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2005/07/05

十二湖 2005/07/02

1日目 06:10~ 晴れ時々曇り

 青森県深浦町の十二湖に行ってきた。昨年アカショウビンに振られたリベンジだ。午前1時半起床午前2時に仙台を出発。現地で車を降りたのは6時10分頃だった。事前の天気予報は良くなかったが,日頃の行いが良いのか晴れている。まずは,長池-ブナ原生林-青池-鶏頭場の池-落口の池-沸壷の池と回って,また長池に戻るコースを歩くことにした。

_050702__00154  「長池」(写真)ではさっそくアカショウビンが出てくれた。昨年は声だけで姿が見られなかったが,今回は初っ端に出会うことができた。何ともあっさりとリベンジが成った。枝に止まってじっとしているので,デジスコ撮影もバッチリだ。と,言ってもまだ明るさが充分でなかったので,最初は暗い写真になった。(翌日モードを変えるときれいに撮影できることを学習したが,このときはまだわからなかった。) ここではオシドリ親子も観察できた。周囲の木々にはモリアオガエルの卵塊が鈴なりになっていた。

_050703__00061  「ブナ原生林」を歩くとブナの実がたくさん落ちている。大きな蕗の葉の上に乗っていたりする。木々の緑は新緑よりも濃い色に変わっているが,まだ盛夏の濃い緑にはなっていない状態だ。キビタキのさえずりが気持ち良い。十二湖はキビタキがとても多いところだ。葉が茂っているため撮影はしなかった。盛期は過ぎているので,さえずりのシャワーとまではいかないが,ヤマガラ,ヤブサメ,ツツドリなどの声は聞こえてくる。林の切れ目の陽が当たっている場所には,ヒメキマダラセセリやカラスアゲハなどのチョウも見られた。

_050703__00171  「青池」は相変わらず青くて美しいが去年より幾分濁っているような気がした。ここでは盛んにオオルリがさえずっていた。「鶏頭場の池」(写真)は水がとても多い。昨年カワセミが居ついていた枯れ木群がすっかり水に沈んでいる。後で聞いたのだが,昨冬の豪雪で雪解け水が多かったようだ。「青池」の濁りも「鶏頭場の池」の水量もそのせいだったようだ。「鶏頭場の池」ではヤマセミとも出会うことができたが,撮影する前に鳴きながら対岸に飛んで見失ってしまった。「鶏頭場の池」は大きな池だが,アカショウビンは「挑戦館」近くの薄暗い場所が餌場となっているようだ。昨年山ほどいたゴジュウカラの姿は見られなかった。

_050703__00175  「落口の池」では着いた途端,湖上を赤いものが左から右に飛んだ。アカショウビンだ。湖畔の木に止まったようだが木に隠れて姿は見えなかった。カワセミも飛んだ。これでカワセミ類3種揃ったことになる。こちらは2羽,鳴きながら何度も飛んでいた。対岸の木の枝にとまったが60×の接眼レンズに取り替えてようやく見える距離だ。撮影はせず観察だけにした。代わりに対岸でまどろんでいたカルガモを撮影した。ここまででもう10時近くになっており,陽もずいぶん高くなってきた。トンボやチョウも活動してきたようだ。ここではタテハチョウの仲間,ヒョウモンチョウの仲間,サナエトンボの仲間などを観察できた。

_050702__00184  「沸壷の池」(写真)は林の中にある小さな池だ。池に苔がむしている倒木もあり,とても雰囲気が良い。空気も違うように感じる。林道を歩いて「長池」方面に戻る。車に戻る前にもう一度「長池」を覗くと,いた,いた。アカショウビンだ。早朝の個体と同じ個体か。今度は朝よりも近い。明るくなってきたのでさっきよりも撮影条件は良い。再びじっくりとデジスコ撮影する。何度か水に飛び込む光景も見せてくれた。モリアオガエルでも食べているのだろうか。朝は暗くて撮影できなかったオシドリの子どもたちも撮影できた。

 そうこうしているうちにお昼近くなったので「王池」湖畔の食堂で山菜そばの昼食をとった。その後,越口の池湖畔にある十二湖ビジターセンター,イトウ養殖場などを覗きながら腹ごなしをし,「八景の池」をひと回りする遊歩道を歩いた。ここではイトトンボがいた程度で収穫はあまりなかった。

_050702__00401  その後は黄金崎の「不老不死温泉」行くことにした。近くの海岸や港に寄りながら行ったのだが,オオセグロカモメの姿も成鳥幼鳥交えて何羽か観察できた。この時期も複数いるということは繁殖しているのだろうか。磯場でネギのような不思議な花(写真)も見つけた。これは一体なんだろう? 「不老不死温泉」はホテルフロントで600円支払って,内風呂に入ってから露天風呂に入るシステムだった。露天風呂は当然外にあって,海(磯)にそのままつながっている。この日は日差しが強かったので長時間入っているのはつらかったが,時期を選べば最高だろう。さえぎるものもなく海が目の前に広がっているので,日没時には太陽がジュッと音を立てて海に沈む光景も見られそうだ。風呂は混浴と女湯に分かれていた。お湯自体はしょっぱかった。

_050702__0531  温泉に入って気持ち良くなったところで,また十二湖に戻る。もうだいぶ陽が傾いてきたが,アカショウビンと並びもうひとつ密かに期待していたのがハッチョウトンボ。運良く,親切な方に場所を教えていただくことができた。希少種なので,知っていても教えてくれない人もいるのではないだろうか。感謝感謝である。場所はわかりずらかったが,何とかめでたく出会うことができた。♂も♀も湿地のあちらこちらにいた。初めて見るトンボだったのでとても感動した。図鑑や写真では見てあこがれていたが,実際に見ると全く違う。とても小さくめんこい。飛んでもすぐ近くにすぐにとまる。ちょうど時間も良く,夕日を浴びているハッチョウトンボを撮影することができた。大満足だ。

_050702__00436  宿は「末丸旅館」。「八景の池」のほとりにある旅館だ。部屋から池が一望できる。キビタキやオオルリのさえずりも部屋に居ながらにして聞くことができる。料理(写真)も最高。今まで色んな所に泊まってきたが,ここの料理が一番のお気に入りになった。山のものも海のものもあり,素材が良い。又,仕事が丁寧で味付けもとても良い。思わずニコニコしてしまった。お酒もついつい進んでしまい,夜8時には布団に入り眠ってしまった。星もきれいだったと思うがこちらは残念ながら見ることができなかった。ヨタカが鳴いていたような気がする。

【観察できた鳥】 (2日目のページにまとめて書くこととする。)

【写真】(左上から,アカショウビン×3,オシドリjr×2,イソヒヨドリjr,ウミネコ,オオセグロカモメ,ホオジロ,モズ,イチモンジチョウ,コミスジ,ツマジロウラジャノメ,ヒメキマダラセセリ,ハッチョウトンボ♀,ハッチョウトンボ♂)

_050702__00324 _050702__00325 _050702__00375 _050702__0176 _050702__0117 _050702__0411 _050702__00423 _050702__00418 _050702__0425 _050702__0401 _050702__0261 _050702__0012 _050702__0349 _050702__0008 _050702__0501 _050702__0488

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コメント

赤いのが鳥もとんぼもゲットされたのですね。
お酒の進む料理と、宿からの野鳥も、うぅんうらやましいっすぅ。

投稿: まぐぴ | 2005/07/05 22:22

ちょっと時期が遅かったのですが楽しい時間を過ごしてきました。特にハッチョウトンボは思いがけず出会えてラッキーでした。(^_^)

2日目はきょう明日中にアップしたいです。

投稿: yamame | 2005/07/06 07:06

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