« 飛島 2005/10/08-10 | トップページ | 伊豆沼 2005/10/23 »

2005/10/20

蕪栗沼-伊豆沼 2005/10/17

(蕪栗) 07:00 曇り時々晴れ   (伊豆沼) 12:40 曇り

 雁の渡来が例年より早めだという新聞記事を見た。2週間前に行ったときはまだ少なかったが,どんな状況になっているのだろう。

_051017__0012 _051017__09072  朝暗いのでついつい出かけるのが遅くなり,着いたのがもう7時過ぎだった。駐車場から蕪栗沼に向かう土手道はセイタカアワダチソウでいっぱいだった。歩いていくとまもなく尾が長めに見える鳥が10羽フワフワと飛んでいく。カケス(写真左)だった。移動の途中なのだろう。周辺の木やヨシ原からはカシラダカやオオジュリンの声がする。油断してたらもう来ていたのか。もしかして冬に居つくものとは違うかもしれない。ガ,ガという声もしたが,これはジョウビタキか? 冬鳥では他にタヒバリ(写真右)も来ていた。

_051017__09043  モズ♂(写真)が木の頂で盛んにオオヨシキリの真似をしていた。ここはオオヨシキリが多いところなので夏の間覚えたのだろう。でも,声量が足りずあまり上手ではない。ウグイスの下手なさえずりも聞こえたので,これもモズの真似かと疑ったが,こちらは地鳴きに続いて聞こえたので,本物だろう。ほかにヒバリもさえずっていた。

_051017__08999 _051017__0094  蕪栗沼の中にはシギチとシギ類のみでガンカモ類はいなかった。シギチでは朝にウズラシギ(写真左)4羽とツルシギがいたが,まもなく飛んでしまいいなくなってしまった。戻ってこなかった。シギチはいつまでいるのだろう。雪や氷の世界になっても越冬するものもいるのだろうか。土手道ではキタテハ(写真右)が大量にいて,セイタカアワダチソウで吸蜜していた。歩いていると足元から飛び立っていく。どれもきれいな個体だったので最近ここで発生したものだろう。

_051017__0265 _051017__0117  ガンは周辺田んぼと白鳥地区内にいた。どちらも大きな群れを形成しており,まだ分散していないようだった。蕪栗沼周辺を歩いている間も頭の上をひっきりなしに飛んでいた。猛禽ではいつものチュウヒのほかノスリ(写真左)の姿も観察できた。上空を旋回していた。内陸だがミサゴ(写真右)も観察できた。

_051017__0320 _051017__0424  蕪栗沼の後は伊豆沼に行った。このコースのときは三工区から巡回することが多い。この日は最初に寄った三工区におびただしい数のガン(写真左)がいた。蕪栗沼周辺よりさらに大きな群れだった。ここのほか,三工区に近い新田側の沼(写真右)と獅子ケ鼻の辺りにもおびただしい数のガンの群れが入っていた。大きなガンの群れに感激し,伊豆沼ではガン以外の鳥を見るのを忘れていた。これだけ数が多いと珍ガン情報があっても探す気が挫けてしまう。それにしても見事。圧倒される。

_051017__0477 _051017__0442  写真も数多く撮影してしまった。すでに在庫もたくさんあるが,ついついシャッターを押してしまう。鳥の中でガンが一番好き,という訳ではないがガンの写真が一番多い。宮城県なのでやむを得ない。酒を飲みながら写真を整理していると,我ながら傑作だと思うものがあり,「すごい!」なんて一人で口走ったりしているが翌朝見るとそうでもなかったりする。困ったもんだ。

 カリガネやシジュウカラガンの情報があったのだが,この日は見つけ出すことができなかった。近いうちに会えると良いのだが,いつまでも会えないとストレスが溜まってしまう。早い時期に会いたいものだ。次回にまた期待だ。

<追記>

 この日は落雁まで堪能した。新田方面にも降りていたようだが獅子ケ鼻に位置取りして眺めた。日没後,薄暗くなる午後5時前くらいから多くなり,かなり暗くなった5時15分過ぎからがピークだったように思う。迫力だった。土手からさほど遠くない場所に降りていたので,翌朝の飛び出しはさぞ豪快だったろう。

【観察できた鳥】

(蕪栗沼)

マガン,ハシボソガラス,スズメ,ヒバリ,ハシブトガラス,モズ,ハクセキレイ,ウグイス,シジュウカラ,カケス,カシラダカ,ヒヨドリ,カワラヒワ,ツルシギ,ウズラシギ,イカルチドリ,ダイサギ,アオサギ,オオジュリン,アオジ,ヒドリガモ,オナガ,アカゲラ,チュウヒ,トビ,ミサゴ,キジバト,ノスリ,オナガガモ,コガモ,オオバン,マガモ,タヒバリ,カルガモ,セグロセキレイ,アオアシシギ,ジョウビタキ? (37種)

(伊豆沼)

マガン,トビ,アオサギ,モズ,ハシブトガラス,オオバン,コガモ,ツルシギ,アオアシシギ,オグロシギ,オオハシシギ,セグロセキレイ,ハクセキレイ (13種)

【写真】(左上から,ダイサギ,ホオアカ,蕪栗沼のマガン×2,アオアシシギ,コガモ,セグロセキレイ,伊豆沼のマガン×6,伊豆沼新田の夕暮)

_051017__09046 _051017__09073 _051017__09076 _051017__0211 _051017__09209 _051017__09239 _051017__09207 _051017__0398 _051017__0481 _051017__09121 _051017__09149 _051017__09158 _051017__09179 _051017__09281

« 飛島 2005/10/08-10 | トップページ | 伊豆沼 2005/10/23 »

0501 宮城県/伊豆沼」カテゴリの記事

0502 宮城県/蕪栗」カテゴリの記事

コメント

トップの写真は、ガン、ガン、ガンとガン尽くしですごいですね。

某MLの情報によると、重要なガンの中継地の北海道長都沼の水位が下がり、中継地として利用できない状況だとか。そんな理由もあって、南下が早いのかもしれませんね。

投稿: まぐぴ | 2005/10/22 09:38

> ガン、ガン、ガンとガン尽くしですごいですね。

はい,すごかったです。田んぼ一面のガンを見ていたら,さらにどんどん飛んできました。
多かったのは中継地の環境の影響も関係しているんでしょうか。
それにしても情報が早いですねぇ。

この日曜日も雨の中出かけたのですが,ずいぶん減っていました。分散したのかなぁ。

投稿: yamame | 2005/10/25 06:08

某MLに、海道長都沼の水位が低い影響で、南下が早いのかもとコメントしたら、いや違うと全面否定されちゃいました....(^^ゞ

違ったようです、推測が。

全体的に渡りは早いらしいとのことです、ガン類は。

投稿: まぐぴ | 2005/10/25 21:46

> 全面否定されちゃいました

・・・ですか。^_^;

投稿: yamame | 2005/10/26 06:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 蕪栗沼-伊豆沼 2005/10/17:

« 飛島 2005/10/08-10 | トップページ | 伊豆沼 2005/10/23 »