハシシギ,ダイサギ,ノビタキ,マガン×5)

_051002__08590 _051002__08547 _051002__08681 _051002__0149 _051002__0164 _051002__0178 _051002__0330 _051002__08622

« 伊豆沼 2005/10/02 | トップページ | 飛島 2005/10/08-10 »

0502 宮城県/蕪栗」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 蕪栗 2005/10/02:

« 伊豆沼 2005/10/02 | トップページ | 飛島 2005/10/08-10 »