葛西臨海公園 2005/05/21 8:30 晴れ
アジサシをどうしてもどうしても見たくなって,千葉県の三番瀬方面に行くことにしました。ちょうど今の時期がアジサシの渡りのようです。事前に調べた潮汐表では干潮が午後のようなので,本命の三番瀬にはお昼頃に行くことにし,午前中早い時間は同じ京葉線沿線の葛西臨海公園で遊ぶことにしました。仙台駅6:00発の新幹線で東京駅7:44分,京葉線に乗り換えて葛西臨海公園駅着が8:11でした。
朝は人があまりいなくて快適に公園まわりをしました。ウォーキングする人程度です。時期のせいか小鳥系はあまり観察できず,「下の池」の観察広場でようやく鳥にありつけた,という状態でした。オナガも声だけで姿は見られませんでした。遊歩道を歩く途中,アオスジアゲハやギンヤンマが観察できました。特にアオスジアゲハは羽がキラキラ光ってとてもきれいです。仙台では今の時期思いもよらないような虫たちと会うことができ,とても良い気持ちです。写真は「鳥類園」入口です。
「下の池」にはキアシシギとコチドリ,そしてコアジサシ(!)。上の池にはホシハジロ,オオバン,カワウ,カイツブリなどがいました。アカミミガメも甲羅干しをしています。くるりと遊歩道を一回りして橋を渡り,西なぎさに移動すると,いたいた!コアジサシ。でも潮干狩りの人もなぜか大勢います。どうして? 確か干潮は午後だったのでは,と思いましたが,早めに潮が引いてきているんだと自分を納得させて,とりあえず「東なぎさ」の海側を望遠鏡で見みました。「すごい!」ウspの向こうに無数のアジサシspの群れ。東なぎさは橋がかかっていないので人が渡れません。野鳥のパラダイスそのもののようです。
潮干狩りの混雑を避けながら西なぎさの奧,西側に向かうとコアジサシの影が濃くなってきました。トウネンの姿も見えるようになってきました。コアジサシは,目の前すぐ近くで何度も何度もダイビングを見せてくれます。♂が捕らえた魚は,このように♀にプレゼントをしています。この写真は♂が♀にこびているような感じですね。この後,♀はしっかりとプレゼントを受け取っていました。このような風景は,ここ以外でも何度も何度も見ることができました。
空いた時間に立ち寄ったつもりの葛西臨海公園で思いがけず,コアジサシを堪能することができました。ただし,午後に干潮になるはずだったのに,どんどん潮が満ちてきていたのは何故??? (続く)
【観察できた鳥】
スズメ,ムクドリ,ヒヨドリ,ツバメ,オナガ,キジバト,オオヨシキリ,カルガモ,カワラヒワ,ダイサギ,キアシシギ,ハシブトガラス,コチドリ,アオジ,コサギ,イワツバメ,コアジサシ,オオソリハシシギ,スズカモ,ホシハジロ,カイツブリ,カワウ,オオバン,ハクセキレイ,イソシギ,ハマシギ,トウネン,キョウジョシギ (28種)
【写真】 (左上から,カイツブリ,カワウ,キアシシギ,コチドリ,トウネン,コアジサシ×3)
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